Boxは、毎日使用するアプリケーションの中で当社のクラウドコンテンツプラットフォームを活用していただくことで、ユーザーの生産性を可能な限り高められるよう努めています。 そのため、当社はドキュメントを効率よく作成、編集、共有できるようにするためのBox for Officeを開発しました。
Box for Officeでは、Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど、主要なOffice製品向けのBox機能が1つのアプリに統合されています。
- Box for Officeについて
- デスクトップ向けBox for Officeのインストール
-
Office.comへのBox for Officeカスタムタイルの追加
- Microsoft Word、Excel、PowerPointでのBoxの使用
- BoxとOffice for web
- Box for Outlook
Box for Officeについて
当社は必要不可欠なBox機能を、最も普及したOfficeアプリケーションのBackstageビューに統合しました。 これにより、デスクトップおよびモバイルのWord、Excel、PowerPointから以下の操作を行えます。
- 最近アクセスしたファイルとフォルダに簡単にアクセスし、Boxのファイルを開く
- デスクトップのドキュメントであっても、ファイルをBoxに保存する
- Officeアプリケーションのリボンから直接Boxのオプションにアクセスする
- Boxの共有リンクを作成し、そのアクセス権を管理する
さらに、Outlookでは以下を行えます。
- 受信したメールの添付ファイルをBoxに保存する
- Boxに保存済みのファイルへのリンクを簡単に送信する
- 送信する添付ファイルをBoxの共有リンクに変換する
他のお客様によるBox for Office統合の利用方法について以下をご覧ください。
重要:
Microsoft Office for web統合では、Box内から開いたファイルにMIPの秘密度ラベルが表示されません。
デスクトップ向けBox for Office統合のインストール
Officeデスクトップアプリケーションとの統合はWindowsを実行しているコンピュータでのみ使用できます。
各ユーザー向け
前提条件
- Windows 10以上
- Microsoft Office 2010以上
- .NET 4.x以上 (インストーラが処理)
- Visual Studio Tools for Office (インストーラが処理)
- 管理者権限
今後、Box for Officeをバックグラウンドでシームレスにアップグレードできるように、インストールパッケージでは、自動アップデータサービスを含めるための管理者権限が必要となります。
インストール
- 各ユーザー用のセットアップパッケージをダウンロードします。
- セットアップパッケージを実行し、必要に応じて管理者権限を与えます。
- Microsoft Word、Excel、またはPowerPointを起動し、[開く] メニューに移動します (場合によっては、初期画面の [Open Other Documents (他のドキュメントを開く)] リンクを使用する必要があります)。
- ファイルを開くソースとしてBoxを選択し、Boxアカウントの資格情報を使用してサインインします。
- ログイン後は、[開く] / [保存] / [共有] のどのページからもログアウトすることができます。
アンインストール
Box for Officeのアンインストールは、Windowsの [プログラムと機能] で行うことも、インストーラを再実行して [アンインストール] オプションを選択して行うこともできます。
管理者向け
MSIを使用した無人インストールとして、Box for Officeのプッシュがサポートされています。
- MSIを実行する前に、前提条件となるものが個別にインストールされていることを確認してください。
- Windows 10以上
- Microsoft Office 2010以上
- Windowsインストーラ3.1、4.5以上: http://support.microsoft.com/kb/942288
- .NET Framework 4.0: https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=17851
- Visual Studio 2010 Tools for Office v10.0.50701以上: http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=140384
- Box for Office MSIをダウンロードし、使用環境に展開しておきます。 このインストーラに設定オプションはありません。
Office 365テナントIDを対象にするには、各Boxアカウント所有者が次のOffice 365ライセンスのうち1つ以上を保持している必要があります。
