Box Drive、Box Sync、Box Tools、Box for Officeは特定の仮想環境でサポートされていますが、一部のサービスには制限があります。
Boxアプリケーションが正常に動作することを確認するために、管理者には、稼働環境に展開する前に仮想環境でBoxアプリケーションをテストしてもらいます。
サポートされる構成:
設定 | Box Drive | Box Sync | Box Tools | Box for Office |
統合 | × | ×*** | × | 〇** |
リモートデスクトップ | 〇 | ×*** | ○* | 〇 |
VDI (永続的) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
VDI (非永続的) | 〇 | × | 〇 | 〇 |
Box Drive
既知の問題:
- インストールされている、リモートデスクトップサーバー (RDS) 用Microsoft Server Fair Share Disk Filterと互換性がないことが原因で、Box Drive使用中にセッションのデッドロックが発生する場合があります。 この問題が発生した場合は、サポートチケットを作成して解決手順をお問い合わせください。
- 一部の仮想環境では、Box Drive内のファイルを開けない場合があります。 これは、他の環境でBox Driveの信頼性を向上させるBox Driveの機能との非互換性が原因である可能性があります。 この保護方法を無効にするには、次のレジストリ値を設定し、マシンを再起動してください。
- reg add HKLM\SOFTWARE\Box\Box /v UseProtectiveFSFilter /t REG_DWORD /d 0 /f
-
仮想環境で最適な結果を得るには、
LocalAppData\Box\Box
を変更しないことをお勧めします。 - 非永続的なWindows VDIのユーザーのBox Driveへのログイン状態を維持するために、VDI管理者は以下を確認する必要があります。
- Box Driveのレジストリキーが永続的であること
- ユーザーのWindows資格情報マネージャにあるDrive/Boxエントリが永続的であること
注: VMware App Volumesの一部となっている書き込み可能ボリュームと組み合わせて使用されている場合、Box Driveはその状態を自動的に検出して、シームレスに機能するために必要な設定変更を行います。 自分で設定する必要はありません。 ただし、Box Drive v 2.1以降とVMware App Volumes 2.15.0以降を使用している必要があります。 詳細については、VMwareのサポートサイトを参照してください。
Box Sync
制限事項:
- ***Box Syncは、RDS/Terminal ServicesサーバーではなくクライアントPCで実行されている場合にのみ動作します。 また、コンテンツをBoxに保存するには、RDS/Terminal Servicesサーバーからの、クライアントのドライブマッピングを有効にする必要があります。
Box Tools
制限事項:
- *Box Toolsと使用するブラウザの両方が、RDS/Terminal Serverで実行されている必要があります。 また、仮想環境では、Box Tools管理者によるMSIインストーラを使ったインストールのみがサポートされています。
Box for Office
制限事項:
- **Microsoft Officeを仮想アプリとして展開している場合、Box for Officeは、適切にパッケージ化され、仮想アプリ環境でアクセスできるようになっていないと動作しません。 Microsoft Officeプラグインをパッケージ化する適切な方法については、アプリ仮想化プロバイダにお問い合わせください。
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