一般的に、Box SyncユーザーのBox Syncフォルダへのパスはそれぞれ異なります (例: C:\Users\<username>\Box Sync)。 そのため、絶対パスを使用した他のドキュメントへのリンクが含まれたファイルには、他のコラボレータがアクセスできません。 例えば、財務部で複雑なExcelワークブックを使用している場合があります。そのワークブックでは他のワークブックを参照し、V:\Finance\Excel1\Excel2にある別のExcelファイルのフルパスをExcelで検索しています。 その結果、他のコラボレータではリンクが破損した状態になります。
この問題を回避するには、以下に示すBox Syncワークフローを使用します。
Box Syncでの解決方法
Excelファイルでコラボレーションするすべてのユーザーが、各自のBox Syncフォルダに対して同じパス (例: C:\Box Sync) を使用するようにします。 このようにすると、そのコンテンツでコラボレーションするすべてのユーザーのすべてのリンク参照が正しく解決されます。
この解決方法で対処できるのは、Box Syncを使用してExcelファイルにアクセスするユーザーだけです。 Box Editを使用しているコラボレータやBoxウェブアプリからファイルをダウンロードしているコラボレータは、この解決方法を使用できません。
この回避策が期待どおりに機能するには、すべてのコラボレータが同じローカルフォルダのドライブ文字を使用し、その場所を変更しないようにする必要があります。
リンク付きスプレッドシートのセットアップ方法
- Box Sync 4.0をインストールします。 すでにSync 4.0をインストールし、ログイン済みでカスタマイズしていない場合は、Syncをアンインストールしてからインストールし直し、その場所を変更する必要があります (Box SyncのインストールおよびBox Syncのアンインストールを参照してください)。
- Box Sync 4.0に初めてログインする前に、すべてのユーザーがアクセスできる同期フォルダの場所を指定する必要があります (通常はC:ドライブ)。 同期フォルダの場所を指定するには、こちらを参照してください: Box Syncフォルダの場所の変更またはBox管理者向け: Box Syncフォルダのデフォルトの作成場所の変更
- 互いにリンクしているスプレッドシートを含むすべてのフォルダを同期します。 これで、Box Syncを使用してリンクしたスプレッドシート上でチームとコラボレーションできます。
tech_writers_swarm_kb