送信者の権限
Box上で署名リクエストを開始する送信者は、送信されるファイルと送信先フォルダに対して適切な権限を持っている必要があります。 ダウンロード権限がない場合は、署名リクエストを開始できません。 つまり、送信者のコラボレータのロールは、署名を送信するために次のいずれかとして設定する必要があります。
- 共同所有者
- 編集者
- ビューアー/アップローダー
- ビューアー
コラボレータのロールの詳細については、こちらを参照してください: コラボレータの権限レベルについて
ファイルおよびフォルダの権限
署名リクエストを開始したファイルや署名リクエストが保存されるフォルダは、以下の制限のうち1つ以上に該当する可能性があります。
- コラボレータ権限の制限が適用されている。 詳細については、次の記事の署名の作成とフォルダへの署名の保存の権限を参照してください: コラボレータの権限レベルについて
- コンテンツに割り当てられた分類ラベルでBox Signリクエスト制限アクセスポリシーが定義されている。
- マルウェアスキャンによりコンテンツ内で脅威が検出され、ダウンロードが制限されている。 詳細については、Box Shieldのマルウェアディープスキャンを参照してください。
- ファイルに電子すかしが含まれている。
これは、署名リクエストの処理を続行するのに追加の権限が必要であることを意味しています。
Box上のファイルまたはBox Signを介してBoxにアップロードされたファイルから署名リクエストが開始された場合、ドキュメントはPDFとして作成されます。 その後、このPDFドキュメントが署名ワークフローで処理されます。
Box Signワークフロー内のこのPDFドキュメントは、署名ワークフローが完了しているか進行中であるかにかかわらず、常にBoxに保存されます。Box Signワークフロー内のコンテンツは、他のBoxコンテンツと同じように常に保護されます。
注: 署名リクエストの送信後にフォルダの設定またはShieldの分類がフォルダ/ファイルに適用されても、その署名リクエストのワークフローに影響はありません。
受信者全員が署名を終えた後、署名済みコピーがデジタル証明書付きのPDFとして作成され、このPDFから一意のハッシュが生成されます。これは、署名プロセスの完了後に行われるドキュメントへの変更を、ハッシュコードと比較することで検知できるようにするためです。