まもなく、AppleのFile Provider Extension (FPE) を搭載したmacOSの最新アーキテクチャに基づいて構築されるBox Driveの新バージョンをリリースする予定です。Box Driveのこの新バージョンでは、IntelデバイスおよびM1デバイス上のBox Driveへのアクセスがよりシームレスかつ安全になり、カーネル機能拡張を使用する必要がなくなります。
この変更に伴い、Box Driveのマウント場所のカスタマイズ機能は、FPEモードのBox Driveを使用する場合、AppleのFile Provider Extensionにおけるアーキテクチャの制限により、macOSデバイスでのサポートが終了となる予定です。 具体的には、次のプラットフォームおよび構成でマウント場所のカスタマイズ機能のサポートが終了します。
macOS 11.5: FPEモードを使用している場合
macOS 12 (これはFPEモードでのみ実行されます)
マウント場所のカスタマイズ機能は、macOS 11.xおよび10.15でレガシーカーネルベースのBox Drive構成を使用している場合は、引き続き正常に機能します。 また、Windowsでは引き続きサポートされます。 マウント場所をカスタマイズする最も一般的なユースケースは、絶対パスでリンクされたファイルのサポートの有効化です (相対パスは引き続き機能します)。
Boxでは、macOSでのフォルダの場所のカスタマイズ機能の使用状況やサポート終了による影響について、よりよく理解したいと考えています (これは、今後ユーザーのニーズを満たすオプションを提供するのに役立ちます)。 お客様のユースケースを理解するために、今回のサポート終了による影響が想定される場合は、 こちらの簡単なアンケート (英語) にご協力ください。