Box Appsでメタデータを使用して、コードを必要としないアプリケーションを作成しましょう。 簡単に操作できる実用的なグラフィックアプリをチームに提供することで、契約管理、オンボーディング、資産管理、請求書作成などのプロセスを自動化できます。 Box Appsでは、Box Relay、Box Forms、Box Doc Gen、Box Sign、Box AIなど、さまざまなBox製品を活用できます。 例えば、契約管理では、Box RelayがBox Formsでプロセスを開始します。Box Formsで契約に関する基本情報を入力すると、Box Doc Genによって契約書が生成され、Relayがその契約書をBox Signの承認および署名に繋げます。 Box Signの承認プロセスの詳細については、署名用ドキュメントの送信を参照してください。
ユースケース
Box Appsのユースケースの例には以下のようなものがあります。
- 文書のプロセスを作成する
- 契約管理
- デジタル資産
- ブランド資産
- 不動産管理
- 請求書作成
- 顧客取引
- 企業のライブラリを作成する
- 人事
- IT
- コンプライアンス
- 営業
- マーケティング
ロールと権限
Box Appsには、Box管理者、Box Apps管理者、Box Appsビューアーという3つのロールがあります。
- Box管理者は、ユーザーに対してBox Appsを有効にするほか、Box Apps管理者を選択したり、メタデータテンプレートを作成したりすることができます。
- Box Apps管理者は、アプリの作成と編集、メタデータの管理などを行うことができます (詳細については下の表を参照してください)。
- Box Appsビューアーは、Box Appsに変更を加えることができず、自分が招待されたアプリの表示のみが可能です。
Box管理者 | Box Apps管理者 | Box Appsビューアー | |
Box Appsの有効化 (管理コンソール) | ✓ | ||
メタデータテンプレートの作成 (管理コンソール) | ✓ | ||
メタデータの管理 (Box Apps) | ✓ | ||
アプリの作成と編集 | ✓ | ||
アプリの削除 | ✓ | ||
アプリの共有 | ✓ | ||
アプリの表示と操作 | ✓ | ✓ |
Box Apps管理者の設定
Box Apps管理者は以下のことができます。
- [すべてのファイル] レベルからのコンテンツのアップロード
- 選択したコンテンツへのメタデータの適用
- アプリの作成、編集、削除、表示基準の設定
- 検索、検索結果の絞り込み、検索の保存
アプリレベルからBox Appsにコンテンツを直接アップロードできます。 [すべてのファイル] レベルからコンテンツをアップロードする方法については、ドキュメントのファイルやフォルダのアップロードとダウンロードセクションを参照してください。
前提条件
コンテンツのフォルダを選択または作成します。 そのためには、以下の手順を実行します。
- アプリに移動して、[ファイルまたはフォルダ] ブロックを作成します。
- [ファイルまたはフォルダ] ブロックの [ファイルまたはフォルダを選択] ダイアログでフォルダを追加します。
- 適切なフォルダに移動したら [新規] ボタンをクリックし、[ファイルのアップロード] または [フォルダ] の2つのオプションのいずれかを選択します。
ファイルのアップロード
[ファイルを選択] をクリックするか、[アップロード中] ウィンドウにコンテンツをドラッグアンドドロップします。
どちらのオプションでも、ファイルやフォルダを1つまたは複数アップロードできます。 [ファイルを選択] オプションを選択した場合、複数のファイルを選択するには、MacOSの場合はShiftキー、Windowsの場合はCtrlキーを押します。
[現在のファイル] タブの自動入力を使用して、アップロード処理中にメタデータを追加します。 アップロードの進捗状況を確認するには、[アップロード] タブに移動します。
フォルダ
フォルダ名を選択し、招待したユーザーを追加して、コラボレータの権限を選択し、[作成] をクリックします。 権限の詳細については、コラボレータの権限レベルについてを参照してください。