ソースシステムとしてWindowsを接続するには、以下の手順を実行する必要があります。
- Windowsエージェントをマシンにダウンロードして登録します。
- 提供されたキーを使用してBox Shuttleを認証します。
Windowsエージェントの設定
システム要件
WindowsエージェントでサポートされるWindowsのバージョンは以下のとおりです。
- Windows 8
- Windows 10
- Windows Server 2012 R2/2016/2019/2022
以下のシステム要件を満たす必要があります。
コア数 | RAM | ディスク容量 |
4 | 8 GB | 50 GB |
Windowsエージェントのダウンロード
- Shuttleで [新しいジョブ] をクリックし、分析ジョブまたは移行ジョブに一意の名前を付けます。
- [Windows] を選択します。
エージェント名を入力します。
[次へ] をクリックし、認証キーをコピーします。 これは、Windowsエージェントの登録に必要になります。
Windowsエージェントの登録
- Windowsエージェントをインストールします。
- ポップアップウィンドウで、インストール前にコピーしたエージェントのキーを入力し、確認します。 エージェントの構成と登録には時間がかかる場合があります。
- 登録が終了すると、Windowsエージェントは [接続] と表示されます。 これで、データの分析または移行を進めることができます。
Windowsの移行の詳細
ファイルとフォルダの名前変更
すべてのコンテンツ管理システムが同じように機能するわけではありません。 フォルダ名について、Boxでは次の点を考慮する必要があります。
- 同じ親を持つ2つのフォルダに同じ名前を付けることはできません。 たとえば、「Magical Creatures」フォルダ内に作成できる「Unicorn」フォルダは1つだけです。
- ファイルやフォルダの名前の先頭にスペースは使用できません。 「 Narwhals」のような名前は「Narwhals」に変更する必要があります。
また、Windowsでファイル名の特定の文字をサポートしていない場合、Box Drive経由でそれらのファイルを操作したときに問題が発生する可能性があります。 Windowsのファイル名制限のリストを参照してください。 次に、いくつか考慮事項を示します。
- フォルダ名は100文字を超えないようにしてください。
- ファイルパスは255文字以内にしてください。
- フォルダ名にバックスラッシュ (\) またはフォワードスラッシュ (/) が含まれていないことを確認してください。
リンク付きのファイル
財務チームなど一部の事業部がリンク付きのスプレッドシートを活用していたり、設計チームが異なるファイルをリンクするプログラムを利用したりしていることがよくあります。 このようなリンクは通常、ファイルのパスを使用して別のファイルを参照しています。 移行中にそのファイルのパスのフォルダ名が変更されたり移動されたりすると、リンクが切れてしまいます。 しかし場合によっては、パスにドライブ文字やサーバー名からの絶対パスが含まれているため、ファイルを新しいシステムに移行しただけでリンクが切れる可能性があります (たとえばファイルサーバーの場合)。
Boxでリンク付きのファイルを使用することは可能ですが (Box Driveフォルダのデフォルトの場所の設定がこの解決方法の重要なポイントです)、これらのリンクを機能させるには、リンクを更新してBox内の新しい場所を反映させる必要があります。
移行対象のコンテンツに大量のリンク付きファイルが含まれており懸念がある場合は、Managed Servicesと連携して移行プランをまとめることをお勧めします。