Boxでは、日本時間2025年2月20日に、AIを活用した抽出ソリューションとしてBox AI抽出エージェント (標準) をリリースしました。企業がBoxに保存されているコンテンツから主な詳細を抽出して、コンプライアンスを効率化し、ドキュメント管理全体の改善を可能にするソリューションです。
まもなく、日本時間2025年6月26日より、Enterprise Plus以上のプラン向けに新しくBox AI抽出エージェント (強化) をリリースする予定です。 Boxの抽出エージェントは、主に、プレビューUI (Enterprise Advancedプランで利用可能) と抽出API (Enterprise Plus以上のプランで利用可能) の2つの領域で利用できるようになります。 それぞれ、ユーザーエクスペリエンスと運用効率の強化において重要な役割を担うコンポーネントです。
新しい抽出エージェント (強化) では、思考の連鎖による推論と高度な抽出手法を備えた強力なモデルを活用します。これにより、組織は、50ページを超える複雑なドキュメントからより高い精度で20以上のメタデータフィールドを抽出できるようになります。
1. プレビューUIの抽出エージェント (強化)
プレビューのサイドバーに自動入力機能が統合されることで、1回のクリックでコンテンツのメタデータを抽出できるようになるため、手作業が最小限に抑えられ、ワークフローがさらに効率化されます。
2. API経由での抽出エージェント (強化)
Box AI APIで、強力な抽出APIエンドポイント (強化) を新しく提供します。このエンドポイントにより、一貫性のある正確な結果を維持しながら、インテリジェントなメタデータ抽出機能をテクノロジスタック全体に拡張し、柔軟性とカスタマイズ機能を向上します。
Box AI抽出エージェント (抽出エージェント (標準)、抽出エージェント (強化)) を使用すると、組織は、メタデータ抽出をカスタムアプリケーションやサードパーティ製アプリケーションに統合できるほか、ドキュメントのより適切な管理と規制要件への順守も促進できるようになります。 Boxに保存されているコンテンツから主な詳細を自動的に抽出することで、企業は、コンプライアンスへの取り組みを効率化し、ドキュメント管理全体を改善できます。