管理コンソールの [統合] セクションでは、以下のことが可能です。
- 管理対象のアカウント所有者に対してどのアプリケーションの使用を許可するかの管理
- 企業内でのカスタムアプリの管理
このページでアプリケーションを無効にすると、アカウント所有者は自分のBoxアカウントにアプリケーションを追加できなくなり、そのアプリケーションをすでにインストールしていた場合でも使用することができなくなります。
目次
Box統合とクライアント
このセクションでは、Box公式クライアントおよび統合へのアクセスを管理できます。
Box統合とクライアントへのアクセスを管理するには:
Box公式クライアント
このセクションでは、以下のカテゴリのアプリケーションをすばやく見つけて、無効にすることができます。
- デスクトップ
- Android
- iOS
- サーバー
- モバイルウェブおよびアクセシビリティ
Box公式クライアントはデフォルトで有効になっています。これらを無効にすることは推奨しません。
Box公式クライアントを無効にするには:
- 無効にするクライアントのカテゴリをクリックします。Boxクライアントの一覧が表示されます。
- そのクライアントの横にあるスライダボタンをクリックします。
Boxクライアントを無効にすることは推奨しません。 Box Mobileクライアントをすべて無効にすると、Box Mobileの管理機能はいずれも使用できなくなります。
Box Drive - Mark for Offline (オフライン機能)
組織全体でこの機能を有効にする (デフォルト) か、一部のユーザーに対してのみこの機能を有効にするか、この機能を全面的に無効にするかを選択できます。
推奨ウェブ統合
推奨ウェブ統合は、Boxプレビューから使用できる厳選されたサードパーティ製アプリケーションです。サードパーティ製アプリの使用例として、SlackまたはFacebook Workplaceでのファイルの共有、OutlookまたはGmailからのファイルの送信、DocuSignでの署名用に送信などがあります。
推奨ウェブ統合を有効にすると、アカウント所有者がファイルを表示する際にプレビューウィンドウでこのアプリを使用できるようになります。 詳細については、推奨ウェブ統合の使用に関する記事を参照してください。
統合全体の設定
このセクションでは、アカウント所有者に対してBox統合ストアで利用できる統合へのアクセスを管理します。
統合
Box統合ストアで統合を無効にするには:
- [デフォルトで統合を無効にする] チェックボックスをオンにします。
すべての統合を無効にすると、[統合の個別管理] で [デフォルトで追加] に設定した統合以外はサードパーティの公開統合がすべて無効になります。 たとえば [統合の個別管理] で、Slackを [デフォルトで追加] に設定していて、[デフォルトで統合を無効にする] を選択した場合、Slackはデフォルトで追加されたままになります。 Slackを無効にするには、[統合の個別管理] から手動で無効にする必要があります。
注
統合を許可リストに追加する必要はありません。 統合を許可リストに追加しようとすると、エラーメッセージが表示されます。 統合を追加するには、[統合] に移動し、追加する統合の名前をクリックして指示に従います。
安全な接続
SSL接続を使用しない統合をすべて無効にするには:
- [ウェブ統合で安全な接続 (SSL) を使用するように要求する] チェックボックスをオンにします。 このオプションをオンにすると、すべてのウェブ統合で安全な接続を使用する必要があります。
[統合全体の設定] で更新が完了したら、[統合] タブウィンドウの右上にある [保存] をクリックします。
デフォルトエディタ
このセクションでは、Word、PowerPoint、およびExcel Officeファイルの表示に使用するアプリケーションを選択できます。
統合の個別管理
このセクションでは、統合の検索および検索フィルタの適用、統合の有効化、無効化、構成を実行できます。
検索
統合を検索するには:
- [統合を検索] をクリックします。
- 統合の名前を入力し、Enterキーを押します。 入力した統合名と一致する統合の一覧が表示されます。
統合の有効化または無効化
統合を有効または無効にするには:
- 選択した統合にカーソルを合わせます。
- [ステータス] 列のステータスインジケータをクリックします。
- ドロップダウンで、使用可能なオプションのいずれかを選択します。
