ファイルやフォルダの検索
検索方法:
ファイルまたはフォルダを検索するには、ヘッダーの中央にある検索バーをクリックします。 入力を始めると、検索バーの下に結果候補が表示されます。 探している項目が結果候補にある場合、その項目をクリックすると、その項目まで直接移動します。 検索クエリのすべての結果を表示したい場合や目的のファイルまたはフォルダが表示されていない場合は、キーボードでEnterキーまたはReturnキーを押すか、結果候補のリストの [すべて表示] またはその下部にある [フォルダとファイルを検索] をクリックします。
注: ドロップダウンに表示される検索結果の順番は、すべての検索結果が表示されたページとは異なる場合があります。 Enterprise設定によっては、検索結果そのものも異なる場合があります。
検索フィルタの使用:
フィルタメニューを開くには、検索バーから検索オプションアイコンをクリックします。
以下の条件で結果にフィルタをかけることができます。
- キーワード
- ファイルの種類
- フォルダ
- Box Note
- Box Canvas
- ドキュメント
- スプレッドシート
- プレゼンテーション
- 画像
- オーディオ
- 動画
- 描画、3D
- 更新日
- 指定なし
- 過去1日から過去1年の間
- カスタム範囲
- ファイルの所有者
- 対象フォルダ
- Box内のすべての場所
- ごみ箱内
- 特定のフォルダ内
- 検索のみ
- コメント
- 説明
- ファイル名およびフォルダ名
- ファイルの内容
- タグ
- ファイルサイズ
- 0 MBから1 GB+の間
- タグ
- メタデータ
- カスタムテンプレートを選択
検索結果ページのすべての検索結果を表示した後でフィルタを設定することもできます。 画面上部のドロップダウンを使用して、ファイルの種類や更新日でフィルタをかけるか、タイトルを検索するか、[フィルタ] パネルを開きます。
検索候補の提案
検索候補の提案を使用して、誤字脱字のある検索語の代替候補を見つけます。
- Boxの検索エンジンにより、誤字脱字のある語に対する検索の代替候補が [もしかして:] で提案されます。
- その提案をクリックすると、正しい用語で新しいクエリが実行されます。
注: 検索候補の提案は、Boxの言語が [English] に設定されている場合に使用できます。
完全一致検索
二重引用符 (“ “) を使用して、キーワードに完全に一致する項目を検索します。
検索式では括弧を使用できません。
注: 完全一致検索では、特定の文字の並びに基づく検索結果を表示するわけではありません。 キーワード、つまり、単語の並びに基づいて検索します。 たとえば、「Blue-Box」という文字列で検索した場合、「blue.box」、「Blue Box」、「Blue-Box」などが検索結果に表示されます。つまり、「Blue」という単語と「Box」という単語が連続している項目すべてが検索されることになります。
ブール検索
検索でブール演算子を使用できます。 演算子にはAND、OR、NOTがあります。
注: 小文字の演算子 (「and」、「or」、「not」) または大文字と小文字を組み合わせた演算子 (「And」、「Or」、「Not」) は使用できません。
-
ANDは、両方のキーワードを含む項目を検索します。 例:
マーケティング AND BoxWorksを検索すると、テキスト内にマーケティングとBoxWorksの両方を含む検索結果が表示されます。 テキスト内にBoxWorksのみが含まれる場合は、検索結果に表示されません。 -
ORは、いずれかのキーワードを含む項目を検索します。 例:
マーケティング OR BoxWorksを検索すると、テキスト内にマーケティングまたはBoxWorksのいずれかを含む検索結果が表示されます。 複数の単語で検索した場合は、自動的にORと解釈されるため、サポートされている他のブール演算子が使用される場合を除き、この演算子を使用する必要はありません。 -
NOTは、最初のキーワードのみを含み、2番目のキーワードは含まない項目を検索します。 例:
マーケティング NOT BoxWorksを検索すると、テキスト内にマーケティングだけを含む検索結果が表示されます。 BoxWorksという単語が含まれるものは、どれも表示されません。
