追跡コードを使用することで、管理者は、管理対象ユーザーアカウントに最大5つのカスタムフィールドを定義できます。これらのフィールドには、管理者が自由形式の値 (追跡コードとよく呼ばれます) を追加できます。追跡コードを使用するには、Box担当者が設定を有効にする必要があります。
追跡コードフィールドは、管理コンソールで追加、編集、削除できます。共同管理者が他の管理対象ユーザーの追跡コードにアクセスするには、[会社の設定とアプリを表示する] 権限を有効にしておく必要があります。
このトピックの内容は以下のとおりです。
- 追跡コードフィールドを追加する
- 追跡コードフィールドを編集する
- 追跡コードフィールドを削除する
- 管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を追加する
- 管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を編集する
- 管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を削除する
- 追跡コードに関するレポート
追跡コードフィールドを追加する
追跡コードは最大5つまで追加できます。
- [管理コンソール] > [Enterprise設定] に移動します。
- [ユーザー設定] タブをクリックします。
- [ユーザー追跡コード] セクションで、1つ以上の [追跡コード<番号>] フィールドに値を入力します。
- [保存] をクリックします。
追跡コードフィールドを編集する
追跡コードを編集しても、すべてのユーザー用にそのフィールドに入力された値には影響しません。
- [管理コンソール] > [Enterprise設定] に移動します。
- [ユーザー設定] タブをクリックします。
- [ユーザー追跡コード] セクションで、[追跡コード<番号>] フィールドの値を編集します。
- [保存] をクリックします。
追跡コードフィールドを削除する
- [管理コンソール] > [Enterprise設定] に移動します。
- [ユーザー設定] タブをクリックします。
- [ユーザー追跡コード] セクションで、[追跡コード<番号>] フィールドの値を選択し、Deleteキーを押します。
- [保存] をクリックします。
管理コンソールで追跡コードフィールドが設定されると、管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を追加、編集、削除できます。
管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を追加する
- [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] に移動します。
- [管理対象ユーザー] タブをクリックします。
- 管理対象ユーザーの名前をクリックします。
- [ユーザーの詳細] セクションで、[編集] をクリックします。
- 追跡コードフィールドに値を入力します。追跡コードフィールドは、[ユーザーの詳細] セクションの最後にあります。
- [保存] をクリックします。
管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を編集する
- [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] に移動します。
- [管理対象ユーザー] タブをクリックします。
- 管理対象ユーザーの名前をクリックします。
- [ユーザーの詳細] セクションで、[編集] をクリックします。
- 追跡コードフィールド ([ユーザーの詳細] セクションの最後のフィールド) で、必要に応じてフィールドの値に変更を加えます。
- [保存] をクリックします。
管理対象ユーザーアカウントで追跡コードの値を削除する
- [管理コンソール] > [ユーザーとグループ] に移動します。
- [管理対象ユーザー] タブをクリックします。
- 管理対象ユーザーの名前をクリックします。
- [ユーザーの詳細] セクションで、[編集] をクリックします。
- 追跡コードフィールド ([ユーザーの詳細] セクションの最後のフィールド) で、フィールドの値を削除します。
- [保存] をクリックします。
追跡コードに関するレポート
追跡コードのレポートは、以下を使用して確認できます。
- [ユーザーの詳細] レポート
- 以下に示すAPI (アプリケーションプログラミングインターフェース) およびCLI (コマンドラインインターフェース)
- APIを使用する場合:
Get user
(fields=tracking_codes
を指定) - Box CLIを使用する場合:
> box users:get <user_id> --fields=tracking_codes
- APIを使用する場合: