この記事では、企業全体でBox Skillsの有効化、メンテナンス、管理を行うためにBox管理者が知っておくべき基本情報を提供します。
管理コンソールを最新バージョンにアップグレードする必要があります。
注: Boxでは、Box Skillsを提供するために、サードパーティの人工知能テクノロジと機械学習テクノロジを活用しています。 Boxがこれらのテクノロジの保守、機能強化、サポートを行うことはありません。
アクセスと権限
会社アカウントでスキルを設定するには、最初にBoxプライマリ管理者としてログインする必要があります。 Boxプライマリ管理者になっていない管理者がBox Skillsを管理する必要がある場合は、社内のBoxプライマリ管理者に連絡してください。
スキルの有効化
カスタムスキルは各企業が自社のBoxインスタンス向けに作成できるスキルです。 カスタムスキルの作成方法については、下記の関連リンクセクションに掲載されているDeveloperドキュメントを参照してください。
ユーザーに対してカスタムスキルを有効化するには、次の手順に従います。
- 管理コンソールを開きます。
- [Skills] ページに移動するには、カスタムURLとしてhttps://app.box.com/master/skillsを入力する必要があります (管理コンソールのURLの後に「/skills」を追加してEnterキーを押します)。 管理コンソールの [Skills] ページが開きます。
- Boxベーシックスキルベータプログラムに参加している場合は、企業全体ですでに有効化されているBox Skillsのオプションがこのページに表示されます。
- [スキルの追加] をクリックします。 ダイアログボックスが開きます。
- カスタムスキルのAPIキーを入力します。
- このAPIキーは、カスタムスキルを作成した開発者がBox開発者コンソールから入手できます。 詳細については、下記の関連リンクセクションを参照してください。
- [次へ] をクリックします。 [許可リストに追加するフォルダを選択] ページが表示されます。
- カスタムスキルの適用対象とするフォルダを指定できます。 以下の2つのオプションがあります。
- [会社のすべてのコンテンツ] を選択するとルートフォルダでスキルが承認され、どのフォルダにアップロードされたファイルに対してもカスタムスキルが適用されます。
- [フォルダの許可リストを選択] を選ぶと、スキルの適用対象とするフォルダを個別に選択できます。
- このガイドでは、特定のフォルダでカスタムスキルを有効化する方法について説明します。 [フォルダの許可リストを選択] をクリックして、[次へ] をクリックします。 [許可リストに追加するフォルダを選択] 画面が表示されます。
- [フォルダを選択] をクリックします。 フォルダを検索するためのウィンドウが開きます。 次の基準でフォルダを検索できます。
- コンテンツの所有者
- フォルダ名
- 適切なフォルダが見つかったら、フォルダアイコンの右にあるチェックボックスをオンにします。
- [選択] をクリックします。選択したフォルダのリストが表示されます。
- スキルは、選択したフォルダの下にあるすべてのサブフォルダにも適用されます。
- 適切なフォルダをすべて選択したら、[次へ] をクリックします。
- [Skillを有効化] をクリックします。利用規約ボックスが表示されます。
- 利用規約を承認します。 メインの [Skills] ページが再び表示され、現在アクティブなスキルの左上に緑色のチェックマークが表示されます。
- このページから、どのスキルのプロビジョニングがすでに完了しているかを確認できます。 Boxの企業インスタンスごとに有効化できるBoxスキルの数は同時に10個までに制限されています。
- [詳細を表示] をクリックして、各設定の詳細情報を確認することもできます。
- スキルの適用対象となるフォルダを追加または削除したり、スキルを全面的に無効化したりすることができます。 スキルが無効化された後にフォルダへ追加されたファイルにはスキルが適用されなくなります。 ただし、スキルによってすでに分析されたファイルのメタデータは維持されます。 フォルダにはいつでもスキルを再適用できますが、スキルが適用される前にフォルダに追加されたコンテンツは分析されません。
関連リンク
Developerドキュメント:
tech_writers_swarm_kb