Box Formsは、Enterprise Advancedアカウントでのみ使用できます。 Box Formsを利用するには、Box Forms Addendumに合意いただく必要があります。
Box Formsを使用すると、ユーザーは、必須フィールド、動的なルール、ビジネスプロセスを開始するためのカスタマイズ可能なワークフローを使用したウェブ向けのフォームを簡単に設計、カスタマイズ、公開できます。
管理者による有効化
管理者は、[管理コンソール] > [Enterprise設定] にアクセスして、組織に対してBox Formsを有効にできます。 [コンテンツと共有] タブで [Forms] セクションまでスクロールし、[構成の編集] を選択します。
選択したユーザーやグループを対象とする場合
デフォルトでは、Box Formsはすべてのユーザーに対して無効になっています。 組織のアクセス権限は以下のように構成できます。
- [すべての管理対象ユーザーに対して無効にする]
- [すべての管理対象ユーザーに対して有効にする]
- [選択したユーザーとグループに対して有効にする]
- [選択したユーザーとグループ以外のすべてのユーザーとグループに対して有効にする]
対象のユーザーおよびグループを追加して、そのユーザーやグループに対してブランド設定を有効にします。 ユーザーとグループの設定を選択したら、[保存] をクリックします。
フォームの [ファイルのアップロード] フィールドの構成
フォームの [ファイルのアップロード] のアクセスをフォルダの所有者と共同所有者に制限する (つまり、編集者を除外する) かどうかを、フォルダの権限に基づいて指定します。 権限を設定するには、フォームの [ファイルのアップロード] フィールドの構成で [構成の編集] を選択し、以下のオプションから選択します。
- [所有者/共同所有者]
所有または共同所有者権限を持つフォルダをファイルのアップロード用に指定することを許可します。 - [所有者/共同所有者および編集者 (推奨)]
所有者、共同所有者、または編集者権限を持つフォルダをファイルのアップロード用に指定することを許可します。
Formsのブランド設定
Formsのブランド設定に対するアクセス権限を構成します。
- [すべての管理対象ユーザーに対して無効にする]
- [すべての管理対象ユーザーに対して有効にする]
- [選択したユーザーとグループに対して有効にする]
- [選択したユーザーとグループ以外のすべてのユーザーとグループに対して有効にする]
対象のユーザーおよびグループを追加して、そのユーザーやグループに対してカスタムブランド設定を有効にします。 ユーザーとグループの設定を選択したら、[保存] をクリックします。
管理者は、組織がデフォルトでフォームに使用するロゴを選択できます。
- [ブランドカラーのロゴ]
会社のブランドカラーとロゴのデフォルトを [ブランドカラーで使用するロゴ] に設定します。 ブランドカラーで選択したロゴ (アイコンと背景色) は、新しいフォームの作成時にフォームに追加されます。 - [白地のロゴ]
会社のブランドカラーとロゴのデフォルトを [白地に使用するロゴ] に設定します。 白い背景で選択したロゴ (アイコンと背景色) は、新しいフォームが作成されるたびにフォームに表示されます。
フォームの公開リンクのアクセス権限
管理者は、フォームの回答者にBoxアカウントを使用したログインを要求するか、リンクを知っている全員にフォームへのアクセスを許可することで、フォームに対するアクセス権限を選択できます。 この設定は、組織内のすべてのフォームに影響します。
既知の制限事項
データ処理
現在、フォームの送信では、ファイルやフォルダとは異なるデータ処理方法が使用されています。 詳細については、Boxのサポートチームまでお問い合わせください。
相互運用性
Box FormsとBox内のその他の機能 (Box Governance、Box Shield、Box Zones、Box Keysafeなど) と完全な相互運用性はありません。 この制限により、これらのサービス要素に依存するお客様のコンプライアンス (例: CJISまたはITARコンプライアンス、GxP、FINRA Broker-Dealerなど) の遵守に影響を与える可能性があります。
メタデータ
フォームは、メタデータフィールドを指定して作成することも、メタデータ以外のファイルを指定して作成することもできます。