ターミナルサービス:
Box Driveバージョン2.16以降は、Windows Server OSの最新の2つのバージョンのリモートデスクトップサービス (RDS)/ターミナルサービスをサポートしています。
ターミナルサービスでは一部のBox Drive機能がサポートされていません。その機能を以下に示します。
- マウント場所のカスタマイズ - Box Driveの技術的な制約により、場所をマウントできるのは、1台のコンピュータで1回のみです。サーバーには複数のユーザーがログインしているため、これらのユーザーが共通の場所を共有することはできません。 その場所を使用できるのは、最初にログインしたユーザーだけです。
- 自動更新 - サーバー環境では、自動更新はサポートされておらず、無効になっています。アクティブなセッションがある場合はBox Driveをインストールできないため、管理者にBox Driveを更新してもらう必要があります。サーバー環境では、いずれかのユーザーがいつでもBox Driveにログインし、アクセスしている可能性があります。
注
管理者は、Boxのサポートサイト でBox Driveの更新情報を受け取り、Box Driveの新しいバージョンに関する最新の更新を入手できます。 また、最新のリリースバージョンは、Boxのウェブサイトでも入手できます。 管理者は、誰もBox Driveを使用していない場合に更新をインストールできます。
ユーザーの簡易切り替え
Box Drive v2.16以降は、Windows 10のユーザーの簡易切り替え機能もサポートしています。ユーザーの簡易切り替えとは、マルチユーザーオペレーティングシステムの機能です。 この機能を使用すると、ユーザーは、アプリケーションを終了したりログアウトしたりすることなく、1台のコンピュータでユーザーアカウントを切り替えることができます。 ユーザーの簡易切り替えを使用する典型的な例として、小売業や学校の研究室のような環境で使用される共有コンピュータがあります。
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