「管理対象ユーザー」とは、管理コンソールから直接管理するBoxアカウントのことです。 管理者は、管理対象ユーザーの追加、セキュリティ設定の編集、削除、適用、アクティビティレポートの実行が可能です。 これらのユーザーが自分のフォルダにアップロードしたファイルは、ストレージ割り当ての合計のカウント対象になります。
管理対象ユーザーを追加する際は、Boxへのアクセス権限も構成します。 1人の管理対象ユーザーを追加することも、複数の管理対象ユーザー (最大1,000人) を一括して追加することもできます。
前提条件
管理対象ユーザーを追加するには、以下である必要があります。
- 管理者
- [ユーザーを管理する] 権限が有効になっている共同管理者
1人以上の管理対象ユーザーを手動で追加するには、次の手順に従います。
- [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] に移動します。
- [管理対象ユーザー] タブをクリックします。
- [ユーザーの追加] () をクリックし、[手動でユーザーを追加] をクリックします。
- 管理対象ユーザーの名前とメールアドレスを入力します。
- 必要に応じて、ユーザーがメンバーとして所属するグループやユーザーがアクセスできるフォルダを選択します。
- 必要に応じて、ユーザーの行にカーソルを合わせ、歯車アイコン () をクリックしてその新規ユーザーの他のユーザー設定を構成するか、 をクリックした後に [すべての行に対してユーザー設定を選択] をクリックして、すべての新規ユーザーの他のユーザー設定を構成します。 詳細については、[管理対象ユーザー] タブセクション ([ユーザーとグループ] の設定) を参照してください。
- 必要に応じて、[ユーザーを追加] をクリックしてテーブルに行を追加します。 その後、ユーザーごとに手順4~6を繰り返します。
- [保存] をクリックします。
ユーザーを作成したら、さらにユーザーアカウントを設定できます。
旧デザインとの相違点
- 手順3では、[+ ユーザー] () をクリックします。
- 手順8では、[ユーザーを追加] をクリックします。
- 手順7で説明したように、手動でさらにユーザーを追加することはできません。 各新規ユーザーに対して、手順3以降を繰り返す必要があります。
複数の管理対象ユーザーを追加するには、次の手順に従います。
- [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] に移動します。
- [管理対象ユーザー] タブをクリックします。
- [ユーザーの追加] () をクリックし、[CSVでユーザーを追加] をクリックします。
- [Box CSVテンプレート] リンクをクリックして、サンプルのCSV (コンマ区切り値) ファイルをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルを任意のアプリケーションで開きます (スプレッドシートプログラムが最適です)。
- 追加するユーザーの名前、メールアドレス、およびその他の情報を入力します。詳細については、.CSVの有効な値を参照してください。
- ファイルをCSVファイルとして保存します (新しいファイル名で保存することをお勧めします)。
- ダイアログボックスの色付きの領域にファイルをドラッグするか、リンクをクリックしてファイルをアップロードします。
- 必要に応じて、ユーザーがメンバーとして所属するグループやユーザーがアクセスできるフォルダを選択します。
- 必要に応じて、ユーザーの行にカーソルを合わせ、歯車アイコン () をクリックしてその新規ユーザーの他のユーザー設定を構成するか、 をクリックした後に [すべての行に対してユーザー設定を選択] をクリックして、すべての新規ユーザーの他のユーザー設定を構成します。 詳細については、[管理対象ユーザー] タブセクション ([ユーザーとグループ] の設定) を参照してください。
- [保存] をクリックします。
ユーザーを作成したら、さらにユーザーアカウントを設定できます。
旧デザインとの相違点
- 手順3では、[一括追加] () をクリックします。
- 手順4のリンクは [フォーマットされたテンプレートをダウンロード] で、ファイルはExcelスプレッドシートファイルです。
- 手順6では、以下のように、[グループ]、[ストレージ]、[外部コラボレーション制限] オプションも入力できます。
- [グループ] - 「none」と入力するか、1つ以上のユーザーグループ名をセミコロンで区切って入力します。
- [ストレージ] - 「unlimited」と入力するか、ユーザーアカウントに割り当てられるプールストレージの容量 (GB) を表す数値を入力します。
