Box Editに関してよく寄せられる質問は、以下のとおりです。
Box Editはモバイルブラウザでも使用できますか?
現在、Box EditはウェブブラウザとBox Embedでのみ使用できます。Box Editはモバイルデバイスでは使用できません。ただし、Box OneCloudのパートナーがBox Editと同様の機能をモバイルデバイス向けに提供しています (CloudOn、QuickOfficeなど)。
Box Editは仮想環境で導入または使用できますか?
Box Editは、特定の仮想環境でサポートされていますが、いくつかの既知の制限事項があります。VM/VDIではMSIインストーラを使用する必要があります。詳細については、こちらを参照してください: 仮想環境でのBoxの使用
Box Editはプロキシをサポートしていますか?
はい。WindowsとMacの両方でサポートしています。Box Editがプロキシでブロックされる場合は、許可リストに127.0.0.1を追加することが必要になる可能性があります。こちらを参照してください: DNSとプロキシの構成に関する記事
Box Editは、Boxデータへのアクセスと文書のダウンロードにプロキシを使用します。また、ドメイン127.0.0.1を使用してローカルブラウザと通信します。
このドメインはローカルシステムを指します。Box Editが機能するには、プロキシを経由せずにこのドメインと直接通信する必要があります。
自分が文書を編集中にコラボレータが同じ文書を開いて編集したらどうなりますか?
ファイルをロックしないで編集しているときに、別のコラボレータがそのファイルを編集した場合、Box EditはBox上にファイルのコピーを2つ作成します。そのため、変更を別々に追跡し、すべてのコンテンツの整合性を確保できます。
Box EditとBox Syncの違いについて教えてください。重複する機能はありますか?
Box Syncは、コンピュータのデスクトップ上のすべての重要なコンテンツを最新の状態に維持するための機能です。同僚がBoxにアップロードしたコンテンツの新バージョンも、デスクトップに反映されます。デスクトップから直接ファイルにアクセスして編集でき、更新したバージョンはBoxに追加され、他のチームメンバーがアクセスできるようになります。
Box Editも同じ利点を備えていますが、Boxウェブアプリを使用中に簡単に編集作業を行えるように設計されています。Box内でファイルを開いて、編集し、保存できます。このアドオン機能は、デスクトップにまだ同期されていないコンテンツの編集に最適です。
管理者はユーザーがBox Editを使用できないようにブロックできますか?
はい。管理者はBox管理コンソールを使用してこのアドオン機能を無効化できます。
Box Editで開いたファイル (キャッシュ) は、どれぐらいの期間コンピュータに保存されますか?
Windowsコンピュータの場合、ファイルは7日間ローカルに保存されます。Macコンピュータの場合、ファイルは21日間 (3週間) ローカルに保存されます。
上記の期間が経過すると、ファイルは削除されます。また、キャッシュされたファイルもすべて、次回Box Edit起動時 (通常はコンピュータの再起動時) に削除されます。
たとえば、Box Editでファイルを開いて上記の保存期間より長く開いたままにしておくと、ファイルへの変更が失われる場合があります。このような問題を回避するには、編集セッションの最後にファイルを毎回保存して閉じるようにして、新たに編集を開始するときにウェブアプリケーションからファイルを再度開くようにします。
Box Editでは、編集したファイルはどこに保存されますか?
Windowsの場合
Win 7:
%LocalAppData%\Box\Box Edit\Documents
次のようなパスになります。
Win 7:
C:\Users\username\AppData\Local\Box\Box Edit\Documents
Macの場合:
~/Library/Application Support/Box/Box Edit/Documents/