作成日 Feb 6, 2025機能
Boxでは、米国連邦政府機関のお客様向けに、Common Access Card (CAC) またはPersonal Identity Verification Card (PIV) の使用を要求することで署名者を認証する機能をリリースしました。 米国政府機関は、重要な情報やデータを保護するために追加のセキュリティ対策を必要としています。 Common Access Card (CACカード) は、米国国防総省の職員に発行される身分証明書です。 これにより、建物への物理的なアクセスが可能になり、国防総省のコンピュータネットワークやシステムにアクセスできるようになります。 CACカードが国防総省職員の主要な身分証明書であるのに対し、Personal Identity Verification Card (PIVカード) は、米国連邦政府の他の部門で使用されているスマートカードで、コンピュータ、ネットワーク、オンラインリソースにアクセスするための証明書と秘密キーが格納されています。
Box Signを使用することで、米国連邦政府機関は、署名リクエストの受信者がBox Signの署名リクエストにアクセスして署名する前に、自分のCACまたはPIVスマートカードを使用して自身を認証することおよびその使用を要求できるようになりました。 管理者は、特定のユーザーまたはグループに対してCAC/PIVによる署名者認証をオンまたはオフに切り替えるように有効化の設定を構成できます。 さらに、送信者は、署名リクエストを開始して送信する際に、CAC/PIVによる署名者認証を構成できます。 送信者は、スマートカードリーダーにCACまたはPIVスマートカードを挿入して、PIN番号を正しく入力し、署名を適用してリクエストを完了するよう求められます。
署名者は、Windowsデバイスでのみ、CAC/PIVスマートカードを使用して自身を認証できます。 また、CAC/PIVによる認証が必要な署名リクエストを受信する各ユーザーのWindowsデバイスにはBox Toolsがインストールされている必要もあります。 CAC/PIVスマートカードによる認証は、署名リクエスト内の署名者が1人の場合のみ使用可能です。
Box SignのCAC/PIVスマートカードによる認証の詳細については、CAC/PIV E-Signature Authentication (英語) および追加の受信者認証を参照してください。
更新日 Feb 7, 2025
作成日 Feb 4, 2025アップデート
[リリース済み] 管理ダッシュボードの [AIアクティビティの合計] に新しいインサイトを追加しました。 この新しいデータカードには、ユーザークエリと課金対象のAPIクエリを合わせた数が、傾向の分析とともに表示されます。
[リリース済み] Box管理者向けに、組織によるBox AI APIの使用状況に関するインサイトをより良く示すための新しい可視化ツールを提供しました。 管理コンソールで利用できるようになった [課金対象のAI APIコール] インサイトにより、Enterprise管理者は、割り当てに対するBox AI APIの使用量を簡単に表示して監視できるようになります。 Boxでは、今後もさらにAIのインサイトをリリースしていく予定です。
Boxのレポートとインサイトの詳細については、こちらを参照してください。
作成日 Jan 29, 2025アップデート
Boxでは、引き続きユーザーが簡単かつシームレスに適切なコンテンツを見つけて業務を遂行できるように、Boxウェブアプリを更新しました。
テキストドキュメント、スプレッドシート、画像などの種類のファイルにリストビューでカーソルを合わせたときに、プレビューが表示されるようになりました。 ファイルアイコンにカーソルを合わせてプレビューを表示することにより、ユーザーは、探しているファイルを簡単に見つけることができます。
更新日 Jan 30, 2025
作成日 Jan 28, 2025機能
Boxでは、ユーザーを支援し、重要なコンテンツの最適な管理に必要なインサイトを示すために、新しいフォルダインサイト機能のベータ版をリリースしました。 フォルダインサイトにより、データがどのように共有およびコラボレーションされているかについて重要な情報がフォルダ所有者に提供され、これまでは管理者のみに限定されていた可視性が拡張されます。 他の同僚が社内資料に関与しているかどうかを確認する場合でも、機密性の高いコンテンツを監視してその配布が制限されていることを確認する場合でも、ユーザーは、コンテンツについてインテリジェントな決定を行うために必要な可視性をフォルダインサイトで得ることができます。
ベータ版で、組織は、ユーザー単位、グループ単位、または組織全体でフォルダインサイト機能を有効にすることができます。 最初のリリースでは、フォルダインサイトにより、どの共有リンクがいくつ作成されたかに関するインサイトが示されます。また、今後は、以下の機能を追加する予定です。
有効期限が近い共有リンクを表示する
共有リンクの権限の変更または削除を許可する
ユーザーがこれらのインサイトをレポートでダウンロードできるようにする
提供されるさまざまなインサイトの数を増やす
Box管理コンソールの詳細については、こちらを参照してください。
更新日 Jan 29, 2025
作成日 Jan 28, 2025機能
概要
Boxでは、インターネットプロトコルバージョン6 (IPv6) のアドレスを使用したお客様のアクセスをサポートします。 これは、セキュリティのためにIPv6にアップグレードしたお客様のほか、連邦指令に従ってIPv6への移行を求められている米国政府の顧客にもメリットがあります。 また、Boxでは、デュアルスタック操作 (IPv4とIPv6を経由した同時アクセス) もサポートします。 デバイスの中にはデフォルトでIPv6が有効になっているもの (例: 最新のスマートフォンの大半) もあり、Boxへの接続時にはIPv6がIPv4よりも優先されることに注意してください。
