[Enterprise設定] > [コンテンツと共有] > [コンテンツのコラボレーション] > [外部コラボレーション] の設定では、任意の外部ユーザーとの外部コラボレーションを許可したり、定義したドメイン内の外部ユーザーのみにコラボレーションを制限したりできます。 このトピックでは、コラボレーションを許可リストに登録済みのドメインに制限する方法について説明します。
- [Enterprise設定] > [コンテンツと共有] に移動します。
- [コンテンツのコラボレーション] セクションで、[外部コラボレーション] の設定に移動し、[コラボレーションを許可リストに登録済みのドメインのみに制限する] を選択します。
- [許可リストの管理] をクリックします。
- [コラボレーション許可リスト] ダイアログボックスで、1つまたは複数のドメインを入力します。その際、1つ入力するたびにEnterキーを押します。 許可リストに登録済みのドメインの構成方法の詳細については、ドメインの許可リストの構成を参照してください。
- [追加] をクリックします。
指定したドメインのユーザーとだけコラボレーションすることができます。
注
コラボレーションを許可リストに登録済みのドメインのみに制限すると、社内ユーザーが指定したドメインのいずれにも属していないユーザーを招待できなくなります。また、指定のドメインに属していないユーザーが社内ユーザーをコラボレーションに招待できなくなるので注意してください。
社内ユーザーは、フォルダまたはファイルで [共有] ウィンドウを開いてコラボレーションに招待できます。 [共有] ウィンドウでは、(a) [ユーザーを招待] または (b) [共有リンクを送信] のいずれかを選択できます。
- 社内ユーザーが指定したドメインのいずれにも属していないユーザーをコラボレーションに招待すると、エラーメッセージが表示されます。
重要
社外のコラボレータがアクセスできるフォルダの場合、[コラボレーションを社内のユーザーのみに制限する] をクリックしても外部コラボレータはブロックされません。ただし、新規の外部コラボレータはブロックされます。
ドメインの許可リストの構成
許可リストを作成すると、社内で決められているとおりに、より細かい制御を行い、コラボレーションを一方向 (インバウンドまたはアウトバウンド) に制限することもできます。
- インバウンドコラボレーション – 社内ユーザーが、社内のコンテンツを使って共同作業するために社外のユーザーを招待することです。
- インバウンドコラボレーションのみを許可する場合、各ドメインの前にプラス記号 (+) を付けます
- アウトバウンドコラボレーション – 社外ユーザーが、社外のコンテンツを使って共同作業するために社内のユーザーを招待することです。
- アウトバウンドコラボレーションのみを許可する場合、各ドメインの前にマイナス記号 (-) を付けます
- すべてのドメインとコラボレーションするには、アスタリスク (*) を使用します
- 通常は、一方向でのコラボレーションを有効にするためにアスタリスクを使用します。たとえば、社内ユーザーだけがコンテンツに招待され、外部ユーザーは社内のコンテンツに招待されないようにすることができます。
以下の例を参考にしてください。
許可リストに登録されているドメイン |
想定される動作 |
abc.com |
社内のBoxユーザーは、会社ABCに所属するユーザーのみを招待することができ、会社ABCが所有するフォルダにのみ招待されることができます。 注 許可リストは、単一ドメインでのみ機能します。 たとえば、「x.abc.com」は許可リストに登録されません。 個別に追加する必要があります。 スペースは使用しないでください。 |
+abc.com |
社内ユーザーは、会社ABCに所属するユーザーのみを社内のフォルダに招待できます。 スペースは使用しないでください。 |
-abc.com |
会社ABCに所属するユーザーだけが、社内のBoxユーザーを会社ABCが所有するフォルダに招待することができます。 それ以外のユーザーは、社内ユーザーを会社ABCのフォルダに招待できません。 スペースは使用しないでください。 |
+* |
社内ユーザーは、どんなドメインでも、また誰でも、社内コンテンツを使ったコラボレーションに招待できますが、社外ユーザーは、社内ユーザーと外部でコラボレーションするよう招待することはできません。 スペースは使用しないでください。 |
-* +abc.com |
任意のドメインの任意のユーザーがコンテンツに外部コラボレータを招待できますが、自社所有のコンテンツに招待できる外部コラボレータはabc.com社のユーザーのみに制限されます。 スペースは使用しないでください。 |
その他の注意点:
- [例外ユーザー]: 許可リストに登録されていないドメインであっても、特定のユーザーに対してのみ、外部とのコラボレーションを許可することができます。 この権限を付与するには、[例外ユーザー] の下のボックスに、選択したユーザーの名前またはメールアドレスを入力します。
- [外部コラボレータの招待]: Enterpriseが所有するコンテンツに、外部コラボレータが他の外部コラボレータを招待すること、および他の外部コラボレータの権限レベルを上げることを制限できます。