Box認定ポリシーガイド
更新日時: 日本時間 2020年9月18日
このBox認定ポリシーガイド (以下、「ポリシーガイド」といいます) は、Box, Inc.が提供する任意の認定を管理するポリシーを記載したものであり、Box認定オンラインプログラムの利用規約の一部を構成します。このポリシーガイドはすべての認定に適用されます。これらのポリシーをよくご理解のうえ、Box認定試験を受験してください。
ポリシー:
試験のルール
- Box認定試験は、Box認定オンラインプログラムの一環としてのみ提供されます。参加者は、Box UniversityまたはBox注文フォームからBox認定試験を購入すると、試験にアクセスできるようになります。
- 試験を受けるために、参加者はBox University経由でログインする必要があります。試験はオンライン試験です。参加者は自身の都合のよいときに自分のコンピュータを使って受験します。この試験には試験監督者はいません。
- Box認定試験に登録した参加者本人が試験を完了する必要があります。代理人による受験は認められていません。
- Box認定試験への参考書持ち込みは自由です。参加者は、Boxのトレーニングコースに登録している間に配布された資料を参照することが許可されています。
- 参加者が試験の内容を共有または公開することは禁止されています。試験の内容を書き写すことも、試験の内容についてどのような形であれメモを取ることも禁じられています。
- 参加者が試験中に画像をキャプチャすること、メモを取ること、絵を描くこと、文書を作成することも禁じられています。
- 試験は独りで受験してください。試験中または試験終了後に、試験の内容について他の個人に教えることまたは相談することは禁じられています。
- 参加者は、試験を購入してから3か月以内に試験を完了する必要があります。
試験での違反行為
- Box認定の完全性を維持することが最優先事項です。試験での違反行為とは、Box認定オンラインプログラム、認定試験、資料の整合性や安全性を侵害する行為、または資格のない受験者をBox認定試験に合格させる可能性のある行為を指します。
- 試験のルール、プログラムポリシー、または契約に違反した参加者は、その違反内容にかかわらず、永久にBox認定の受講資格を失うほか、すでに取得済みのBox認定も剥奪される場合があります。
- 次の一覧をよく理解したうえで、不注意で違反行為を行うことがないようにしてください。試験での違反行為には以下の行為が含まれますが、これらに限定されません。
- Box認定オンラインプログラムの利用規約、本ポリシーガイド、またはBoxとお客様の間に存在するその他の契約の条項に違反すること。この場合の「その他の契約」には、適用される機密保持契約、Boxサービス契約、Boxの利用規約が含まれますが、これらに限定されません。
- 試験の任意の一部について、他の受験者またはBox認定を受けた個人に、試験の問題を共有するなどの不正な支援を提供または容認すること。
- 認定試験に備えるため、または認定試験に合格するために、許可されていない資料を使用すること。これには、ソーシャルネットワークサイト、フォーラム、ブレインダンプサイト、または試験に関連した資料 (試験の問題や解答を含む場合があります) を販売したり所持を主張するサイトへのアクセスまたはこれらのサイトから入手した資料の使用が含まれます。
- 試験の整合性と安全性を侵害する可能性のある録音機器、撮影機器、その他許可されていない道具を試験中に使用すること。
- 受け取った試験のスコア、スコアレポート、認定資格、または証明書を改ざんまたは改ざんしようと試みること。
- 別人になりすまして試験にアクセスしたり、他の人を雇って代理受験させようと試みること。
- 自分の認定資格情報を改ざんまたは使用させて、他の人がBox認定を受けたように見せること。
- 試験に関連した資料をどんな形式であれ複製または再現すること。その形式には、暗記、メモ、撮影機器または録音機器の使用または併用が含まれますが、これらに限定されません。
- 試験および認定プロセス中に提示される試験の内容または資料に関連した派生著作物を創作すること。
- 試験の再受験ポリシーに準拠しないこと。
試験の再受験
- Box認定チームは皆様の合格を支援し、そのため、試験は費用なしで再受験できるようになっています。試験に合格できなかった際は、次のポリシーに従って同じ試験を再受験することができます。
- 一般再受験ポリシー:
- 認定試験に合格できなかった場合は、Boxでの操作、提供されたカリキュラムやスコアレポートの見直しに時間をとることをお勧めします。これは、2回目または3回目の試験を受ける前に、重点的に準備すべき分野を把握するために行います。
- 4回受験しても合格できなかった場合は、Box認定チームにご連絡ください。Box認定試験への登録から3か月以内に5回目の受験をリクエストすることができます。ご連絡をいただくことで、Boxは過去の受験履歴を把握し、合格をサポートするための追加リソースをご案内できます。5回目以降の試験に合格できなかった方には、再度ご連絡頂くことにより、任意の追加受験を許可いたします。
