Boxへのアップロードのパフォーマンスを向上させるために、最も効率的なルートでアップロードできるように複数のエンドポイントを提供しています。 ただし状況によってはアップロードパスの選択に使用する重みづけに偏りが生じ、ファイルがBoxへの最短ルートをとらず、アップロードプロセスが遅くなる場合があります。
アップロードに想定よりも時間が掛かると感じる場合は、アップロードパスの重みづけが適正になるように調整することをお勧めします。 その場合、多数の小さなテストファイルをアップロードして、実際のアップロードのルート設定を最適化します。 アップロードパスの調整プロセスを以下に説明します。
- テスト画像ファイルをコンピュータにダウンロードして保存します。 テストファイルはテレビのスノーノイズのような画像です。
- コピーアンドペーストで画像ファイルを複製し、10の複製ファイルを作成します。
- Boxアカウントのいずれかのフォルダにこれらのファイルをアップロードし、アップロードを最適化します。
- テストファイルのアップロードが終わったら、100MBを超えるアップロードをテストします。
- この100MB以上のファイルは、あなたのエリアからBoxまでの最速ルートでアップロードされるはずです。 1週間あたり数回のアップロードを行えば、オフィス/ロケーション全体でのBoxのアップロードを最適に調整された状態に保つことができます。 この手順はいつでも、別のブラウザの調整にも繰り返し使用できます。
この手順によりBoxアカウントは「重みづけされたランダム選択」モードになり、サイズの大きなアップロード (100MB以上) は最速と計測されたルートに案内されます。注: 小さなファイル (100MB未満) は、「重みづけされたランダム選択」に基づくルートを選択します。 これによりさまざまなルートのパフォーマンスが常に計測され、それに応じて調整することができます。 別の場所に移動した場合、この最適化されたルートは変わる可能性があります。
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