iOS版Box Mobileアプリを使用する外部コラボレータ向けに、多要素認証 (MFA) の提供を開始しました。MFAは組織のコンテンツセキュリティ戦略の重要な要素であり、Boxでは、モバイルを使用する外部コラボレータに対象を拡大することで、アカウントの侵害によるデータの盗難からお客様をさらに保護します。
個人所有デバイスの持ち込み (BYOD) ポリシーにより、従業員のエクスペリエンスとコストの管理に関して組織に大きなメリットをもたらしましたが、エンドポイントのセキュリティやデータのコンプライアンスに関する課題も発生しました。 これまでは、管理者が [外部コラボレータに2段階認証を要求する] の設定を有効にした場合、外部ユーザーはデスクトップのウェブアプリ経由でしか認証できず、モバイルセキュリティ対策に不足が生じていました。 今後、外部コラボレータは、iOSモバイルデバイスから直接、Enterprise ID (EID) の共有ファイルにアクセスする際にMFAを完了できるようになります。
今回の更新により、お客様に対して以下が実現されます。
- セキュリティの強化: すべてのデバイスおよびアクセスポイントに一貫したMFA要件が適用されます。
- 柔軟性の向上: 外部コラボレータは、自分のモバイルデバイスから共有コンテンツに安全にアクセスできるようになります。
- シンプルなコンプライアンス: ユーザーがコンテンツにアクセスする方法に関係なく、データのコンプライアンス基準が維持されます。
Androidデバイスのサポートは、2026年初頭にリリースする予定です。 Boxでの多要素認証の有効化と構成の詳細については、こちらを参照してください。