- Office 365 Enterprise K1
- Office 365 Enterprise E1
- Office 365 Enterprise E3
- Office 365 Enterprise E5
- Office 365 ProPlus
- Office 365 Business
- Office 365 Business Essentials
- Office 365 Business Premium
- OneDrive for Business
- SharePoint Onlineプラン1
- SharePoint Onlineプラン2
Boxには、インストールされたBox for Officeを削除するための、管理者用の2種類のスクリプトも用意されています。
- 一方のスクリプトは、古くなったバージョンのBox for Officeだけでなく最新バージョンも削除します (https://app.box.com/s/9053q4mml05f43y7dwmd)。
- もう一方のスクリプトも、古くなったバージョンのBox for Officeを削除しますが、インストールされている現在のバージョンは残します (https://app.box.com/s/4nxq3b94rd6beaag769p)。
次の手順を使用すると、インストールされたBox for Officeをアンインストールできます。
- グループポリシー管理コンソールを開きます。
- [フォレスト]、[ドメイン]、[ドメイン名] を展開します。 [グループポリシーオブジェクト] を右クリックし、[新規] をクリックします。
- [新しいGPO] ダイアログの [スクリプト名] フィールドに「Box for Office Uninstallation」と入力します。 [OK] をクリックします。
- [グループポリシーオブジェクト] の [Box for Office Uninstallation] を右クリックしてから、[編集] をクリックします。
- グループポリシー管理エディタウィンドウで、[コンピュータの構成] > [ポリシー] > [Windowsの設定] を展開し、[スクリプト (スタートアップ/シャットダウン)] をクリックします。
- 右のペインで、[スタートアップ] を右クリックし、[プロパティ] をクリックします。
- [スタートアップのプロパティ] ウィンドウで、[ファイルの表示...] をクリックします。
- アンインストールスクリプトをダウンロードし、[ファイルの表示...] で開いたフォルダに保存します。 このスクリプトには管理者権限が必要です。 新旧両バージョンのBox for Officeを削除する場合: https://app.box.com/s/9053q4mml05f43y7dwmd。 旧バージョンのBox for Officeのみを削除する場合: https://app.box.com/s/4nxq3b94rd6beaag769p。
- Windows Explorerを閉じて、[スタートアップのプロパティ] ウィンドウに戻ります。 [追加...] をクリックします。
- [スクリプトを追加] ダイアログの [スクリプト名] で、[参照...] をクリックし、前の手順で保存したスクリプトを選択します。 [OK] をクリックします。
- [スタートアップのプロパティ] ウィンドウで、[適用]、[OK] の順にクリックします。 グループポリシー管理エディタウィンドウを閉じます。
- グループポリシー管理コンソールで、GPOをドメインまたは任意の組織部門にリンクします。
Office.comへのBox for Officeカスタムタイルの追加
会社のOffice 365アカウントの管理者である場合、Boxでは、自分やユーザーがOffice.comアプリ起動ツールから直接、Box for Office for webを起動できるようにするカスタムタイルを作成できます。
ユーザーがアプリ起動ツールにこれらのタイルをピン留めできるようにするには、管理者がカスタムタイルを設定しておく必要があります。
管理者向け
こちらのチュートリアルに従って、アプリ起動ツールにカスタムタイルを追加します。
それぞれのアプリケーションについて、以下のようにフィールドに入力します。
Word
タイル名 | Box for Word for web |
Box Verified Enterprise (BVE) のURL | https://{subdomain}.ent.box.com/officeonlineentry/word/d_0 |
非BVEのURL | https://{subdomain}.app.box.com/officeonlineentry/word/d_0 |
説明 | BoxでWordファイルを作成および編集する |
画像のURL | https://cloud.box.com/shared/static/7em756cplzvw8t7zzrmhi11dds41xd5l.png |
Excel