長いクエリ
検索のパフォーマンスを維持するために、多数の単語/トークンを含むクエリや文字数が多いクエリなど、クエリが長い場合はその一部が省略されることがあります。
検索クエリの保存
- 検索を開始すると、検索クエリとすべてのフィルタはURLの一部としてエンコードされ、[変更日] などのフィルタも維持されます。
- これにより、検索クエリの保存が格段に簡単になります。 クエリを保存するには、Boxのブックマーク機能を介する方法と、ブラウザのブックマーク機能を介する方法の2種類あります。
- 検索した後に、その検索結果を保存する場合は、URLをクリップボードにコピーするだけです。 次に [すべてのファイル] ページに移動してヘッダーの [新規] をクリックし、[ブックマーク] をクリックします。 アドレスフィールドに、検索からコピーしたアドレスを貼り付けます。 リンクをクリックするたびに、同じ検索が実行されます。
- また、ブラウザを使用してそのURLをブックマークにすることができます。そのブックマークに移動するたびに検索が実行されます。
検索の仕組み
検索用のインデックス
教科書の最後に記載されているインデックス (索引) のように、Boxも検索用にコンテンツのインデックスを作成しています。 ファイルやフォルダが変更されるたびに、インデックスに単語が追加されます。このプロセスはインデックス作成と呼ばれます。 検索を実行すると、検索用のインデックスで、検索クエリと一致するファイルやフォルダが検索されます。 Boxでコンテンツの追加、更新、または削除が実行されると、それに合わせて検索用のインデックスが更新されます。
- 検索可能になるまでの時間: ファイルのアップロードまたは変更時にインデックスの作成が完了してから検索できるようになるまでには時間がかかることがあります。 通常、新しく追加されたファイルや変更されたファイルは、10分以内に検索の対象として使用できるようになります。 ただし、インデックス作成の所要時間はその時点のサービス負荷に左右されるため、10分以上かかる場合もあります。
- 検索対象のコンテンツ: 検索では、自分がアクセス権を持つコンテンツ (プレビューや表示が可能な場合) のみが表示されます。 つまり、自分のアカウントでアクセスできないファイルやフォルダは検索結果には表示されません。また、共有リンクから最近アクセスしたファイルも検索結果に表示されます。さらに、ごみ箱内を検索した場合、検索結果に表示されるのは、ビューアー/アップローダー以上の権限を持っているコンテンツのみです。
- 前方一致検索とワイルドカード検索: 検索結果では、末尾にワイルドカードが暗黙で含められます (前方一致検索とも呼ばれます)。これは、テキストへのインデックス作成方法によるものです。 Boを検索すると、結果としてBox、Boat、またはBoxerなどのタイトルが付いた項目が含まれます。 これは、従来の検索エンジンでBo*またはBo%を検索するのと同じです。 %ox%など、従来のワイルドカード表記法はBoxではサポートされません。 タイトルの前方一致検索はサポートされますが、本文の前方一致検索、タイトルまたは本文の後方一致検索、タイトルまたは本文の中間一致検索はサポートされません。 たとえば、「cal」で検索した場合、検索結果には「California」という名前のファイルが含まれますが、「decal」または「recall」という名前のファイルは含まれません。 また、「California」、「recall」、「decal」など、ファイルのコンテンツでの前方一致、中間一致、または後方一致も検索結果には含まれません。
- ステミング: Boxの検索はステミングを使用して、クエリの用語をインデックス内の用語と照合します。 このため、同じ語幹を含む単語は、クエリに完全に同じ形式で含まれていない場合でも、結果に含まれることがあります。たとえば、「run」と「running」は同じ語幹にマップされるため、「running」で検索すると、タイトルに「run」を含むドキュメントが検索結果に表示される場合があります。
