管理コンソールは、BoxのBusiness Starter以上のすべてのプランで利用できます (無料のDeveloperアカウントでも、管理コンソールの一部の機能を利用できます)。組織の管理者および共同管理者の場合、Boxのナビゲーションバーに管理コンソールへのリンクが表示されます。 組織の管理機能にアクセスするには、[管理コンソール] をクリックします。 表示される機能は、以下に示す複数の要因によって異なります。
各プランで利用できる機能の一覧を確認するには、Boxの価格設定ページを参照してください。
この管理コンソールガイドは、管理コンソールで利用できる機能をまとめたもので、ユーザーの追加、グループの作成、セキュリティ設定のカスタマイズなど、各機能の詳細情報にリンクしています。
管理コンソールのメインのナビゲーションに表示されたリンクから、設定およびその他の機能にアクセスできます。 ほとんどの場合、いずれかのリンクをクリックするとページが表示されます。そのページの多くの設定やオプションは、管理コンソール画面の上部にある一連のタブの下に論理的に配置されています。
インサイト
[インサイト] ページは、組織におけるBoxの使用状況、ストレージ、展開に関するデータを集約した管理者用ダッシュボードです。 詳細については、管理者インサイトおよびPlatformインサイトを参照してください。
ユーザーとグループ
[ユーザーとグループ] ページでは、ユーザーの追加や削除、設定の管理、管理対象外ユーザーから管理対象ユーザーへの変更が可能です。また、グループを作成してメンバーシップを管理することもできます。 Boxチームの作成を開始するには、ユーザー管理についてを参照してください。
グループ
[グループ] タブでは、部門チームやプロジェクトチームのように、一連のユーザーのフォルダメンバーシップを簡単に管理できます。 詳細については、グループの作成と管理を参照してください。
コンテンツ
[コンテンツ] ページでは、各ユーザーのBoxアカウントにあるコンテンツファイルのアクセス、共有、ロック、詳細の取得が可能です。 詳細については、管理コンソールでのコンテンツの管理を参照してください。
レポート
すべてのBox Businessアカウントには、シンプルで強力なレポート作成機能が用意されています。 [レポート] ページでは、使用状況のログ、ファイル/ユーザー統計、およびセキュリティ監査など、さまざまなアカウント全体のレポートを実行できます。 詳細については、レポートの実行を参照してください。
分類
[分類] ページでは、組織のBox環境に保存されているコンテンツのセキュリティ分類ラベルの作成、変更、削除を行うことができます。 詳細については、分類ラベル、自動分類 (分類ポリシー)、Microsoft Information Protection統合を参照してください。
Shield
[Shield] ページでは、分類ラベルに基づいて検出ルールやアクセスポリシーを作成できます。 詳細については、Box Shieldの概要を参照してください。
Governance
[Governance] ページでは、ポリシー、ホールド、その他の各種手法を作成および設定し、組織のコンテンツのセキュリティを確保できます。 詳細については、リテンションおよびリテンションポリシーについておよびリーガルホールドポリシーについてを参照してください。
Relay
[Relay] ページでは、ワークフローテンプレートを作成および設定し、
Platform
[Platform] ページでは、企業のDeveloperサンドボックスを管理できます。
アプリ
[アプリ] ページでは、管理対象ユーザーに使用を許可するアプリケーションを管理できます。 詳細については、Enterpriseでのアプリケーションの設定を参照してください。
アカウントと請求
[アカウントと請求] ページでは、Boxアカウントの変更やBox営業チームへの連絡を行うことができます。
Enterprise設定
[Enterprise設定] ページでは、アカウントのグローバル設定を管理します。 ここに設定されたルールは管理するユーザーすべてに適用されるため、慎重に選択してください。
[Enterprise設定] ページでは、組織全体のセキュリティと使用に関する重要な設定を一目で確認することができます。 多くの場合、このページから直接、これらの設定を変更できます。 また、該当するタブをクリックして、設定の変更を行ったり、利用可能なすべての設定にアクセスしたりすることもできます。
[Enterprise設定] タブには、以下が含まれます。
カスタム設定
このタブでは、会社名やサブドメインなどアカウントに関する基本情報、ユーザーの個人設定をカスタマイズできるかどうか、Boxで保持するファイルのバージョン数などを設定できます。
セキュリティ
このタブでは、さまざまなオプションを使用してユーザーによるBoxへのサインアップとログインを管理できます。
Boxのセキュリティオプションの詳細については、以下を参照してください。
デバイス保護
このタブでは、組織に対してデバイス保護のオプションを構成して有効にします。
デバイストラスト
さまざまなBoxアプリケーションから会社のBoxアカウントにアクセスする際にデバイスが満たさなくてはならない固有のセキュリティ基準を設定します。
デバイストラストの詳細については、デバイストラストのセキュリティ要件の設定を参照してください。
EDR (Endpoint Detection and Response) 統合
パートナーのエンドポイントのセキュリティオプションを有効にして構成します。
デバイスの管理
使用状況を監視したり、ユーザーが各種Boxアプリケーション (Box Sync、Box Mobileアプリなど) へのアクセスに使用できる固有デバイスの数を制限したりできます。
デバイスの管理の詳細については、デバイスの管理の概要を参照してください。
コンテンツと共有
このタブでは、アカウント全体の共有リンクに影響するデフォルト設定を適用できます。
詳細については、以下を参照してください。
通知
このタブでは、メールおよびリアルタイムの通知に関するアカウント全体のオプションを設定できます。 リアルタイムの通知は、コラボレータが処理を行うとBoxウェブサイト内にすぐに表示されます。 また、各リアルタイム通知には該当する項目に直接移動できるリンクが含まれています。 メール通知は、企業全体、アカウント全体、フォルダ固有のレベルで調整することができます。
企業レベルでメール通知を設定する方法の詳細については、Enterpriseユーザーへの通知の管理を参照してください。
ユーザー設定
このタブでは、アカウント全体に対する設定をいくつか管理できます。 これらはデフォルトとしてユーザーに適用されますが、後からサブアカウントレベルで個々に調整できます。
ここで行う最も重要なことは、[新規ユーザーの初期設定] を選択することです。 これにより、すべての新規ユーザーにデフォルト設定を適用して、ユーザー設定にかかる時間を節約できるようになります。
モバイル
このタブでは、ユーザーやユーザーのファイルなどすべてのアカウントアクティビティを表示し、コンテンツの社内外からの共有およびアクセス方法を管理できます。 詳細については、モバイルセキュリティ設定についてを参照してください。
Sign
このタブでは、Signの権限設定にアクセスします。 以下の設定が含まれます。
- Box Signを有効または無効にする
- テンプレートの作成を有効または無効にする
- 法的設定へのアクセスを有効または無効にする (Box Signの法的設定へのアクセスを共同管理者に許可するなど)
- 企業がBox Signで表示する電子記録および電子サインの開示 (ERSD) を有効化、無効化、プレビュー、またはカスタマイズする