プログラムの概要
Box認定プロフェッショナル (BCP) は、Box管理者向けのトレーニングおよび認定プログラムです。どのようにBoxを使用して業務の効率化とコラボレーションを実現し、よりユーザー目線に立った安全なデジタルワークプレイスを構築していくか、総括的に学ぶためのコースです。
実際のケーススタディを使って、Boxの導入に必要なステップを順番に確認することで、Boxの設定方法や一般的な課題への対応を習得し、ユーザーのニーズをくみ取り、業務プロセスの改善へ結びつける方法を学びます。
オンライントレーニング
Boxのオンラインカリキュラムでは、お客様一人ひとりのニーズに合わせて学習を進めることができます。BCPオンラインでは、お客様の都合に合わせてカリキュラムやライブラーニングラボに取り組むことができるため、より効率的なトレーニングのスケジュールが可能です。Boxのオンライントレーニングは、Box管理に必要なスキルを企業文化と織り交ぜて配信するアプローチを強化しています。Stay Homeの方にも最適です。
オンラインBCPは、セルフスタディ、4つのオンラインラボ、試験の3ステップで構成されます。
セルフスタディ
このコースでは、デジタルテクノロジーの展開と最適化のベストプラクティス紹介し、Boxの効果を最大限活用できるよう導きます。コースの中で、各トピックの理解度をチェックしましょう。必要に応じて何度でも自由に各レッスンを視聴し、管理コンソールの設定、テンプレート等ご確認下さい。
セルフスタディの完了後、オンラインラボに参加下さい。それぞれのセルフスタディのトピックに対応したラボを提供致します。
オンラインラボ
セルフスタディでインプットした内容を確実なものにするため、ライブラーニングラボに参加しましょう!このラボでは、ケーススタディを通してこれまでの学習内容をより具体的なものとして習得します。
このセッションはBoxエデュケーションスペシャリストと各分野のエキスパートによって提供され、BoxのEnterprise設定、ビジネスプロセスのマッピング、フォルダ構成、ユーザーへのコミュニケーションといったBoxの導入と管理に必要な知識を全て網羅します。また、ライブセッション中には、Boxエキスパートに質問することもできます。
ラボは、毎週実施される予定です。オンラインBCPにお申込み後、スケジュールが送付され、詳細の確認が可能です。オンラインラボセッションに参加できない場合はご相談下さい。別途方法をご紹介します。
認定資格について
Box認定プロフェッショナル資格を獲得すると、グローバルで統一のBoxエキスパートとして認められます。この公式資格は、Boxの導入と展開の最適化を習得するために必要なカリキュラムを修了し、定められた基準以上の知識を有していることを認定します。また、Box管理のみならず、デジタルトランスフォーメーション全体に渡って、意思決定を行い、プロジェクトを遂行することに重点を置いています。たとえば、エンドユーザー向けた効果的なコミュニケーションプランの策定、デジタルツールを最大限に活用するためのトレーニングのための知識を扱っています。
オンラインBCPではトレーニング及びラボの受講後、オンライン認定試験を受講頂きます。この試験は、BCP登録日から3か月間受験いただくことがきでます。試験の詳細については、FAQを参照してください。
学習の継続
Boxは、みなさんが認定資格取得後も、BCPホルダーとして活動を続けていただくことを考えています。今後、「BCPホルダー」は新しいオンラインコミュニティへ招待される予定です。
また、Boxでは現在、Box認定プロフェッショナル限定の認定サミットを計画しています。(日本では開催時期未定) 仮想イベントとライブイベントの両方でBCPホルダー達とネットワークを構築し、Box製品ロードマップの最新情報を入手、Boxのアドボカシー、Box PlatformとAPI、BoxエグゼクティブチームのメンバーとのAMAセッションなどに焦点を当てた、認定強化セッションに参加する機会となります。
前提条件
BoxおよびBCPプログラムで成功を収めるには、Box管理の基本を理解することが鍵となります。前提条件としてBox Admin Essentials (Box管理者の必須情報) コースを受講後にBCPコースを受講頂くことを強くお勧めします。Admin Essentials (管理者の必須情報) コースは、オンラインライブコースやセルフスタディコースが用意されています。
トレーニング内容の紹介
BCPを通して扱う主なコンセプトの概要やサンプルアジェンダなど、BCPで取り扱う内容をご紹介します。(トレーニング内容は予告なく変更される可能性があります)
BCPの学習目標
管理コンソールとベストプラクティス
管理コンソールを操作してデバイス、コンテンツ、ユーザーを管理する
SSO、ネイティブBoxアプリケーション、ユーザープロビジョニングに関するベストプラクティス
Governanceの導入に関する基本的なユースケースとベストプラクティス
ビジネスプロセスの最適化
組織全体を最適化する機会を特定する
ビジネス成果とユースケースを区別する
利害関係者を特定して引き込み、ビジネスの最適化の機会を検証する
ビジネス成果と最適化プラン案の価値を特定する
エグゼクティブサマリーを作成する
ビジネスプロセスの変革
ビジネスケースに関するインサイトを取得し、ビジネスプロセスをBoxに置き換える
特定のケーススタディにおけるベストプラクティスをレビューし、ビジネスおよびコンプライアンス要件を満たすフォルダ構造を設計して実装する
継続的に最適化を進めるための戦略
Boxの最適化に必要な情報を得るために、プロセスを繰り返す
エンドユーザーのチェンジマネジメント
フォルダ構造設計、ユーザー導入率の増加、ユーザーエクスペリエンスの向上など、Boxの価値提案を定義、特定する
チェンジマネジメント計画
Box展開の現状を評価する
Boxの高度化/導入率を高めるべき領域を特定する
エコシステム
Box APIとパートナーシップエコシステムについて、および組織全体で一貫したコンテンツ処理を創出する方法について話し合う
一般的なベストオブブリードの統合を特定する
ネイティブアプリケーションとサードパーティの統合を活用するベストプラクティス
ユーザー管理におけるSSOの価値
より大規模なコンテンツ管理戦略にBoxがいかに適しているかを理解する
サンプルアジェンダ: BCPオンライン
Boxを初めて使用する場合や最新の情報が必要な場合は、Admin Essentials (管理者の必須情報) を受講します。
Box認定プロフェッショナルオンラインプログラムに登録します。
セルフスタディを受講します。
オプション1: ライブラーニングラボに参加する前にコース全体を受講します。
オプション2: 今後のライブラーニングラボに備えて、対応するレッスンを個別に受講します。
ライブラーニングラボの日程を選択します。
利用できるセッション日程の順序は、プログラムへの登録日によって変わります。受講するセッションの順序は重要ではありません。ただし、以下のコンテンツは連続して受講することを強くお勧めします。
- 管理コンソールとベストプラクティス
- ビジネスプロセスの最適化
- ビジネスプロセスの変革
- エンドユーザーのチェンジマネジメント
- または、上記の各セッションに対応する録画を視聴します。
「ビジネスプロセスの最適化」を受講後に「ビジネスプロセスの変革」を受講下さい。