既存のBox Copilot Connectorを使用して、Microsoft Teams、Microsoft365.com、copilot.microsoft.com上でMicrosoft 365 Copilotと統合できます。Box Copilot Connectorを有効にすることで、Microsoft Copilotを通じてBoxコンテンツにアクセスし、インサイトを得るための機能をユーザーに提供することができます。
Microsoft 365の管理者は、Box Copilot ConnectorとMicrosoft 365 Copilotを構成することで、Microsoft 365アカウント保持者がBoxコンテンツについて質問し、インサイトを得られるようにすることが可能です。 この統合を有効にするには、以下の2つの手順に従います。
- Box Copilot Connectorを有効にする
- Microsoft Copilotを有効にする
Box Copilot Connectorを有効にする
Box Copilot Connectorを使用すると、BoxとMicrosoftのお客様は、Boxのデータのインデックスを作成して、Microsoft 365のエクスペリエンスに表示できるようになります。 この統合を有効にすることで、Microsoft 365のユーザーはMicrosoft Search、Microsoft 365アプリ、Microsoft CopilotでBoxのコンテンツを見つけることができます。
統合を有効にするには、こちらのフォーム (英語) に記入してください。 送信後、3営業日以内に、Boxの担当者からオンボーディングの手順をメールでご案内します。
このフォームを記入する前に、以下の制限を確認してください。
- 現在、このコネクタでインデックスが作成されるのは、Box EIDあたり200,000ファイルまでです。
- ユーザーの [お気に入り] または [履歴] にあるファイルのみにインデックスが作成されます。
- EID内のユーザーの上限は約50,000人です。
- テナントは、既存の検索クォータのある有効なMicrosoftテナントである必要があります。検索クォータの詳細については、こちらを参照してください。
- ユーザーは、BoxとMicrosoft Office間で同一のメールアドレス (プライマリまたはエイリアス) を使用している必要があります。
上記の基準を満たしていない場合は、販売店から指定された窓口にお問い合わせください。この後の手順についてサポートいたします。
Microsoft 365 Copilotを有効にする
Microsoft 365 Copilotを有効にするには、有効なライセンスが必要です。 Microsoft 365 Copilotを有効にして管理する方法の詳細については、こちらを参照してください。
BoxコンテンツでCopilotを使用する
Box Copilot Connectorが有効になったら、インデックスが作成されたBoxコンテンツでの検索にCopilotを使用できるようになります。 どのコンテンツにインデックスが作成されているかは、導入ガイドで詳しく説明されている手順3に従うとわかります。 その後、Copilotに移動し、Boxコンテンツに関する質問を開始できます。 Copilotは、Box Copilot Connectorを利用してインデックスが作成されたコンテンツを含め、Microsoft 365内のすべてのコンテンツを対象に検索します。 Copilotでは、ファイルを検索したり、コンテンツを要約したり、Boxに保存されているファイルからインサイトを得たりできます。
現在、この機能を利用できるのは、CopilotにMicrosoft Teams、Microsoft365.com、またはcopilot.microsoft.comからアクセスしている場合のみであることに注意してください。