Boxにより、コンテンツの作成およびコラボレーションがシンプルになります。 Box共有リンクを使用すると、Boxに保存されたコンテンツへのハイパーリンクを社内外のユーザーと共有できます。 ファイルまたはフォルダへの共有リンクをユーザーに送信することで、簡単にコラボレーションすることができます。 また、共有リンクのURLをカスタマイズして覚えやすくすることもできます。 このような共有リンクは、カスタム共有リンクと呼ばれます。
適切なユーザーが共有コンテンツにアクセスできるようにするには、次のように、Box共有リンクに対するアクセス制御を設定してください。
- リンクを知っている全員 (公開/オープン) - リンクを持つユーザーは項目にアクセスできます。Boxアカウントは必要ありません。
- 会社のユーザー - 自身と同じBox Enterprise内のユーザー、および同じメールドメインのBoxアカウントを持つユーザーは、コンテンツにアクセスできます。
- 招待されたユーザーのみ - 項目 (フォルダまたはファイル) に招待されたユーザーのみがコンテンツにアクセスできます。
ほとんどの場合、「会社のユーザー」の意味は一目瞭然で、会社のメールドメインを使用しているユーザー全員がこの共有リンクにアクセスできます。ただし、大規模企業は、複数の子会社や関連会社で構成され、それぞれが独自のBox Enterprise ID (EID) を所有している場合があります。 この場合、「会社のユーザー」が指しているのが、メールドメイン (例: person@acme.com) を共有するすべてのユーザーか、それともリンクの送信者と同じBox EIDを共有する会社のユーザーのみかを定義できます。
共有コンテンツにアクセスできるユーザーが許可された操作しか実行できないようにするために、操作の制御を定義することもできます。 詳細については、共有リンクの作成を参照してください。
共有リンクでは、パスワード保護や自動有効期限切れポリシーなどのセキュリティ制御も可能です。 会社のBox管理者は、ユーザーレベルのセキュリティ制御に加え、企業全体のセキュリティ制御を共有リンクに適用できます。 コンテンツの機密性に基づいた適切なセキュリティ制御が備わっているため、共有リンクを使用すると、スムーズかつ安全にコラボレーションすることができます。
コンテンツに公開カスタム共有リンクを作成すると、そのURLを正しく推測できれば誰でもそのコンテンツにアクセスできるようになります。 機密性の高いコンテンツに対する流出リスクを軽減するには、以下の方法をお勧めします。
- 管理者は、ユーザーが誤って公開 (オープン) リンクを作成することがないよう、共有リンクの既定のアクセス権を [会社のユーザー] に設定する。
- 管理者は、定期的に [共有リンク] レポートを実行して、公開カスタム共有リンクを探して管理する。
- ユーザーは、公開することを意図していないコンテンツに対する公開 (オープン) カスタム共有リンクを作成しない。
管理者としてカスタムURLのセキュリティをレポートしたい場合は、カスタムURLのレポートの詳細な手順に従ってください。
注
コンテンツを共有したり、移動したり、コピーしたりする際に、これらの項目のアクセス権限が変更される場合があり、その結果、制限が緩和されてしまうことがしばしば起こります。 Boxがどのようにコンテンツを保護するかはこちらを参照してください。