メタデータ階層により、Box管理者はメタデータ階層を定義し、以下の機能を提供できます。
- ファイルまたはフォルダに複数レベルのメタデータを追加する
- 利用可能なメタデータ階層オプションを構成する用語を定義する
- 複数のメタデータテンプレートでメタデータ階層を再利用する
メタデータ階層は、管理者が会社のメタデータ構造を整理および管理する際に役立ちます。 動的フィルタは、ドロップダウンボックスに入力された文字に基づいて、利用可能なオプションを表示します。
メタデータ階層の深さは、最大10レベルとなります。 CSVテンプレートを送信する前に、形式のルールを確認してください。 5レベルのメタデータ階層には、以下を含めることができます。
| 地域 | 国 | 州 | 郡 | 都市 |
| 北米 | アメリカ合衆国 | カリフォルニア | サンマテオ | レッドウッドシティ |
| 北米 | アメリカ合衆国 |
カリフォルニア
|
- | サンフランシスコ |
| 北米 | カナダ | オンタリオ | - | トロント |
| EMEA | ポーランド | - | - | ワルシャワ |
注:
- レベルは、メタデータ階層の構造を定義します (例: 上記の例では国)。
- ノードは、メタデータ階層で利用できる階層データです (例: 上記の各行が1つのノードを表します)。
メタデータ階層の値に基づいてコンテンツの検索、並べ替え、フィルタを実行できる場所は、Appsページの上部にある検索バーのみです。
メタデータ階層の作成
管理者または会社のメタデータ階層を作成および編集するのに必要な権限が付与されている共同管理者は、メタデータ階層を作成できます。
- 管理コンソールに移動します。
- [メタデータ] を選択します。
- [メタデータ階層] タブを選択します。
- メタデータ階層ウィンドウの上部で、[新規 +] を選択します。
- [メタデータ階層名] に、メタデータ階層の名前を入力します。
- [メタデータ階層の作成] セクションで、次のいずれかを実行します。
- メタデータ階層がCSV形式のファイルに保存されている場合は、[ファイルを選択] をクリックします。
- メタデータ階層がCSV形式のファイルに保存されていない場合は、[テンプレートをダウンロード] を選択します。 詳細については、メタデータ階層テンプレートを参照してください。 完了したら、管理コンソールでBoxにファイルをアップロードし、[ファイルを選択] をクリックします。
- ウィンドウの上部で、[保存] を選択します。
注:
- レベルを削除すると、すべてのサブレベルも削除されます。
- サブレベルを追加するオプションは、メタデータ階層の最下位レベルでのみ表示されます。
メタデータ階層テンプレート
このセクションでは、インポートエラーをうまく回避し、一貫した結果が得られるように、メタデータ階層テンプレートCSVファイルの構造と形式を設定する方法について説明します。 使用するファイルはUTF-8のCSV形式にする必要があります。
CSVのインポートにより、メタデータ階層の多数の用語を一度に作成または更新できます。 システムが列を正しくマッピングできるように、このファイルにはヘッダー行を含める必要があります。 CSVの各行は、1つのメタデータ階層ノードを表します。
権限の簡素化やセキュリティの維持のために、CSVファイルはBoxに保存する必要があります。 アクセス可能なBoxフォルダにCSVファイルを配置した後、作成プロセスでそのファイルを選択します。
必要な構造
CSVの最初の行では、メタデータ階層のレベルを定義します。 これは、読み込まれるデータの構造になります。 ヘッダー行に指定した値が、エンドユーザーに表示される値になります。 これらの値がユーザーにわかりやすいものであることを確認してから、CSVファイルをインポートしてください。
形式のルール
- 区切り文字: コンマ
- エンコード: UTF-8
- 使用できる文字: Unicode規格で定義された、「英数字」として定義されているすべての文字 (英語以外の言語を含む)
- 引用: コンマ、引用符、または改行を含むフィールドは二重引用符で囲む
- エスケープ文字: 引用符で囲んだフィールド内に引用符を含める場合は、引用符を二重にする (例: He said ""Hello"")
- 空のフィールド: NULLまたはN/Aを使用するのではなく、空白のままにする
- 重複: 他の行と完全に一致する行 (つまり、すべての列の値がすべて同じ) は、インポート時にスキップされる
- 深さ: サポートされる階層の深さは最大10レベル
検証のチェックリスト
- タブまたはセミコロンは使用できません。 コンマのみを区切り文字として使用してください。
- ヘッダー行の値は、ファイル内の次の行の値と一致させることはできません。
- レコードの重複は避けてください (重複はスキップされます)。
- ファイルサイズは50 MB未満にしてください。
ベストプラクティス
- わかりやすい表示名を使用してください。
- 名前は簡潔に保ちつつ、ユーザーが入力することで検索できるように十分な詳細を含めてください。
- CSVファイル内での重複は避けてください。 重複はスキップされますが、混乱を招く可能性があります。
- メタデータ階層が正しくインポートされない場合は、削除してやり直してください。
インポート手順
- 上記のルールに従ってCSVを準備します。
- CSV Linter (解析ツール) を使用するかスプレッドシートをCSVにエクスポートして、ローカルで検証します。
- 管理コンソールの [メタデータ] セクションで新しいメタデータ階層を作成します。
- プレビューを確認し、軽微なエラーを修正します。 重大な問題がある場合は、この処理を最初からやり直します。
- インポートを確認します。
初めて作成するためのテンプレートが必要な場合は、このページの冒頭にある例からヘッダー行をコピーし、自身のメタデータ階層に合わせて列を調整してください。 また、[管理コンソール] > [メタデータ] > [メタデータ階層] から、メタデータ階層のインポートプロセスで利用できるファイルをダウンロードすることもできます。
注: メタデータ階層が作成された後は、CSVファイルがそのメタデータ階層に関連付けられたままになることも、接続したままになることもありません。 つまり、CSVが更新されても、メタデータ階層は変更されません。
メタデータ階層の編集
- 管理コンソールに移動します。
- [メタデータ] を選択します。
- [メタデータ階層] タブを選択します。
- 関連するメタデータ階層の行で、名前を選択します。
- 必要な変更を完了したら、[保存] をクリックします。
注: レベルは、既存のメタデータ階層の最下位レベルにのみ追加できます。
メタデータ階層の削除
Metadata Taxonomy Deletion APIを使用してメタデータ階層を削除できます。 この機能は、まだ管理コンソールでは使用できません。
ノードの削除
メタデータ階層を保存する前に、ノードを削除できます。
ノードを削除するには、以下の手順に従います。
- 削除するノードを選択します。
- アドレスバーの横に表示されているごみ箱アイコンを選択します。
- [削除] を選択します。 これにより、ノードはそのすべてのサブノードとともに削除されます。
注:
- ノードを削除すると、削除の影響を受けるインスタンス数が管理者に通知されます。
- 削除できるのは、子ノードが存在しないノード (つまり、それ以降依存するレベルが存在しないノード) のみです。