タイル名 | Box for Excel for web |
BVEのURL | https://{subdomain}.ent.box.com/officeonlineentry/excel/d_0 |
非BVEのURL | https://{subdomain}.app.box.com/officeonlineentry/excel/d_0 |
説明 | BoxでExcelファイルを作成および編集する |
画像のURL | https://cloud.box.com/shared/static/gjahvhkbbv7g103g416v646k1s7wwgx9.png |
PowerPoint
タイル名 | Box for PowerPoint for web |
BVEのURL | https://{subdomain}.ent.box.com/officeonlineentry/powerpoint/d_0 |
非BVEのURL | https://{subdomain}.app.box.com/officeonlineentry/powerpoint/d_0 |
説明 | BoxでPowerPointファイルを作成および編集する |
画像のURL | https://cloud.box.com/shared/static/jnbuxcfb56jxbx7iu6cz4rxlkq04mjrp.png |
{subdomain} というプレースホルダは企業のサブドメインに置き換えてください。
各ユーザー向け
こちらのチュートリアルに従って、アプリ起動ツールにカスタムタイルを追加します。
Microsoft Word、Excel、PowerPointでのBoxの使用
Boxのファイルを開く
[ファイル] メニューからファイルを開く方法に関するこちらのチュートリアルに従い、リストから [Box] を選択します。
Boxのファイルは、次の2つのいずれかの方法で開くことができます。
- 最近アクセスしたファイルをクリックします。
- 最近開いたフォルダを選択して移動するか、ファイルブラウザでファイルを直接選択します。
ファイル選択機能では、次の操作を行えます。
- フォルダ階層を上下に移動する
- Box内でファイルを検索する
- Boxからファイルを開く (ダウンロードをトリガー)
Box for OfficeからMicrosoft Officeファイルを開くと、ファイルが自動的にロックされます。 ファイルを閉じると、自動的にロック解除されます。
Box for Officeを使用して開いたファイルは、7日間キャッシュに保持されます。 キャッシュ内のファイルは、Officeアプリケーションを閉じるか、Box for Officeからログアウトするか、Box for Officeアドインを無効化して、7日経過した後に削除されます。
Boxへのファイルの保存
Boxからファイルを開いた場合、またはBoxファイルとしてファイルを保存してある場合は、Ctrl+Sキーを使用するか、通常の [保存] メニューでそのファイルの新バージョンを保存することができます。
ローカルのデスクトップ、またはその他のBox以外のソースからファイルを開いた場合、Boxに保存するには必ず [名前を付けて保存] メニューを使用します。Boxフォルダを参照するオプションが表示され、ファイルを保存することができます。
ファイルをBoxに保存すると、今後保存する場合はそのファイルの新バージョンとしてBoxに直接送られるようになります。
Box共有リンクの作成
[共有] メニューオプションが表示されるのは、開いているアクティブなファイルがあるときだけです。 このページには、次のオプションがあります。
- [リンクの共有]: ファイルの共有リンクを作成し、リンクをコピーして別の場所で使用できるようにします。 ファイルがまだBoxに保存されていない場合は、今すぐファイルをBoxにアップロードするよう求められます。
- 共有リンクの [アクセスレベル] を変更します。
- [詳細]:
- リンクの有効期限を設定します (Enterpriseアカウントのみ)。
- ダウンロードを許可します。
- [リンクをメールで送信]: システムのデフォルトのメールクライアントを使用してリンクを送信します。
リボンオプション
Microsoft Word、Excel、PowerPointファイルのリボンから直接、Boxを使用したファイルの共有、Boxへのファイルのアップロード、Boxでの表示を実行するオプションを選択できます。
BoxとOffice for web
各ユーザー向け
Boxは、Microsoft Office for webとシームレスに統合されます。 この統合を使用すると、BoxでMicrosoft Word、PowerPoint、Excelファイルを作成し、Office for webアプリケーションを使用してそれらを編集してから直接、Boxに戻すことができます。追加のプログラムやアプリケーションをダウンロードする必要はありません。 さらに、Office for web統合は、同時編集をサポートするので、同僚とリアルタイムでドキュメントに関するコラボレーションを行うことができます。
