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Microsoft - Teams
2018年にリリースされたBox for Teamsのバージョン1は機能が限定的で、Boxをチャネルファイル用のデフォルトのファイルストレージとして設定できませんでした。 MicrosoftによってMicrosoftプラットフォーム上で構築されたものでした。
Box for Teams統合のバージョン2は、以前のバージョンから改善されています。アプリ間を行き来しなくても、Microsoft Teams内から直接、Boxに保存されているコンテンツを共有したりアクセスすることができます。この新しい統合では、すべてのチーム、チャネル、チャットをまたぐコンテンツレイヤーとしてBoxを使用できるため、TeamsでBoxを共通のコンテンツレイヤーにすることができます。
以前のバージョンのBox for Teamsをアンインストールする必要はありませんが、両方のバージョンを同時に使用すると問題が生じる場合があります。 バージョン2をインストールして使用する前に、以前の統合をアンインストールすることを強くお勧めします。
2つのバージョンの主な違いは以下のとおりです。
機能
実装内容 (v1)
実装内容 (v2)
メモ
所有者
Microsoft
Box
V2は、Microsoft AppSourceから入手可能な、サードパーティ (Box) がサポートする公式の統合です。
V1は、未公開アプリケーションに分類されます。
BoxはV2をサポートし、改良を加えていく予定です。 V1は引き続き動作しますが、機能拡張は行われません。
チームおよびグループチャットでの使用
チームのみ
チームとグループチャットに対応
V2は、チームとグループチャット (1対1のチャット、アドホックのグループチャット) に対応しています。
V1は、チームとチャネルにのみ対応しています。
チャネルまたはチャットの [ファイル ] タブに関連付けられたBoxフォルダの作成
手動
自動 (手動による構成が可能)
V2では、[Boxファイル ] タブと、各チャネルにマッピングされた、チャネルまたはチャット内の全共有コンテンツを格納する専用フォルダが自動的に作成されます。 デフォルトとして使用するフォルダを作成または選択できます。
V1では、ユーザーが特定のチャネルのタブにフォルダを手動で割り当て、コンテンツを共有するには、マッピングされたフォルダに移動するまで何度もクリックする必要があります。
デスクトップからBoxにファイルをアップロード
手動
自動
V2の場合:
アップロードされたファイルは、チャネルに割り当てられたBoxフォルダに自動的にマッピングされます。
コンテンツカードにファイルのメタデータおよびサムネイルプレビューが表示されます。
チャネルユーザーは、アップロードされたファイルにBoxのコラボレータとして自動的に追加されます。
V1の場合:
ユーザーは、ファイルのアップロード先フォルダ (BoxまたはSharePoint/OneDrive) を選択するために追加の手順を手動で行う必要があります。
メタデータおよびサムネイルプレビュー付きのコンテンツカードは生成されません。
Box上のファイルをTeams内のチャネルで共有する
手動
自動
V2の場合:
ファイルをアップロードする際、ファイルに必要な権限設定を選択できます。
コンテンツカードにファイルのメタデータおよびサムネイルプレビューが表示されます。
Boxにより、共有ファイルへのブックマークリンクが作成されます。元のファイルは同じ場所に残り、共有ファイルのコピーは1つしか作成されません。
アクセス権限を持つチャネルおよびチャットメンバーは、共有ファイルにBoxのコラボレータとして自動的に追加されます。つまり、アクセス権限がないメンバーにアクセスを許可できます。
V1の場合:
ユーザーは、ファイルのアップロード先フォルダ (BoxまたはSharePoint/OneDrive) を選択するために追加の手順を手動で行う必要があります。
メタデータおよびサムネイルプレビュー付きのコンテンツカードは生成されません。
Boxに既に存在するファイルが新しいファイルとして (2つ目のコピーとして) アップロードされます。
モバイル
非対応
対応
V2は、ファイルのアップロード、Boxのファイルの共有、[Boxファイル] タブに対応しています。
V1は、モバイルに対応していません。
管理者による一元的な導入
非対応
対応
V2では、管理者はBoxをすべてまたは一部のエンドユーザーに自動的に導入できます。エンドユーザーが最初にBoxを選択すると、インストールプロセスが自動的に開始され (チームがまだインストールを完了していない場合)、認証プロセスが実行されます。
V1では、各ユーザーがTeamsの [ファイル ] タブにBoxフォルダをセットアップする必要があります。
管理設定
非対応
対応
V2では、Box管理者は以下を実行できます。
ユーザーがBoxコンテンツを共有する際の権限チェックの追加
コンテンツカード上のサムネイルプレビューの表示/非表示の切り替え
コンテンツのプレビュー、削除、名称変更
非対応
対応
V2では、[Boxファイル ] タブを介してチャネルにアップロードされたコンテンツのプレビュー、削除、名称変更を実行できます。Teamsで行われた変更は、Boxウェブアプリに反映されます。その逆も同じです。
Boxファイルの権限の変更
非対応
対応
チャネルにマッピングされたBoxフォルダにファイルがアップロードされると、V2では [ファイルの共有 ] フローまたは [Boxファイル ] タブからBoxファイルの権限を選択または変更できます。
Boxウィンドウ内でのドラッグアンドドロップ
対応
対応
V2では、メッセージ拡張機能のBoxアイコンを使用してアクセスすることにより、[Boxにファイルをアップロードする] フローでドラッグアンドドロップを使用できます。
V1では、ファイルをドラッグアンドドロップする際、ドロップ先としてBoxフォルダを選択する必要があります。
関連リンク
Box for Microsoft Teamsについて
Box for Teamsの使用
TeamsチャネルへのデフォルトのBoxフォルダの割り当て
Box for Teamsに初めてログインする
Box for Teamsの企業への導入
コンテンツとサムネイルの表示に関する設定について理解する
Box for TeamsのFAQ
Box for Microsoft Teams - 以前のバージョン
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