- [外部コラボレーション制限] - 「enabled」または「disabled」と入力します。
- 手順7では、ファイルを.XSLXファイルとして保存します。 任意のセルのデータが未入力の場合や形式が正しくない場合は、ユーザーアカウントが作成されないのでご注意ください。
- 手順8では、[ファイルをアップロード] をクリックし、保存したファイルをアップロードします。
- 手順9は実行しません。
- 手順10では、テーブルの下にあるチェックボックスで、すべての新規ユーザーに対して2つの構成オプション ([共有連絡先] と [Box Syncの有効化]) を選択できます。詳細については、[管理対象ユーザー] タブセクション ([ユーザーとグループ] の設定) を参照してください。
- 手順11では、[OK] をクリックします。
.CSVの有効な値
複数の管理対象ユーザーを追加するためにアップロードする.CSVファイルには、以下のユーザーデータを含めます。
- 名前
- メール
- ストレージ
- 共有連絡先
- Sync
- 外部コラボレーション制限
- デバイスの管理
- 言語
- グループ
このセクションでは、上記の各種データに有効な値について説明します。
- 名前
- 管理対象ユーザーの [名前] フィールドの値を入力します。 ASCII文字の場合は100文字以内、2バイト文字の場合は50文字以内で入力してください。
- メール
- 管理対象ユーザーの [メール] フィールドの値を入力します。 [login]@[domain].[tld] 形式にする必要があります。
- ストレージ
-
管理対象ユーザーの [割り当て済みストレージ] フィールドの値を入力します。 以下の値を指定する必要があります。
- 0以上の数値。 小数点以下は切り上げられます。 管理対象ユーザーに割り当てるストレージ容量をGB (ギガバイト) 単位で表します。
- 文字テキスト
unlimited
。このテキストを指定すると、[割り当て済みストレージ] フィールドの [無制限] チェックボックスがオンになります。
- 共有連絡先
-
管理対象ユーザーの [ロールおよびアクセス権限] セクションにある [共有連絡先] の切り替えの値を選択します。 有効な値を以下に示します。
- no
- yes
注
管理対象ユーザーのデフォルト値は
yes
です。
- Sync
-
管理対象ユーザーの [ロールおよびアクセス権限] セクションにある [Box Sync] の切り替えの値を選択します。 有効な値を以下に示します。
- no
- yes
注
管理対象ユーザーのデフォルト値は
no
です。
- 外部コラボレーション制限
-
管理対象ユーザーの [ロールおよびアクセス権限] セクションにある [外部コラボレーション制限] の切り替えの値を選択します。 有効な値を以下に示します。
- no
- yes
注
管理対象ユーザーのデフォルト値は
no
です。
- デバイスの管理
-
管理対象ユーザーの [ロールおよびアクセス権限] セクションにある [デバイスの管理] の切り替えの値を選択します。 有効な値を以下に示します。
- no
- yes
注
管理対象ユーザーのデフォルト値は
no
です。
- 言語
-
管理対象ユーザーの [言語] フィールドの値を入力します。 有効な値 (とその意味) を以下に示します。
bn-IN
(ベンガル語/বাংলা)da-DK
(デンマーク語)de-DE
(ドイツ語)en-AU
(英語 - オーストラリア)en-CA
(英語 - カナダ)en-GB
(英語 - 英国)en-US
(英語 - アメリカ合衆国)es-419
(スペイン語/Español - ラテンアメリカ/Latinoamérica)en-ES
(スペイン語/Español)fi-FI
(フィンランド語/Suomi)fr-CA
(フランス語/Français - カナダ)hi-IN
(ヒンディー語/हिन्दी)it-IT
(イタリア語/Italiano)ja-JP
(日本語/日本語)ko-KR
(韓国語/한국어)nb-NO
(ノルウェー語 (ブークモール)/Norsk (Bokmål))nl-NL
(オランダ語/Nederlands)pl-PL
(ポーランド語/Polski)pt-BR
(ポルトガル語/Português)ru-RU
(ロシア語/Русский)sv-SE
(スウェーデン語/Svenska)tr-TR
(トルコ語/Türkçe)zh-CN
(簡体中国語/简体中文)zh-TW
(繁体中国語/繁體中文)
- グループ
-
管理対象ユーザーの [グループ] セクションの値を入力します。 1つ以上のグループ名をセミコロンで区切って入力します。
注
この方法で追加するグループ名には、セミコロンを含めることができません。 セミコロンを含む可能性のあるグループ名については、インポート後に管理対象ユーザーアカウントを編集して手動で追加してください。