- ファイルコンテンツの検索: ファイル内のコンテンツもBoxの検索用インデックスに保存されます。 次のファイル形式がサポートされています。「boxnote」、「csv」、「doc」、「docx」、「gdoc」、「gsheet」、「gslide」、「gslides」、「htm」、「html」、「msg」、「odp」、「odt」、「ods」、「pdf」、「ppt」、「pptx」、「rtf」、「tsv」、「wpd」、「xhtml」、「xls」、「xlsm」、「xlsx」、「xml」、「xsd」、「xsl」、「as」、「as3」、「asm」、「bat」、「c」、「cc」、「cmake」、「cpp」、「cs」、「css」、「cxx」、「diff」、「erb」、「groovy」、「h」、「haml」、「hh」、「java」、「js」、「json」、「less」、「log」、「m」、「make」、「md」、「ml」、「mm」、「php」、「pl」、「plist」、「properties」、「py」、「rb」、「rst」、「sass」、「scala」、「script」、「scm」、「sml」、「sql」、「sh」、「txt」、「vi」、「vim」、「webdoc」、「yaml」
- ドキュメントあたりのインデックスが作成されるテキスト: Businessレベル以上のアカウントの場合、Boxの検索用インデックスには、ドキュメントごとに最大10,000バイト (英語でおよそ10,000文字) が格納されます。 この量は、言語、Boxのインデックス作成方法、ドキュメントの種類に応じて、ドキュメントごとに異なる場合があります。
- OCRのサポート: Boxは現在、ドキュメントに対してOCRを実行しません。
- ドキュメントのバージョン: 検索でインデックスが作成されるのは、最新バージョンのドキュメントのコンテンツに対してのみです。古いドキュメントは検索結果に表示されないため、必要な情報を見つけやすくなります。 検索を使用して、最新バージョン以外のドキュメントを照会することはできません。
- 言語のサポート: Boxの検索でサポートされている言語は、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、およびスペイン語です。 ただし、1つのドキュメント内での複数言語のインデックス作成はサポートしていません。
- ごみ箱: ウェブとAPIを使用すればごみ箱を検索できます。
検索の関連性
検索結果は、デフォルトで関連スコアの順に表示されます。関連スコアとは、検索クエリに基づいて最も関連性の高い検索結果を予測する、Box内部のランキングシステムです。
- 関連性が考慮される要因: Boxでは検索結果の表示順序を決定する際にさまざまな要因を考慮に入れます。 これらの要因には、ドキュメントが最新であるか、タイトルに含まれる検索クエリ用語、ファイルのコンテンツとメタデータに含まれる検索クエリ用語などがあります (アカウントの種類やEnterprise設定によって異なります)。
- 継続的な改善: Boxでは、検索の関連性の改善に継続的に取り組んでいます。 反復的なプロセスですが、検索の関連性は今後も改善される予定です。 それに伴い、検索結果および検索結果の順序は今後変更される可能性があります。
- 個々の状況に応じた検索結果: さまざまな理由で、表示される検索結果の順序が他のユーザーとは異なる場合があります。その理由として、アクセスできるドキュメントが異なる、Boxの使用状況が異なる (例: 表示/編集したことのあるファイルが異なる) などが考えられます。
- 日付による並べ替え: 検索結果の表示順序を更新日で並べ替えたい場合は、[並べ替え] ドロップダウンを [更新日] に変更できます。
句読点と特殊文字
- Box検索エンジンでは、次の句読点と特殊文字が無視されます: !"#$%&'()*+,\-./:;<=>?@[\\\]^_`{|}~
- 単語内に句読点が含まれる場合、検索機能によって単語がその句読点の前後で分割され、その結果として得られる複数の文字列と、それらを連結した単語が返されます。たとえば、「re」、「organize」、「reorganize」という文字列を検索すると、「re-organize」という名前のフォルダが検索結果に含まれます。