SalesforceでBox Signを使用するには、インストール手順を参照し、組織用に選択した設定の詳細について管理者にお問い合わせください。また、Salesforce管理者によって、自分のSalesforceアカウントの [フローユーザー] が有効になっていることを確認してください。
以下の手順は、日本時間2023年9月9日時点で最新のものですが、Boxの管理外であるSalesforceのインターフェースに対する変更に応じて変わる可能性があります。
署名リクエストの作成
署名リクエストを作成するには、Salesforceアカウントにログインし、ユーザーアカウントを認証するようBoxの設定を編集します。
[Box設定] の [Boxユーザーとしてログイン] セクションで、[アカウントを接続] ボタンをクリックし、Boxアカウントにログインします。
設定で利用可能なオプションは、管理者が決定します。 オプションがない場合は、Salesforce管理者に連絡してください。
認証プロセスが完了したら、署名リクエストを作成します。
- Salesforce管理者が作成した [Send Box Sign (Box Signを送信)] ボタンをクリックします。
- このボタンの名前は、管理者がカスタマイズできるため、異なる場合があります。
- 署名用に送信するファイルを最大10個選択します。
- 適切な受信者を追加します。
- 受信者の役割を定義できます。 デフォルトでは、受信者の役割は署名者になっています。
- 署名リクエストを受信する順序を定義できます。 デフォルトでは、すべての受信者が同時に署名リクエストを受信します。
- メールの件名とメッセージを入力します。
- 署名者に送信される自動リマインダを有効/無効にします。
- [送信] をクリックしてすぐにドキュメントを送信するか、[プレビューして送信] をクリックして署名リクエストをプレビューします。 プレビューでは、入力フィールドや署名フィールドをさらに追加できます。
送信者とすべての受信者には、デフォルトで、署名済みドキュメントのコピーが送信されます。
初めてまたは新しいブラウザで署名用ドキュメントを送信するユーザーは、[プレビューして送信] をクリックしたときにポップアップを有効にするよう求められます。
署名リクエストの作成プロセスは、テンプレートタグを使用して自動化できます。 詳細については、タグを使用したテンプレートの作成を参照してください。
ドキュメントを作成して送信した後、リクエストのステータスは、Box SignのホームページまたはSalesforce内の [Signs (署名)] 関連リストで確認できます。
デフォルトで、ドキュメントは選択したBoxフォルダに保存されます。 これらのドキュメントには、SalesforceのメインのBox Lightningコンポーネント内でアクセスできます。 署名済みドキュメントをSalesforce内で保存することもできます。
さらに、署名リクエストで受信者が入力したフィールドの内容をSalesforce内のフィールドに設定して同期するには、「Box Sign Write Back - Opportunity」フローテンプレートを変更します。例えば、Box Sign署名リクエストの受信者が [PO Number (発注番号)] フィールドを含む注文フォームに記入するとします。その場合、受信者が [PO Number (発注番号)] フィールドに入力すると、システムは、署名リクエストの [PO Number (発注番号)] フィールドの内容を取得し、それをSalesforceの [PO Number (発注番号)] フィールドに入力します。
注:
不要なフィールドや役立つフィールドの調整は、Salesforce管理者にお問い合わせください。