Boxでは、Box Driveを再構成し、Windows版Box Driveの機能拡張された更新バージョンをリリースする予定です。 今回のリリースでは、作業を今までよりも簡単かつ迅速にすることを目的とした一連の強力な新機能が導入されます。これには、Windows ARMデバイスへの対応、リクエストされた機能 (既知のフォルダリダイレクトなど) のサポート、使いやすさや安定性の改善が含まれます。
内部構造を新しいアーキテクチャにすることにより、安定性の強化、信頼性の向上、オペレーティングシステムとのより深い統合が実現します。 ネイティブのWindows APIを統合して、ユーザーが慣れ親しんだBox Driveのエクスペリエンスを実現することで、さらに統合が進んだ、一貫性のある信頼性の高いエクスペリエンスをユーザーに提供できます。
このリリースの新しい改善点は以下のとおりです。
- WindowsでのARMのサポート: ARMベースのWindowsデバイスとの互換性が提供されます。
- 既知のフォルダリダイレクト: 管理者は、グループポリシーオブジェクト (GPO) などのツールを使用して、自動的にローカルフォルダ (ドキュメントなど) を直接Box Driveと同期できます。
- 柔軟性のあるストレージ管理: 管理者は、Boxフォルダの場所をシステムがインストールされているドライブ以外の場所に変更できます。
- ファイル管理の強化: ユーザーは、特定のファイルをオフラインアクセス用にマークし、ダウンロードしたコンテンツをより適切に管理できます。
- ユーザーエクスペリエンスの改善: エクスプローラで、主な操作の進捗状況が表示されるようになります。
- 視覚的な統合の強化: アイコンの改善により、Box Driveのアイコンが一貫して表示されます。
- パフォーマンスの向上: キャッシュファイルの読み取り/書き込み速度が上がります。
- より広範な互換性: Windowsエコシステムにおける、ユニバーサルWindowsプラットフォーム (UWP) アプリとBox Driveアプリケーションとの十分な互換性が実現します。
管理者は、正式リリース版にオプトイン (有効化) し、組織が正式リリースに含まれる機能強化および新機能を先行して利用できます。 管理者が組織の先行利用を有効にする方法については、今後のメールによる案内やリリースノートを確認してください。