重要: Box Driveの新しいバージョン (v.2.24.193) をリリースしました。このバージョンは、macOS 11.5以上でサポートされるAppleのFile Provider Extension (FPE) に基づいて構築されており、M1デバイスでのシームレスなアクセスとサポートを提供します。 このBox Driveの新しいバージョンは、こちらからダウンロードしてください。
Boxをご利用のお客様に、 M1チップを搭載した新しいAppleデバイス と互換性のあるBox Driveのパブリックベータ版をリリースしました。 このバージョンのBox Driveをインストールする方法については、以下を参照してください。
M1対応Box Driveパブリックベータに関する重要なお知らせ
- Box Driveでは、現在、カーネル機能拡張が使用されています。M1デバイスを使用するユーザーは、カーネル機能拡張を使用するアプリケーションを実行するために [低セキュリティ] を有効にする必要があります。今年後半にリリースを予定しているBox Driveのバージョンでは、カーネル機能拡張が不要になり、[低セキュリティ] を有効にする必要がなくなります。それまでの間、Box Driveを使用する場合は、[低セキュリティ] を有効にする必要があります。
- Mac OSシステムには、Big Surでのカーネル機能拡張の使用に関連した既知の問題があります。これは、M1デバイスでBox Driveのバージョンをアップグレードするユーザーに影響します。M1デバイスを使用していないユーザーには影響しません。この問題が修正されるまで、パブリックベータビルドが別のバージョンに自動更新されることはありません。
M1対応Box Driveパブリックベータのインストール
インストールを続行する前に、Box Driveの既存のバージョンをすべてアンインストールしてください。
Box Driveをアンインストールするには:
- Box Driveを終了します。
アンインストールスクリプトを実行します。
ターミナルを開きます。
「/Library/Application\ Support/Box/uninstall_box_drive」と入力します。Enterキーを押します。
ターミナルでアンインストールを完了するためにパスワードを入力するよう求められます。ターミナルでは、入力したパスワードは表示されません。パスワードの入力後、Enterキーを押します。
Box Driveのアンインストール後、M1対応Box Driveパブリックベータをインストールします。
M1対応Box Driveパブリックベータをインストールするには:
- M1対応Box Driveパブリックベータをダウンロードしてインストールします。
- Box Driveを起動すると、Rosettaをインストールするよう求められます。Rosettaは、Box Driveを実行するために必要です。
- Rosettaをインストールしたら、[続行] をクリックします。
Box Driveインストール後、ログインウィンドウが表示される前に、Boxシステム機能拡張を有効にするかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。[システム環境設定を開く] をクリックします。
変更を加えるには、次の画面でロック解除 (カギ) アイコンをクリックし、[システム機能拡張の有効化] をクリックします。
Driveではカーネル機能拡張が使用されているため、M1デバイスでDriveを使用するには、リカバリモードで起動し、[低セキュリティ] を有効にする必要があります。そのためには、まず [システム終了] をクリックします。
リカバリモードで起動する手順については、こちらを参照してください。
2つのサブオプションを選択した状態で [低セキュリティ] を選択します。
設定を適用するために、デバイスを再起動します。
- デバイスが再起動したら、Box Driveを再起動します。
[システム環境設定を開く] をクリックします。
変更を加えるには、ロック (鍵) アイコンをクリックし、[開発元"Box, Inc."のシステムソフトウェアが更新されました] の横にある [許可] をクリックします。
設定を有効にするために、デバイスを再起動します。
- デバイスが再起動したら、Box Driveを再起動します。
ユーザーのインストール手順を簡単にするためのエンタープライズ管理オプション
MDMに登録済みのMacデバイスを管理するには、Appleが提供するエンタープライズ管理の構成オプションを使用すると、ユーザーのインストール手順を簡単にできます。以下は、手順とその結果であるユーザーエクスペリエンスの概要です (紹介されいている手順については、Appleが提供するエンタープライズ管理の構成オプションを参照してください)。
構成の種類 | 管理者による構成手順 | エンドユーザーのエクスペリエンス |
MDMへの自動デバイス登録 | レガシーのシステム機能拡張を管理する方法 macOS Big Surに新しいまたは更新されたカーネル機能拡張をインストールするには、以下のいずれかの方法があります。
承認済みのカーネル機能拡張のセットが変更されたときは、初回の承認後またはバージョンが更新後でも必ず再起動が必要になります。
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MDMへのデバイス登録 | レガシーのシステム機能拡張を管理する方法 macOS Big Surに新しいまたは更新されたカーネル機能拡張をインストールするには、以下のいずれかの方法があります。
承認済みのカーネル機能拡張のセットが変更されたときは、初回の承認後またはバージョンが更新後でも必ず再起動が必要になります。
Appleシリコン搭載のMacコンピュータにカーネル拡張機能をインストールする前に、以下のいずれかの方法でセキュリティポリシーを変更する必要があります。
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カーネル機能拡張の更新を伴う今後のソフトウェアアップデートでは、ユーザーが新しいカーネル機能拡張を手動で許可する必要はありません。新しい更新を有効にするには、ユーザーは再起動が必要になります。 |
既知の問題
M1チップ搭載デバイスのBox Driveに関する既知の問題のリストについては、こちらの記事を参照してください。