自動化からBox Relay Liteへの移行に関して
Boxは、設計を見直し、大幅に機能強化したBox Relayを2019年6月にリリースしました。Business Plus以上のお客様には、機能限定版となるRelay Liteが無料で提供されます。
なお、既存の自動化をお使いのお客様は、自動化のデータも含めて自動的にRelay Liteへ移行される予定です。 2020年末までに移行プランを発表し、自動化をお使いのお客様にこの変更に対する計画を立てられるようご案内させていただく予定です。 この移行作業には費用は発生しません。 Boxでは、新しいRelayへのアップグレードを検討していただくことをお勧めしています。新しいRelayは、ファイル、フォルダ、タスク、メタデータなどの幅広いトリガーイベントと出力イベントをはじめとする、より強力な機能を搭載しています。
移行やRelay Liteに関する詳細については、Relay Liteの概要をご確認ください。
Boxでは、組織のポリシーと自動化ルールを設定して、コンテンツ管理を合理化できます。コンテンツの制限事項の遵守を保証するルールを設定したり、各種のイベントを設定して特定の操作を開始したりできます。例えば、特定のドメインから誰かが組織のアカウントのファイルを表示またはダウンロードするたびに通知を受けたい場合には、それを自分のポリシーの1つに自動化イベントとして設定できます。
注: 自動化は、Enterprise版以上をお使いのお客様が利用できます。ポリシーは、Box Governanceパッケージを購入したお客様のみが利用できます。
ポリシーと自動化の違いについて
ポリシーは、特定のコンテンツを含むファイルのアップロード、ダウンロード速度、または特定ドメインとのファイルの共有に関連する特定イベントに対して操作を実行するよう設定できます。自動化ルールは、ファイルがアップロードされるたび、または特定フォルダでタスクが完了するたびに特定の操作を実行します。ポリシーが組織のセキュリティ要件に従ったコンテンツ管理を意図しているのに対して、自動化は組織のコンテンツに対してより合理的なフローを作成することを目的としています。