まもなく、Box Driveの新しいバージョン (v2.47) をWindowsおよびMac向けにリリースし、バグの修正と機能強化を行う予定です。
ARMのサポートが導入された新しいWindows版Box Drive
Windows版Box Driveの新しいバージョンでは、基盤となるファイルシステムアーキテクチャとしてネイティブのWindows APIが使用されるようになりました。
注: この新しいバージョンは、無料ユーザーおよびARMベースのデバイスを使用しているEnterprise向けのお客様に対してデフォルトで利用可能になります。 それ以外のEnterprise向けのお客様は、オプトイン (有効化) プロセスに参加可能です。 組織全体でオプトインする場合は、こちらの手順に従ってください。
従来のBox Driveは、近い将来、公式サポート終了 (EOL) になる予定です。
詳細な説明はサポートページで確認できます。 Box Driveの最新バージョンの新機能と改善点の簡単なリストを以下に示します。
- ARMデバイスのサポート
- 管理者は、エンドユーザーの既知のフォルダリダイレクトをBox Driveに設定できます。 この設定により、ドキュメントやダウンロードなどのフォルダは自動的にBoxと同期されるため、手作業の必要なく、ユーザーが重要なファイルをバックアップし、デバイス間でアクセス可能な状態にしておくのに役立ちます。 詳細についてはこちらでご確認ください。
- ファイルがBox Driveのフォルダに保存されるようになりました。 つまり、ディスク容量は、ユーザープロファイルディレクトリではなく、カスタマイズしたマウント場所から使用されるため、システムディスク上の空き容量を確保できるようになります。
- フォルダに加え、個々のファイルをオフラインアクセス用にマーク可能
- エクスプローラの新しいアイコンと複数のステータス、およびアイコンのオーバーレイの問題の解決
- ユーザーは、ディスク上のローカルで使用可能なファイルを特定でき、そのファイルをオンラインのみに設定することで、空き容量を増やすことが可能
- Box Driveのフォルダは、Box Driveが実行されていない場合でもアクセス可能
- ディスク上にすでにキャッシュされているファイルに対する読み取りと書き込みのパフォーマンスを改善
- Box DriveアプリケーションとMicrosoft StoreのWindowsアプリケーションとの全面的な互換性
新しいBox DriveのOS要件:
- Windows 10: バージョン10.0.19045以降
- Windows 11
- Windows Server: バージョン2022以降