DICOM (Digital Imaging and Communications in Medicine) とは、医用画像情報を処理、保存、出力、送信するための規格です。Box DICOMを使用すると、X線、CTスキャン、超音波、MRIなどの医用画像をクラウドで安全に保存、表示、共有できます。具体的には、DICOMファイルをアップロードしたり、複数の標準DICOMファイルを「つなぎ合わせた」boxdicomスタディを作成したり、任意のウェブブラウザまたはモバイルデバイスでそれらのスタディを表示したりできます。
重要:
日本時間2022年1月1日をもちまして、Box DICOM (boxdicomスタディのアップロード、作成、プレビュー機能) のサポートを終了しました。
Box DICOM Viewerをカスタムアプリケーションに埋め込む
Box DICOM Viewerは、iframeに埋め込むことも、以下のJavaScriptを使用して直接埋め込むこともできます。
<script>
box.dicom.createViewer(document.body,{
'accessToken': 'MY_ACCESS_TOKEN',
'studies': [{
'fileId': 'MY_FILE_ID'
}]
});
</script>
Box DICOM Importツール (日本未提供) をカスタムアプリケーションに埋め込む
Box DICOM Importツール (日本未提供) を使用すると、フォルダやサブフォルダの中でDICOMデータをインテリジェントに探すことができます。 Box DICOMでは、DICOM以外の資料が認識されるため、実行可能ファイルなどの不要なコンテンツがアップロードされません。 検出されたファイルは、患者やスタディの詳細に従って分類されます。
Box DICOM Importツール (日本未提供) は、以下のJavaScriptを使用してカスタムアプリケーションに埋め込むことができます。
<script>
box.dicom.createImportWidget('my-container', {
'accessToken': 'MY_ACCESS_TOKEN',
'folderID': 'MY_FOLDER_ID'
});
</script>
Box DICOMのリソース
Box DICOM Proxy (日本未提供)
Box DICOM Proxy (日本未提供) は、病院または医療グループのPACSから直接、保護されたDICOM画像を安全にBoxにアップロードするオンプレミスアプリケーションです。Box DICOM Proxy (日本未提供) を使用すると、仮想プライベートネットワーク (VPN) を使用しなくても、インターネット経由でDICOMファイルを送信できるようになります。
DICOMデバイスの多くは、セキュアな暗号化をネイティブにサポートしていません。したがって、多くのプロバイダは、ローカルネットワークとリモートネットワークの間にVPNトンネルを作成しています。ただし、VPNには、設置やメンテタンスにかかるコストの高さ、脆弱さ、信頼性の低さなど、いくつかの問題があります。こうした問題を抱えるVPNは、あまり望ましい選択肢ではありません。
Box DICOM Proxy (日本未提供) を使用すれば、DICOMファイルを送信または共有する際にVPNは不要になります。詳細については、以下のリソースを参照してください。