Boxでは、ごみ箱に入れたファイルやフォルダが一定期間保存されます。 デフォルトではその期間は30日間ですが、BusinessアカウントとEnterpriseアカウントのBox管理者であればその期間を調整できます。 Boxのごみ箱内の項目でも、Boxアカウントの元の場所に復元することができます。 また、ごみ箱を検索して、特定の項目を手動で復元または削除することもできます。
注:
- 項目をコラボレーションフォルダから削除した場合、所有者とその項目を削除したユーザーのどちらも、ごみ箱から復元できます。
- 削除したファイルまたはフォルダのコラボレータから削除されると、ごみ箱にその項目が表示されなくなります。ごみ箱にその項目を表示するには、もう一度その項目のコラボレータとして追加してもらう必要があります。
ストレージの割り当て
ごみ箱内の項目は、ユーザーの全ストレージ割り当てのカウント対象になりません。
ごみ箱へのアクセス
ごみ箱を開くには、左サイドバーで [ごみ箱] をクリックします。
並べ替え、フィルタリング、検索
ごみ箱内で特定のファイルやフォルダを検索できます。 ごみ箱の検索方法は、その他のBoxフォルダの検索方法と同じです。ごみ箱内検索では、ユーザーがビューアー/アップローダーのアクセス権限を持っている、ごみ箱内の項目が返されます。検索結果には、「自分が所有している項目」、「自分が削除した項目」のほか、ユーザーが編集権限を持っているごみ箱内の項目も含まれます。
ごみ箱フォルダを検索するには:
- ごみ箱フォルダに移動します。
- 上部で [ファイルおよびフォルダを検索] をクリックします。
- 表示されるボックスで、検索パラメータを入力します。
- [「ごみ箱」内のみを検索] チェックボックスをオンにします。
- Enterキーを押します。
ごみ箱フォルダ内のすべての項目の並べ替えとフィルタリングを行うには:
コンテンツは、自分が所有している項目または自分が削除した項目でフィルタをかけることができます。 これを行うには、フォルダラベル (ごみ箱) のすぐ下にある [自分が所有している項目] (または [自分が削除した項目]) の下矢印をクリックし、 目的のオプションをクリックします。
- [自分が削除した項目] フィルタでは、作成者または所有者に関係なく、自分が削除した項目がすべて表示されます。
- [自分が所有している項目] フィルタでは、削除者に関係なく、自分が所有している削除項目がすべて表示されます。
ヒント
[自分が所有している項目] でフィルタをかけると、自分が所有するフォルダ内でコラボレータが削除した可能性のあるコンテンツを追跡する場合に役立ちます。
項目の復元と削除
ごみ箱内のファイルまたはフォルダは、手動で復元することも完全に削除することもできます。 ただし、項目を削除するには、そのための権限が必要です。
ごみ箱内の特定の項目を復元または完全に削除するには:
以下の手順は、検索結果から選択する場合にも、ごみ箱のすべての項目から選択する場合にも適用されます。
- 目的の項目の行にカーソルを置いて強調表示します。[その他のオプション] の省略記号 ([…]) が表示されます。
- 省略記号 ([...]) をクリックします。 次に、以下のいずれかを実行します。
- 項目をBox内の元の場所に戻すには、[復元] をクリックします。
- 項目を完全に削除するには、[削除] をクリックします。
- 次のプロンプトで、[OK] をクリックします。
項目を削除すると、その項目がごみ箱フォルダから削除され、14日間の猶予期間が始まります。
一度に複数の項目を操作することもできます。 そのためには、使用しているOS (WindowsまたはMac) に合わせた複数選択のキーの組み合わせを使用してください。 目的の項目をすべて選択したら、選択した領域内の任意の場所を右クリックします。 その後、[復元] または [削除] をクリックします。
ごみ箱からファイルを復元すると、以下のファイルの詳細の大部分も復元されます。
- 説明
- タグ
- コメント
- タスク
- 共有状態 (共有リンクが有効か無効か)
- コラボレータ
以下の詳細は復元されません。
- 共有リンクの有効期限の設定
- 削除の有効期限の設定
また、ごみ箱フォルダ内のコンテンツ全体を復元または削除することもできます。 これを行うには、ごみ箱フォルダを開きます。 次に、以下のいずれかを実行します。
- ごみ箱内のコンテンツ全体を復元するには、右上にある [すべて復元] をクリックします。
- ごみ箱内のコンテンツ全体を完全に削除するには、右上にある [すべて削除] をクリックします。
- [すべて復元] と [すべて削除] はどちらも、表示されているファイルだけでなく、ごみ箱内のすべてのファイルに作用します。
[すべて削除] オプションは、ごみ箱から項目を削除する権限がない場合は表示されません。
重要
削除したコンテンツがBoxのごみ箱にない場合は、すぐにBox Product Supportにお問い合わせください。 有料アカウントをご利用のお客様で、ごみ箱内のコンテンツが消去されたのがまだ14日間の猶予期間中であれば、Product Supportがコンテンツを復元できます。 ただし、この14日間の猶予期間を過ぎると、Boxのごみ箱から消去されたファイルやフォルダは復元できなくなり、永久に失われる可能性があります。この復元の猶予期間は無料アカウントには適用されないのでご注意ください。無料のIndividualプランをご利用の場合、ファイルの復元には対応しておりません。