Boxがサポートする理由
IPv6は、この5年間で広く採用されるようになりました。
アドレスの豊富さ: IPv4の場合、グローバルデバイスで使用できる一意のアドレスの数に制限がありますが、IPv6の場合は、128ビットの構造により、340澗 (澗は10の36乗) 個のアドレスを使用できます。 これにより、十分なアドレス空間が確保されます。
エンドツーエンドの透明性: IPv6では、複数レベルのNAT (ネットワークアドレス変換器)、透過的な接続の促進、トラブルシューティングの効率化、不法行為の簡単な追跡などの保護対策が不要になります。
管理のしやすさ: IPv6ネットワークの管理は、フラットなアーキテクチャによってシンプルであるため、拡張性、柔軟性、全体的な効率性が促進されます。
お客様側で必要な操作
Boxでは、プロトコルのIPv4バージョンとIPv6バージョンの両方をサポートします。 一部のデバイス (スマートフォンなど) では、デフォルトでIPv6が有効になっているため、Boxへの接続時にIPv6がIPv4よりも優先されます。 デバイスでサポートされているのがIPv4のみの場合、Boxへの接続にはIPv4が使用されます。 また、Box IP許可リストを使用する場合は、Boxサポートに連絡して、それが正しく設定されていることを確認してください。
IPv6を使用してBoxに接続する方法
IPv6を使用してBoxに接続する場合は、IPv6が使用環境で適切に構成されていることを確認する必要があります。 ISPによるIPv6のサポート、VPNの構成、ファイアウォールの構成、コンピュータの構成など、考慮が必要な領域は複数あります。テスト用ウェブサイトのbox-test.comおよびipv6.box-test.comを使用して、IPv6の接続をテストできます。
作成日 Jan 27, 2025アップデート
昨年、Boxは管理コンソールでの外部ユーザー管理用に新しいUIを導入しました。まもなく、このUIがデフォルトの表示になる予定です。
新しいUIを使用すると、管理者は以下を表示できます。
組織のコンテンツへのアクセス権限がある管理対象外ユーザー
外部ユーザーの最終アクティブ日
組織のコンテンツでのコラボレーションに初めて招待した日
組織のコンテンツでのコラボレーションに外部ユーザーを招待したユーザー
組織への参加招待のステータス
更新日 Jan 28, 2025
作成日 Jan 27, 2025機能
すべてのお客様の最も重要なコンテンツを保護する継続的な取り組みの一環として、Boxでは電子すかしの新しいベータ機能をリリースしました。この機能により、組織は動画コンテンツに対して電子すかしを適用できます。 多くのお客様は、この電子すかしの新機能を使用して、安全性を維持しながら大量の新しいコンテンツの適切な処理が可能になります。
コミュニケーションはコンテンツセキュリティの重要な要素で、中でも特定の個々のコンテンツの機密性に関するコミュニケーションは特に重要です。 機密性について伝える最も効果的な方法の1つは、これまでも電子すかしを適用することでした。電子すかしにより、ユーザーはそのドキュメントの扱いに注意が必要であることを確認できます。 以前は電子すかしを動画コンテンツに適用することができませんでしたが、今回のベータ機能により、Boxのお客様はこれが可能になります。 さらに、お客様は電子すかしをカスタマイズすることもできます。これにより、組織のニーズに最適な電子すかしを組織の機密コンテンツに適用できるようになります。
Boxの電子すかしの詳細については、こちらを参照してください。
更新日 Jan 28, 2025
作成日 Jan 27, 2025機能
ランサムウェアによる攻撃に直面した場合でも、お客様が自身のコンテンツを保護し、ビジネスの混乱を最小限に抑えることができるように、Boxでは、新しいコンテンツリカバリツールをリリースしました。 このツールは、ランサムウェアによって暗号化または破壊されたコンテンツを復元するプロセスを効率化および迅速化すると同時に、単にシステムスナップショットにロールバックするよりも高い精度を実現します。
ランサムウェアは、悪意のある人物が使用する中で最もよく知られ、恐れられている手段の1つです。その人物は、コンテンツをロックし、お客様が要求に応じるまでコンテンツを人質に取ることができます。 侵害の手法に関係なく、ランサムウェアは、取り残される最も一般的なペイロードであるため、組織は悪意のあるコンテンツを迅速に特定して、それに対応し、被害から復元するための方法を整えておくことが重要になります。
Boxでは、一連のランサムウェア防御機能の最初の機能であるコンテンツリカバリをリリースしました。 この新機能により、管理者は、過去30日間に発生したランサムウェアイベントに関連するユーザーのアクティビティを表示し、この期間に変更またはごみ箱に移動されたコンテンツを復元できるようになります。 管理者は、日付、ファイルに対する特定の操作 (変更、ごみ箱への移動)、ファイル名でフィルタをかけることが可能です。 コンテンツリカバリは、数日または数週間かかる可能性がある復元プロセスを著しく削減する機能です。数千ものファイルを数分で復元できます。
この新機能は、Box Shieldをご利用のすべての組織でご利用いただけます。
更新日 Jan 28, 2025
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