安定性の向上のため、Box Toolsの新しいバージョン、Windows版 (v4.5.6) およびMac版 (v4.6.2) をリリースしました。
このリリースには、以下の重要な改善点が含まれています。
- IEでの混合モードのサポート: Microsoftは先日、Windowsの更新プログラムのループバックにInternet Explorer (IE) での混合モードのサポートを追加しました。これにより、Box Toolsは、サポートされているバージョンのIE上でActive Xなどの追加のアドオンを使用せずに、IE上で直接動作できるようになります。Active Xは一部のユーザーに対し、予期しないBox Toolsのダウンロードを要求するプロンプトを表示させる問題を引き起こしていましたが、この変更により製品の安定性が向上します。混合モードは、サポートされているすべてのIE11プラットフォーム (Win8.1、Win7Sp1、およびTH2以外のWin10) でサポートされます。
- Box Shieldをサポートするためのキャッシュ保存期間の短縮: Box Toolsのキャッシュにファイルが保存される日数を減らすことで、ユーザーのセキュリティリスクを軽減します。これまで長期間保存されていたファイルは、7日間のみキャッシュに保存されるようになります。
- マシンの再起動時にファイルがデスクトップに繰り返し保存されるバグの修正: この問題は、ユーザーがアクセスできなくなったファイルに変更を保存しようとした場合に発生していました。ファイルへのアクセスが失われたためファイルはBoxに保存されず、その結果データが失われないようにユーザーのデスクトップに保存されていました。Box Toolsは、以前はマシンを再起動するたびにそのファイルをBoxに保存しようとしていましたが、この問題を修正したことで、マシンを再起動してもデスクトップに繰り返し保存されなくなります。