BoxとQuipの両方を使用しているお客様は、Box Live App for Quipをインストールすることで、Quipドキュメントをチームコラボレーションやプロジェクト管理に活用できるようになるとともに、重要なコンテンツをBoxで安全に保存できるようになります。 Box Live Appを使用すると、Quipアプリケーションから直接Box上のファイルにアクセスしたり、Boxファイルを共有したり、ファイルをBoxにアップロードしたり、Boxファイルをプレビューしたりすることができます。
ログイン方法、QuipアカウントとBoxアカウントの接続方法
- Quipドキュメントを開き、@boxと入力して、[Insert (挿入)] をクリックします。 最初の画面が表示されます。
- [Connect your Box account (Boxアカウントに接続)] をクリックし、指示に従って [Grant Access to Box (Boxへのアクセスを許可)] をクリックします。
Box LiveAppインスタンスでログアウトしない限り、ログイン状態が継続します。 また、box.comからログアウトしても、QuipでアクセスしているBoxからログアウトすることにはなりません。
重要 1つのBox Live Appインスタンスには1つのBoxファイルまたはフォルダしか表示できません。 ただし、1つのQuipドキュメントに複数のBox LiveAppインスタンスを表示することができます。その際、各項目を表示するために各インスタンスでログインする必要はありません。
次に、統合の利用方法を説明します。
Boxの既存ファイルを挿入するには
- Quipドキュメントを開き、@boxと入力します。 最初の画面が表示されます。 この画面で、以下の操作を実行できます。
- ファイルを挿入する
- フォルダを挿入する
- Boxアカウントを接続する
- [Insert a File (ファイルを挿入)] ボックスで、[My file is already in Box (ファイルは既にBoxにある)] の隣の [Select File (ファイルを選択)] をクリックします。 Boxの [すべてのファイル] ページが表示されます。
- 埋め込むファイルに移動して、ファイルの隣のチェックボックスをオンにします。
- [Choose (選択)] をクリックします。 ファイルがQuipドキュメントに表示されます。
注 Boxでファイルを表示することもできます。 そのためには、Live Appウィンドウの上部に表示される、[View in Box (Boxで表示)] をクリックします。
ローカルデバイスからファイルをアップロードするには
- ドキュメントにファイルを挿入するには、@boxと入力します。 最初の画面が表示されます。 この画面で、以下の操作を実行できます。
- ファイルを挿入する
- フォルダを挿入する
- Boxアカウントを接続する
- [Insert a File (ファイルを挿入)] をクリックします。
- [My file is on my device (ファイルはデバイスにある)] の隣の [Upload File (ファイルをアップロード)] をクリックします。
- Boxの [すべてのファイル] ページが表示されます。 ファイルをアップロードするフォルダに移動して、フォルダの隣のチェックボックスをオンにします。 [Choose (選択)] をクリックします。
- デバイスに移動して、アップロードするファイルをドラッグアンドドロップします ([Browse your device (デバイスを参照)] をクリックすることもできます)。
- [Upload (アップロード)] をクリックします。 ファイルがアップロードされると、アップロード画面が閉じ、ファイルのプレビューが表示されます。
Quipにフォルダを挿入するには
- ドキュメントにフォルダを挿入するには、@boxと入力します。 最初の画面が表示されます。 この画面で、以下の操作を実行できます。
- ファイルを挿入する
- フォルダを挿入する
- Boxアカウントを接続する
- [Insert a Folder (フォルダを挿入)] で [Select (選択)] をクリックします。 Boxの [すべてのファイル] ページが表示されます。
- 挿入するフォルダを探し、右側のチェックボックスをオンにします。
- [Choose (選択)] をクリックします。 フォルダが挿入され、そのフォルダのContent Explorerビューが表示されます。 Boxで直接操作するのと同じように、フォルダを移動したり、ファイルをプレビューしたりできます。
Box共有リンクを使用して、埋め込むファイルやフォルダを事前に読み込むには
- box.comに移動し、目的のファイルを探して、そのファイルの共有リンクをコピーします。
- Quipドキュメントに戻り、コピーした共有リンクを貼り付けます。
- Enterキーを押します。 Box Live Appウィンドウが表示されます。
- リンクされたファイルがあらかじめ画面に読み込まれた状態でQuipが開きます。
Live AppインスタンスをQuipドキュメントから削除する
- 削除するLive Appインスタンスに移動します。
- インスタンス内の任意の場所をクリックします。 表示されるドロップダウンメニューで、[Delete (削除)] をクリックします。
重要 ユーザーは、自分にアクセス権限のないフォルダやファイルをQuipに埋め込むことはできません。 また、他のユーザーが挿入したBox Live AppインスタンスのBoxファイルやフォルダに対するBox権限がない場合、それらのファイルやフォルダを表示することはできません (つまり、Box権限がQuip権限よりも優先されます)。