リモートBox MCPサーバーを使用すると、サードパーティ製のAIシステムを安全にBoxに接続してコンテンツを操作することができるようになります。 リモートBox MCPサーバーは、Anthropic社が提唱するAIエージェントをシステムに接続するための新しい標準であるMCP (Model Context Protocol) を使用して構築されており、AIとの相互運用性を促進します。 専用のURL (mcp.box.com) を使用することで、MCPを導入済みの外部プラットフォームがBoxコンテンツに自動的に接続して操作することを許可します。 これにより、高度な統合をよりシンプルかつ短時間で構築できるようになります。
Box MCPサーバーを使用することで、サードパーティ製プラットフォームが提供するAIエージェントは、Boxの既存のセキュリティ権限やアクセスポリシーを配慮しながら、Boxコンテンツにシームレスにアクセスできるようになり、 Boxのコンテンツに関連した操作を実行できるようになることで、AIエージェントの機能が強化されます。
今回の正式リリースで、Box MCPサーバーによりエージェントは以下のことが可能になります。
- Box内のコンテンツを安全に検索する
- AIによる複数ファイルの分析を実行して、複数のドキュメントから同時にインサイトを抽出する (メタデータの自動抽出など)
- デフォルトのBox AIエージェントを基にしたBox AIの複数ファイルに対するクエリを、ファイル全体での高度な検索や取得に活用する
Box MCPサーバーは、Business以上のプランで利用できます。 利用できるのは、お客様のプランで利用可能なBox MCPサーバーのAIツールのみであることにご注意ください。