この統合には、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、Microsoft Excelウェブアプリケーションのみが含まれます。 EnterpriseエディションのBoxユーザーの場合は、この統合を使用するために、企業向けOffice 365アカウントが必要です。 無料のBoxユーザーの場合は、Microsoft Office for webアカウントがなくとも統合を使用できます。
.xlsmファイルのプレビューにExcel for webを使用するため、BoxプレビューはExcel for webでサポートされている機能の制限を受けます。 Excel for webのプレビューに関する詳細については、Officeサポートをご覧ください。
BoxとOffice for webを使用したMicrosoftファイルの作成
Office for webを使用してBoxにMicrosoftファイルを新規作成するには
- 新しいファイルを格納するBoxフォルダに移動します。
- Boxメニューの [新規] をクリックし、作成するMicrosoftファイルの種類を選択します。
- 名前を求められたら、ファイルに名前を付けます。
- Box Editがインストールされていない場合、Boxによってファイルが作成され、Microsoft Office for webで自動的に開かれます。 Box Editがインストールされている場合は、デフォルトのデスクトップアプリケーションでファイルが開かれます。
Office for webでは、ドキュメントに加えた変更が自動的に保存されるので、手動で保存する必要はありません。
BoxとOffice for webを使用したMicrosoftファイルの編集
Office for webのエディタを使用してBox内のMicrosoftファイルを編集するには、次の2つの方法があります。
- ファイルのコンテキストメニューを使用する
- ファイルのプレビューページを使用する
Office for webは、.xlsx、.pptx、.docxファイルの編集をサポートしています。 Office for webで97~2003のバージョンのファイル (.xls、.ppt、.doc) を編集することはできません。 回避策として、[名前を付けて保存] を使用してファイルをOffice for webの編集機能でサポートされているファイルタイプに変換することができます。
BoxおよびOffice for webでファイルを編集する場合は、以下のファイルサイズ制限が適用されます。
- PowerPoint: 1 GB
- Excel: 50 MB
- Word: ドキュメントの文字数は1億文字以内で、60秒以内で読み込まれる必要があります。
プレビューページからMicrosoftファイルを編集するには
- 編集するMicrosoftファイルが格納されているフォルダに移動します。
- Microsoftファイルをクリックして、プレビューページを開きます。
- [開く] ボタンをクリックし、オプションを選択して、Office for webエディタでファイルを開きます。
変更内容はBoxに自動的に保存されます。
フォルダ設定で [コラボレータを非表示にする] が有効になっている場合は、Office for webで開くオプションがグレー表示になり、[このファイルには利用できません] というメッセージが表示されます。 これは、次で説明するリアルタイムの共同編集が原因で発生します。
コンテキストメニューからMicrosoftファイルを編集するには
- 編集するMicrosoftファイルが格納されているフォルダに移動します。
- Microsoftファイルにカーソルを合わせて、ファイルの右側のアイコンリストで [その他のオプション] ドロップダウンメニューをクリックするか、ファイルを右クリックします。
- [開く...] を選択すると、編集しているファイルの種類に応じて、[PowerPoint for web]、[Word for web]、または [Excel for web] が表示されます。
リアルタイムの共同編集
Box for Office for webは、リアルタイムの共同編集をサポートしています。 複数のユーザーが1つのドキュメントを同時に編集でき、すべての変更がBoxに自動的に保存されます。 複数のユーザーがドキュメントを編集しているときは、それらのユーザーの名前が右上に表示されます。 コラボレータのテキストカーソルが固有の色で表示され、コラボレータの名前がその横に表示されます。
パスワードで保護されているファイルは、Box for Office for webでサポートされません。
管理者向け
