Box for Oracle NetSuiteバンドルに対する今回の更新では、スクリプトの権限が更新されます。これによりNetSuite管理者は、統合が中断されないように、役割とレコードの種類に対する権限を作成および変更する必要があります。
v2.0.7以降にアップグレードした場合のみ、対応が必要です。
変更内容
スクリプト実行者の役割が、「現在の役割として実行」するよう制限され、各カスタムレコードへの各アクセスレベルが、カスタムレコードに対する権限を使用するよう制限されます。カスタムレコードに対する権限は、管理者以外の役割に割り当てる必要があります。
NetSuite管理者がv2.0.7にアップグレードしただけで、何も対応を取らなかった場合
管理者以外のユーザーは統合を利用できなくなり、次のような一般的なエラーメッセージが表示されます。
NetSuite管理者が行う必要がある操作
NetSuite管理者は、各カスタムレコードに対応する (推奨) アクセスレベルと、統合にアクセスする必要がある管理者以外の役割に対して、以下のBox権限を割り当てる必要があります。
権限 |
最小アクセスレベル (推奨) |
Box Account Association |
作成 |
Box Folder Collaborations |
フル |
Box Integration Config |
表示 |
Box Record Folder |
フル |
Box Record Type Config |
作成 |
Box Type Folder |
フル |
更新する役割が少ない組織では、以下の手順に従います。
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[Setup (設定)] > [Users/Roles (ユーザー/役割)] に移動し、[Manage Roles (役割の管理)] をクリックします。
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変更する役割で [Edit (編集)] をクリックします。
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[Permissions (権限)] まで下にスクロースし、[Custom Record (カスタムレコード)] タブを選択します。
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上記のBox権限と対応するアクセスレベルをそれぞれ追加します。 [Restrict (制限)] 列の値は空白のままにします。
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[OK] をクリックします。
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完了したら、[Save (保存)] をクリックします。
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役割ごとに繰り返します。
(以下のGIFで1つの役割と権限を変更する例を示します)
更新する役割が多い組織では、Mass Update Toolを使用できます。
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[Lists (リスト)] > [Mass Update (一括更新)] > [Mass Updates (一括更新)] に移動します。
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[Roles & Permissions (役割と権限)] を展開して、[Add/Edit Permission on Roles (役割の権限を追加/編集)] をクリックします。
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(省略可) [Title of Action (処理のタイトル)] テキストボックスでジョブ名を変更します。
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ドロップダウンから、適切なBox権限と対応するレベルを選択します。
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(省略可) すべての役割に適用しない場合は、必要なフィルタを設定します。
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[Preview (プレビュー)] をクリックします。
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[Perform Update (更新を実行)] をクリックします。
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上記のBox権限とアクセスレベルごとに繰り返します。
(以下のGIFで1つの権限を変更する例を示します)
本件に関するご質問は、Boxサポートチームに英語でチケットを申請してください。