Boxでは、お客様がすべてのBox環境の安全でコンプライアンスに準拠した管理を簡単かつ効率的に実現できるように、組織が親子関係を使用して複数のBoxテナントをリンクできる新機能をリリースする予定です。
組織に複数のBox環境がある場合、子会社向けや買収した会社向けのほか、コンプライアンス準拠のためなど、さまざまな背景がありますが、すべての環境がセキュリティおよびアクセス管理の基準に準拠していることを保証するのは困難な場合があります。 矛盾があると、データ漏えい、コンプライアンスの問題、その他の問題につながる可能性があります。 この課題を克服するための第一歩として、親となる組織により、関連づけられたすべてのBox環境を可視化できるようにします。これには、Boxの複数EIDの管理が役立ちます。 複数EIDの管理を使用すると、以下のことが可能になります。
- 管理コンソール内で2つ以上のEID間に親子関係のリンクを確立する
- 基本的なアカウント情報 (管理対象ユーザー数、管理対象外ユーザー数、アドオン、ストレージなど) を表示する
- 新しい公開APIを呼び出して、重要な設定 (セキュリティ、コンテンツと共有、ユーザー設定、Shieldの検出ルール/ステータスなど) を表示する
Boxでは、今後も引き続き、この機能をさらに強化して、親が子EIDに対して標準設定を提案できるようにするなどの機能を実現する予定です。 この機能について不明な点がある場合や詳細を確認したい場合は、販売店から指定された窓口までお問い合わせください。