Microsoft Office for web統合はデフォルトで有効になっています。 管理コンソールの [アプリ] タブで、これを無効にしたり、Office 365テナントIDを追加したりできます。 対象となるOffice 365テナントIDを入力すると、ユーザーが、Office 365の資格情報を入力しなくともBox for Office for web統合を使用できるようになります。
統合の設定を確認するには
- [管理コンソール] > [アプリ] に移動します。
- [Boxアプリと統合] タブをクリックします。
- [アプリケーションの個別管理] セクションまで移動します。
- [Box for Office] にカーソルを置いて強調表示し、[構成] をクリックします。
このアプリケーションは、公開アプリケーションと見なされます。 アプリタブの [サードパーティ製アプリケーション] セクションで [デフォルトで公開アプリを無効にする] がオンになっている場合、Box for Office for webはデフォルトで有効になりません。
Microsoft OutlookでのBoxの使用
1ステップでBoxにアップロードしてメールに添付する
ローカルのMicrosoft Officeファイルで作業し、そのファイルを他のユーザーと共有したい場合は、Microsoft Outlookを使用してファイルをBoxにアップロードするのと同時に、メールでコラボレータに送信できます。
ファイルは、Outlookの [Box] リボンメニューからアップロードします。 詳細については、Outlookメールメッセージへのファイルの添付または画像の挿入に関するチュートリアルを参照してください。
ファイルがBoxに格納されると、共有リンクがメールの下書きに表示されます。
Boxのファイルへのリンクの送信
メールの作成時には、Boxに保存されたファイルまたはフォルダへの共有リンクを挿入でき、リンクのアクセスレベルをカスタマイズすることができます。共有リンクを送信するには、Outlookの [Box] リボンメニューを使用してBoxから共有リンクを添付します。
選択したファイルが共有リンクとしてメールの下書きに表示されます。
Boxに格納されていないファイルを添付しようとすると、ファイルをBoxにアップロードして共有リンクとして送信するかどうかを選択するプロンプトが表示されます。 そのファイルをBoxにアップロードしない場合は、プロンプトを閉じ、ローカルの添付に進むことができます。 管理者は、レジストリエディタで設定変更をプッシュしてこのプロンプトを無効にすることができます。
受信した添付ファイルのBoxへの保存
添付ファイル付きのメール (または複数のメール) を受け取ったときは、添付ファイルを直接、Boxに保存することができます。 添付ファイルの保存は、Outlookの [Box] リボンメニューから実行します。
複数のメールから添付ファイルを保存するには、添付ファイルのダウンロード元となるメールを複数選択します。
個々の添付ファイルを異なる場所に保存することはできません。 すべての添付ファイルは同じ場所にしか保存できません。
送信添付ファイルから共有リンクへの変換
メッセージを作成し、コンピュータから添付するファイルを選択したときに、送信する添付ファイルをBoxの共有リンクに自動的に変換することができます。 ファイルはBoxにアップロードされ、添付ファイルが共有リンクに置き換えられます。
モバイル
Box for Office - iOS統合
MicrosoftのOfficeモバイルアプリケーション (Word、PowerPoint、およびExcel) を使用して、Boxに保存されるドキュメントを作成および編集できます。 有料のBoxユーザーでこの統合を利用するには、Microsoft Office iOSアプリにアクセスできるOffice 365サブスクリプションを持っている必要があります。
Personal Boxユーザーは、無料のMicrosoftアカウントでサインインすることでこの統合を無料で使用できます。 Personal Boxアカウントと無料のMicrosoftアカウントを持つユーザーは、読み取り専用でアクセスできます。 Personal Boxアカウントと有料のMicrosoftアカウントを持つユーザーは、コンテンツを編集することができます。 この統合は、iPhoneおよびiPadで使用できます。
この統合を利用するには、ダウンロードとアップロードの両方の権限が必要です。 Officeモバイルアプリでファイルを開いて編集するには、フォルダ内で所有者、共同所有者、編集者、または閲覧者になっている必要があります。アップローダー、プレビューアー、プレビューアー/アップローダーのいずれかになっているフォルダでは、Office iOS統合は使用できません。 アクセスレベルの詳細については、コラボレータの権限レベルについて
を参照してください。この統合を使用しようとしたときに [管理者により無効化されました] というエラーメッセージが表示された場合は、管理者が組織でのBox for Office iOS統合を無効にしています。
- デバイスでiOS 8以上を実行している必要があります。
