Boxでは、2026年12月にBox Syncの公式サポート終了 (EOL) を予定しています。 お客様には、公式サポート終了 (EOL) の12か月前に通知する予定です。
Boxによるこの決定までの経緯
Boxは常に、Boxコンテンツにアクセスして作業するために1つのデスクトップアプリを提供することを目指してきました。 現在Syncを使用しているユーザーは、Box Driveに移行すると、オーバーヘッドを生じることなく、より迅速かつスマートで安全にクラウドコンテンツを直接デスクトップで利用できるようになります。 Box Driveを使用すると、ユーザーは、自分のデスクトップからBoxリポジトリの構造全体にアクセスできると同時に、ローカルストレージの解放、パフォーマンスの強化に加え、コラボレーション、コンプライアンス、規模に応じた最新機能の追加も可能になります。
最近、Box Driveでは、Windowsデバイスで利用可能なフォルダリダイレクトに加え、ファイルやフォルダの非表示/再表示機能によってデスクトップエクスペリエンスを厳選する機能がリリースされたことをお知らせしました。どちらもBox Drive v2.48以降で利用可能です。 Box Driveにこれらの新機能が追加されたことで、Box Driveに組み込まれているセキュリティおよびガバナンス機能はすべて引き続きサポートされたまま、このアプリがさらにBoxのビジョンに沿ったものになりました。
Boxでは、機能豊富なBox Driveエクスペリエンスを提供できるよう取り組んでおり、Box Driveの機能強化に向けた開発リソースに今後も注力してまいります。
サポート終了による影響
Box Syncは、公式サポート終了 (EOL) まで引き続きご利用いただけますが、サポートのない状態で利用した場合は以下のようなリスクがあります。
- バグや関連する問題が発生した場合でも、Boxのサポートは受けられません
- Boxのサポートを受けられないため、セキュリティの脆弱性にさらされる可能性があります
サービスの中断を防ぐために、今後12か月以内にBox SyncからBox Driveに移行することを強くお勧めします。
お客様へのお願い
組織内でBox Syncを使用しているユーザーを特定し、今後、Box Driveに移行されることを通知してください。
アップグレードに役立つリソース
Boxでは、管理者様がユーザーにBox Driveへの移行を案内する際にご利用いただけるようBox Drive Transition Toolkitを作成し、アップグレードガイド、メールテンプレート、FAQリストを用意しています。
Box Driveに関する詳細情報の入手先
Boxサポートサイトには、Box Driveの概要、Box SyncからBox Driveへの切り替えなどに関する豊富な情報があります。 Box SyncからBox Driveへのユーザーの移行の詳細については、Product Supportを参照するか、Box担当者までお問い合わせください。