試験の採点ポリシー
- 試験の採点は試験の完了直後に実施され、その後スコアレポートがオンラインで提示されます。
- 誤った回答をしたことに対するペナルティはありません。誤った回答を選択した場合、その項目の得点を得ることはできませんが、誤った回答もしくは空欄により減点されることはありません。
- 正しい回答を複数選択しなければならない問題では、指定されている数の正解を選ばなければ、点数は得られません。部分点は付与されません。
- 採点は、正解数を合計して、該当する試験の所定の合格点に達しているかどうかを判定するという方法で行われます。
問題に関する異議申し立て
- Box認定試験は、試験の有効性と信頼性を確保するための徹底したプロセスを経て作成されています。出題内容のエキスパートグループがすべての試験問題を確認することで、内容の整合性と正確性が確保されています。時折、参加者の中に、試験で出題された問題が、(内容の一貫性または技術的な正確性のいずれかにおいて) 受験している試験の目的を適切に反映していなかったと感じる方がいる場合があります。このような懸念が生じた場合は、その問題についてBox認定チームに直接フィードバックをお送りいただきますようお願いいたします。お送りいただいたフィードバックには、以下のポリシーが適用されます。
- 問題に関する異議申し立てを伝える際は注意を払い、慎重に行う必要があります。試験の内容はすべてが機密情報であり、いかなる第三者の個人にも開示されることがあってはなりません。
- 試験の安全性を維持するために、お客様自身がその特定の問題に正解したかどうかを知ることはできません。
- フィードバックはすべて蓄積され、問題が試験の目的を果たしているかどうかが慎重に確認されます。
- 異議申し立ての対象となった問題に関する判断に関連した理論的根拠はすべて、試験の有効性と安全性のさらなる確保のために、Boxの機密情報の記録として保管されます。
証明書
- 合格したことを周囲に知らせましょう。Box証明書は、Box認定を取得したことを示す正式な文書です。試験のスコアの確認後、すべての認定要件を満たした場合、デジタル証明書がメールで送付されます。送付は、試験の合格またはその他の要件があればそれらが満たされた後、約5~7営業日後に行われます。
- 送付された証明書には、一意の証明書IDコードが記載されており、これは正式な認定取得者であることの確認のために使用されます。
- 証明書IDは、サードパーティ企業であるAccredibleを通じて確認できます。
証明書の期限切れと更新
- 取得したBox認定の期限が切れることはありません。ただし、将来同じ認定に対して新しいBox認定試験が作成された場合、取得済みのBox認定は旧バージョンのものとなります。
- 最新のBox認定を保持することをお勧めします。そのために、Box認定チームから証明書の更新オプションについてご連絡を差し上げます。
- 証明書の更新オプションには次の内容が含まれますが、この限りではありません。
- 所定の補講の完了
- 所定の追加ワークショップ/コースへの参加
- 差分試験 (提供がある場合)
- 最新の認定試験の再受験
ロゴ
- デジタル証明書とともに、独自の「Box認定プロフェッショナル」ロゴも提供されます。このロゴは、取得者自身をBox認定プロフェッショナルとしてプロモーションするために使用します。使用例として、ウェブサイト、メールの署名、名刺、書簡などでの表示があります。
認知
- Box認定を取得した個人は、Box認定プロフェッショナルを名乗ることができます。
- この認定の適切な略称は次のとおりです。略称が必要な場合にご使用ください。
- Box Certified Professional (Box認定プロフェッショナル): BCP
- この認定の適切な略称は次のとおりです。略称が必要な場合にご使用ください。
言語
- 現時点では、Box認定試験は英語と日本語で作成されています。
特別措置
- 試験に際し、特別措置が必要な方はどのようなサポートをご希望かお聞かせください。Box認定試験において、標準的なテスト用機器を使った受験または通常の試験期間内での受験が不可能な場合、特別措置の利用についてBoxの認定チームにお問い合わせください。こちらからお問い合わせのうえ、必ず次の情報を記載してください。
- 事象の概要「Accommodation Request (特別措置の利用を希望)」
- 氏名
- Box Universityに登録いただいたメールアドレス
- 必要な特別措置の内容
- メールアドレスと電話番号を含む連絡先情報
- このメールは、Box認定プロフェッショナルのイベントに参加する少なくとも3週間前までにはBox認定チームにお送りください。できる限り力になれるよう努めさせていただきます。メールへの記載が必要な情報、およびテストでの特別措置の必要性に関するすべての書類は、機密情報として厳重に扱われ、本人の書面による明示的な許可なしに共有されることはありません。