- 最新バージョンのBox for iOSアプリケーションがデバイスにインストールされている必要があります。
- 最新バージョンのMicrosoft Officeモバイルアプリがデバイスにインストールされている必要があります。
- Microsoft Officeモバイルアプリへのアクセス権があるOffice 365アカウントにログインしている必要があります。
BoxのOfficeファイルを開く
Box for iOSからOfficeモバイルアプリケーションを起動するには
- OfficeファイルをタップしてBox内のOfficeファイルをプレビューします。
- [次で開く...] をタップします。
- 適切なMicrosoftアプリをタップします。
Boxから開いたファイルは、デフォルトでBoxに保存されます。 Officeアプリケーションではデフォルトで自動保存オプションが有効になっており、ドキュメントは編集すると自動的に保存されます。 自動保存は、Officeアプリのメニューで無効にすることができます。 自動保存が無効になっている場合、[保存] を手動でタップするたびに変更がBoxに保存されます。
OfficeアプリケーションからBoxのファイルを開く
BoxにあるファイルをOfficeアプリから開くには、Boxアカウントにログインし、Boxへのアクセス権をOfficeに付与する必要があります。
ファイルを開いたり保存したりするときの場所としてBoxが表示されます。 Boxアカウントの、任意のフォルダのファイルを開くことができます。 使用しているアプリで開くことができるファイルのみが表示されます。
OfficeアプリケーションからBoxへのファイルの保存
Officeアプリで新しいファイルを作成し、Boxに保存するには、ファイルの保存場所としてBoxを選択する必要があります。 Boxアカウントにログインし、Boxへのアクセス権をOfficeに付与するよう求めるプロンプトが表示されます。
ファイルを開いたり保存したりするときの場所としてBoxが表示されます。 Boxアカウント内の任意の場所でファイルを保存することを選択できます。
この統合は、Box for iOSアプリケーションのMark for Offline機能と互換性がありません。 Office iOSアプリの設定により、アプリケーションはBoxからファイルのダウンロードと再アップロードを試みますが、これにはネットワーク接続が必要です。 ファイルのダウンロードや再アップロードが不要な他のアプリケーションからファイルを開いて編集し、保存することができます。
Box for Office - Android統合
MicrosoftのOfficeモバイルアプリケーション (Word、PowerPoint、およびExcel) を使用して、Boxに保存されるドキュメントを作成および編集できます。 この統合は自動的に有効になります。 すべての有料のBoxユーザーは、この統合を利用するには、Office 365サブスクリプションを持っている必要があります。 Personal Boxユーザーは、無料のMicrosoftアカウントでサインインすることでこの統合を無料で使用できます。
この統合を利用するには、ダウンロードとアップロードの両方の権限が必要です。 Officeモバイルアプリでファイルを開いて編集するには、フォルダ内で所有者、共同所有者、編集者、または閲覧者になっている必要があります。アップローダー、プレビューアー、プレビューアー/アップローダーのいずれかになっているフォルダでは、Office Android統合は使用できません。 アクセスレベルの詳細については、コラボレータの権限レベルについてを参照してください。
- AndroidデバイスでKitKat (v4.4) 以上を実行している必要があります。
- 最新バージョンのMicrosoft Officeアプリケーションがデバイスにインストールされている必要があります。
- 最新バージョンのBox for AndroidがAndroidデバイスにインストールされている必要があります。
BoxのOfficeファイルを開く
Box for AndroidからOfficeモバイルアプリケーションを起動するには、Boxでファイルをプレビューし、そのファイルを適切なMicrosoftアプリで開く必要があります。
BoxファイルをOfficeアプリから開くには、使用するクラウドストレージとしてBoxを選択します。 Boxを選択すると、アカウント内の任意のファイルを開くことができます。 OfficeアプリからBoxにアクセスした後に、現在Box内に保存されているOfficeファイルを開いて、編集および保存できます。Boxへのファイルの保存
変更をBoxに再び保存するには、有料のOffice 365に登録している必要があります。 登録していない場合は、ローカルまたはOneDriveにのみファイルを保存できます。
自動保存は、Android向けのOfficeアプリではサポートされていません。 ファイルを手動で保存すると、Boxに新しいバージョンが作成されます。