Boxフォルダ/Salesforceレコードの関係は、SalesforceのFRUPと呼ばれるオブジェクトによって管理されます。 1つのFRUPレコードには、1つのBoxフォルダIDとそれに関連付けられたSalesforceのレコードIDが記録されます。 また、個々のユーザー (BoxとSalesforce) とそのフォルダ/レコード関係へのアクセスもFRUPレコードによって追跡されます。
FRUPレコードは、SalesforceレコードとそのBoxレコードフォルダとの関係を管理します (「Account 1」というアカウントレコードの場合、BoxでのレコードフォルダパスはSalesforce > Accounts > Account 1)。
Salesforceインスタンス内のFRUPレコードは、統合環境で発生するエラーの解明に役立ちます。
以下の手順に従って、FRUPレコードレポートを生成します。この手順を実行するには、システム管理者の権限でSalesforceにアクセスする必要があります。
- エラーメッセージに記載されているレコードIDを確認します (「0066000001MFX1j」のような形式)。 これを探すには、エラーを表示しているレコードに移動します。そのURLの最後に表示されているのがレコードIDです。
- [Setup (設定)] をクリックします。
- [Create (作成)] > [Objects (オブジェクト)] を選択します。
- 「FRUP」オブジェクトの横にある [Edit (編集)] をクリックします。
- [Allow Reports (レポートを許可)] をクリックし、次に [Save (保存)] をクリックします。
- [All Tabs (すべてのタブ)] メニューの [Reports (レポート)] タブをクリックします。
- [New Report... (新規レポート)] をクリックします。
- レポートの種類の一覧からFRUPを探し、[Create (作成)] をクリックします。
- [Show (表示)] フィールドで [All frup (すべてのFRUP)] を選択します。
- 左側のフィールドから、[FRUP: ID]、[Box user (Boxユーザー)]、[CollaborationID (コラボレーションID)]、[Folder ID (フォルダID)]、[Record ID (レコードID)]、[Salesforce User (Salesforceユーザー)] をダブルクリックして、これらの列をレポートに追加します。
- レポートを実行します。
生成されたレポートをエクスポートして、名前を付けることができます。
エクスポートしたFRUPレポートを提出し、Boxサポートの担当者が詳しく調査できるようにします。 まだケースを作成していない場合は、サポートに連絡オプションを使用してユーザーサービスチームのケースを作成します。
tech_writers_swarm_kb