Slackなどのアプリを介したファイル共有、DocuSignなどのアプリを使ったファイル処理、Salesforceなどのアプリへのファイルの保存など、幅広いアプリケーションを利用してファイルを操作できますが、実行したすべての操作を追跡するのは大変なことです。 Boxは、アプリのアクティビティストリームを使ってこれに対応します。
アプリアクティビティでは、指定されたサードパーティ製アプリを通したBoxファイルに関するユーザーのすべての操作をひと目で把握できます。例えば、Slackのメッセージを介したファイル共有や、SalesforceまたはNetSuiteレコードへのファイル添付などが該当します。 これにより、ユーザーがファイルを操作するたびに複数のアプリケーションを検索する必要がなくなります。
アプリのアクティビティストリームを使えば、いつ、誰にSlack経由でファイルを送信したか、DocuSignワークフローを通してドキュメントを送信したか、SalesforceやNetSuiteレコードに契約書を添付したかなどが、迅速かつ簡単にわかります。 また、組織の他のユーザーがいつ、それらの操作を行ったかもわかります。 例えば、Slackのパブリックチャンネル経由で同僚がファイルを共有した時間をすべて表示できます。これは、あなたがメンバーであれば、Slackのプライベートチャンネルでも可能です (これは、アプリアクティビティの表示を無効化しているユーザーには適用されません)。
デフォルトでは、Boxアプリのアクティビティストリームにアプリは追加されていません。 個別に選択して有効化する必要があります。 場合によっては、構成する必要もあります。
どのアプリがアクティビティストリームの対象となるかが不明な場合:
- 管理コンソールから、[アプリ] > [Boxアプリと統合] タブの順に移動します。
- [アプリケーションの個別管理] セクションまでスクロールして、[フィルタ] をクリックします。
- [アドオン] セクションの [Boxのアプリアクティビティをサポート] をオンにします。 これで、アプリのアクティビティストリームに追加可能なアプリがすべて表示されます。
この設定はすぐに有効になります。
重要
実際には、ここから直接設定を変更することはできません。 表示のみ可能です。 アプリアクティビティを有効化するなど、アプリの設定を変更するには、有効化するアプリを検索するか、該当のアプリまでリストをスクロールします。 変更する行をクリックして強調表示し、[構成] をクリックします。
また、アプリアクティビティを無効化すると、過去のアクティビティもすべて非表示になります。
どのアプリがアプリのアクティビティストリームの対象となるかがわかっている場合:
- 管理コンソールから、[アプリ] > [Boxアプリと統合] タブの順に移動します。
- [アプリケーションの個別管理] セクションまでスクロールします。
- [アプリケーションの個別管理] リストで、対象のアプリをクリックして強調表示します。 右下にある [構成] をクリックします。
- 該当アプリの [構成] ウィンドウが開いたら、[Boxアクティビティストリームを有効にする] スライダを右へ動かします。 [保存] をクリックします。
これで、組織内のすべてのユーザーがこのアプリでのファイルアクティビティを追跡できるようになります。
注
サードパーティの開発者はAPIを使うことにより、アプリのアクティビティストリームでのBox統合を実現できます。 Boxアプリのアクティビティストリームでのアプリの使用については、こちらの開発者向けGoogleフォーム を利用してください。
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