Boxには、カスタムアプリの承認および有効化のプロセスを効率化するアプリ承認フローが用意されています。 1つに統合されたビューで、開発者は、開発したアプリをリンクされたDeveloperサンドボックスで承認するか、実稼働環境で直接承認するかを決定できます。
このように、開発者は、メインの実稼働インスタンスに影響を与えることなく、サンドボックスでアプリを作成します。 アプリの準備ができたら、開発者は親Enterpriseでの実稼働に向けてアプリを直接促進できます。
このアプローチにより、管理者と開発者のコラボレーションがシンプルになり、アプリケーションが途中でリリースされるリスクが低減され、カスタムアプリ開発の実稼働までの時間が短縮されます。
開発者が作成できるアプリを以下に示します。
- カスタムサーバー認証アプリ (JSON Web Token (JWT) アプリ、クライアント資格情報アプリ、アクセス制限付きアプリなど)。これらのアプリは、Box管理者が承認する必要があります。
- カスタムユーザー認証アプリ (OAuth 2.0アプリなど)。 未公開アプリの設定によっては、Box管理者がこれらのアプリを有効にする必要があります。
アプリの作成後、開発者は、現在のサンドボックス環境で承認を要求するか、親Enterpriseで直接承認を要求することができます。
開発者としてアプリケーションの承認を要求するには:
- 開発者コンソールを開きます。
- [マイアプリ] に移動し、承認または有効化するアプリケーションをクリックします。
- カスタムアプリのタイプに応じて、[承認] タブ (サーバー認証アプリケーションの場合) または [有効化] タブ (ユーザー認証アプリケーションの場合) に移動します。
重要: [有効化] タブが表示されるのは、Box管理者が [デフォルトで未公開アプリを無効にする] 設定を有効にした場合のみです。 - [確認して送信] をクリックします。
- アプリの詳細を確認します。
- サンドボックス環境を使用している場合は、[公開場所] セクションを使用して、親Enterpriseと同じサンドボックスのどちらに公開するかを選択します。
- 親Enterpriseの実稼働インスタンスを使用している場合は、アプリが自動的に実稼働環境に公開されるため、[公開場所] セクションは表示されません。
- Box管理者がアプリケーションを承認するまで待ちます。 承認が行われると、詳細が記載されたメールが届きます。
管理者の承認フローの詳細については、カスタムアプリの管理を参照してください。