ワークフローの一部として割り当てたタスクが拒否されるたびに、そのワークフローが途中で終了してしまうようでは不便です。 そのため、ワークフローを構築する際に、タスクが承認されたか拒否されたかに応じて異なる結果を指定します。拒否された場合は、以下のことが可能です。
- ワークフローを前のタスクの結果のステップに戻す
- 一般タスクを別のユーザーに割り当ててから、前のタスクの結果のステップに戻す
- ワークフローを終了する
一般的な例 -- 契約書の承認プロセス
Relayにより、契約書がグループの本部長のレビューまで進んでいます。 本部長は、契約書に記載されている条件に満足できず、これを拒否し、変更が必要であることをコメントにて通知します。 この例では、Relayは一般タスクの割り当てにより契約書をワークフローを開始した営業担当者に戻すよう設定されています。 営業担当者が契約書を改訂しタスクを完了すると、Relayによりワークフローが前の承認タスクの結果に戻され、プロセスが再度実行されます。
そのワークフローがどのようになっているかを順番に説明します。
トリガー: Contracts for Reviewというフォルダへファイルをアップロード
結果1: 営業担当者がファイルを更新する一般タスク
結果2: 営業マネージャへの承認タスク
- 拒否された場合: 結果1に移動
- 承認された場合: 次の結果 (結果3) に移動
- 拒否された場合: 結果1に移動
- 承認された場合: 次の結果 (結果4) に移動
結果4: Final Contractsというフォルダにファイルを移動
注
タスクを割り当てる際は、フォルダ権限に注意するようにしてください。タスクが拒否され、前のタスク担当者に戻された場合、このワークフローの対象ファイルが、前のタスク担当者がアクセスできないフォルダに移動される可能性があります。
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