Boxでは、21 CFR Part 11コンプライアンスのサポートを有効にしたBox Signの署名リクエスト内で、管理者がカスタマイズ可能な署名の理由を設定できる機能のほか、署名者が独自にカスタマイズした署名の理由を指定できる機能をリリースする予定です。 今回のリリースは、2024年1月のBox Signの21 CFR Part 11コンプライアンスのサポートのリリースを補完するものです。
この機能が有効になっている場合、管理者は、署名者がBox Signで21 CFR Part 11が有効になっている署名リクエストに自身の署名またはイニシャルを適用する際に [署名の理由] ドロップダウンメニューから選択できる署名の理由を複数設定できるようになります。 さらに、署名者は、Box Signで21 CFR Part 11が有効になっている署名リクエストに自身の署名またはイニシャルを適用する際に [署名の理由] ドロップダウンメニューから [個別の理由を追加] を選択することで、独自にカスタマイズした署名の理由を指定することも可能になります。
これまで、署名の理由はカスタマイズ不可能だったため、署名者はあらかじめ定義された以下の署名の理由から選択することしかできませんでした。
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Box Signの21 CFR Part 11コンプライアンスをサポートする設定可能な署名の理由を使用すると、ライフサイエンス企業や署名者は、署名リクエストを完了する際に柔軟性が高くなります。