- [無効]: 管理対象ユーザーは一切統合にアクセスすることも統合を使用することもできなくなります。
- [すべてのユーザーが使用可能]: 管理対象ユーザーはいつでも必要に応じて統合をインストールして使用できます。
- [すべてのユーザーにデフォルトで追加]: 統合は管理対象ユーザー全員のアカウントにプリインストールされ、使用できる状態になります。
- [カスタム構成]: 統合は選択したユーザーまたはグループに対して、使用できる状態になるか、デフォルトで追加されます。
- 詳細を指定できる構成画面が開きます。
[カスタム構成] を除く、いずれかのオプションを選択すると、その構成はすぐに統合に適用されます。
構成
統合に追加の構成をするには:
- 対象の統合の行にカーソルを合わせます。 [構成] ボタンが表示されます。
- [構成] をクリックします。 [Box for 「統合の名前」の構成] ウィンドウまたは [「統合の名前」の構成] が表示されます。
- [ステータスを選択] で、希望するステータスを選択します。 使用可能なオプションは以下のとおりです。
- [無効]: 管理対象ユーザーは一切統合にアクセスすることも統合を使用することもできなくなります。
- [使用可能: (すべてのユーザー/選択したユーザーとグループ/選択したユーザーを除くすべてのユーザー)] (ドロップダウンから希望するオプションを選択): 管理対象ユーザーはいつでも必要に応じて統合をインストールして使用できます。
このオプションを選択すると、[ユーザーとグループ] フィールドが表示されます。 希望するユーザーおよびグループの名前を入力します。 - [デフォルトで追加: (すべてのユーザー/選択したユーザーとグループ/選択したユーザーとグループ以外のすべてのユーザー)] (ドロップダウンから希望するオプションを選択): 統合は管理対象ユーザー全員のアカウントにプリインストールされ、使用できる状態になります。
このオプションを選択すると、[ユーザーとグループ] フィールドが表示されます。 希望するユーザーおよびグループの名前を入力します。
- [追加の構成] セクションが表示された場合は、有効にする設定を選択します。 使用可能なオプションは以下のとおりです。
- [Boxアクティビティストリームを有効にする]: この設定を有効にすると、ユーザーは、この統合で発生する特定のイベントをファイルプレビューで確認できるようになります。 詳細を参照してください。 このオプションを有効または無効にするには、横にある切り替えをクリックします。
- [管理者による委任承認]: 管理者による委任承認を使用すると、手動でOauthフローを実行する必要なく、統合に対してユーザーを承認できます。 これを有効にすると、Box Enterpriseのすべてのユーザーが自動的に承認されます。
- 変更内容を保存するかキャンセルします。
企業によっては使用できないオプションがある場合もあります。
フィルタ
統合の検索にフィルタをかけるには:
- 検索バーの横にある [フィルタ] ボタンをクリックします。
- オプションをドロップダウンメニューで選択します。 以下から選択できます。
- 適用済みのステータスのタイプ - [無効]、[使用可能: (すべてのユーザー/選択したユーザーとグループ/選択したユーザーを除くすべてのユーザー)]、[デフォルトで追加: (すべてのユーザー/選択したユーザーとグループ/選択したユーザーとグループ以外のすべてのユーザー)]
-
ユーザーのアクセス権限 - [使用可能またはデフォルトで追加: (ユーザー名を入力)] - 以下のいずれかの理由でこの特定のユーザーが使用できるすべてのアプリを確認できます。
- 統合はすべてのユーザーが使用可能。
- 統合は一部のユーザー (指定したユーザーを含む) が使用可能。
- 統合は指定したユーザーが属しているグループで使用可能。
- 統合は一部を除くすべてのユーザーが使用可能で、指定したユーザーは除外されていない。
- フィルタを適用します。
フィルタの横長の円にある [x] をクリックすると、選択したフィルタが無効になります。
Platformアプリの管理
このセクションでは、展開内のPlatformアプリケーションを管理できます。ここでは、以下の操作を実行できます。
- 新しいPlatformアプリを承認する
- デフォルトで統合を無効にする
- デフォルトで未公開Platformアプリを無効にする
- アクセス制限付きPlatformアプリの場合に管理者の承認を要求する
Platformアプリを管理するには: