Box Captureとは?
Captureは、モバイルデバイスで撮影された写真やビデオをBoxに直接アップロードするモバイルアプリケーションです。どこからでもコンテンツを簡単に共有できます。
Box Captureの使用
画像、ビデオ、オーディオファイルのキャプチャ
- キャプチャするメディアの種類を選択します。写真を撮るには [写真] をタップし、ビデオを撮るには [ビデオ] をタップし、オーディオを録音するには [オーディオ] をタップします。また、Box Captureを使用してドキュメントをスキャンすることもできます。詳細については、後述の「ドキュメントのスキャン」を参照してください。 Box Captureの初回使用時には、アプリにカメラとマイクの使用を許可する必要があります。メッセージが表示されたら [許可] をタップします。
- Box Captureでは、キャプチャされたコンテンツがデフォルトで [Captureのアップロード] という新しいフォルダ ([すべてのファイル] 内) に保存されます。 ただし、画像ファイルやビデオファイルをアップロードするBoxアカウントのフォルダは任意に選択できます。
- キャプチャしたコンテンツの保存先を変更するには、画面下部の [フォルダ] ボタンをタップします。コンテンツを保存するフォルダまで移動し、[このフォルダを使用] をタップして、現在のフォルダを選択します。
- 画面下部の円をタップして画像をキャプチャします。 録画または録音を行う場合は、円を一度タップして記録を開始し、終了するときにもう一度タップします。
- 電話のメモリから画像やビデオをインポートすることもできます。その場合は、画面右上のギャラリーアイコンをタップします。 この操作を初めて行う場合は、Box Captureにギャラリーへのアクセスを許可する必要があります。メッセージが表示されたら [許可] をタップします。画像またはビデオをタップして選択します。ビデオから複数の画像を選択し、一度にアップロードできます。
- 写真やビデオをキャプチャするときに、Box Captureで位置情報のメタデータをキャプチャすることもできます。この機能が有効になっている場合、キャプチャされるすべての写真やビデオに、撮影場所を示すメタデータがタグ付けされます。位置情報のメタデータは、[設定] メニューからオンとオフを切り替えることができます (詳細については、後述の「設定」を参照してください)。
注: 画像、ビデオ、およびオーディオについては、Box Captureのレビュー設定がデフォルトで無効になっています。つまり、コンテンツはキャプチャ後すぐにBoxにアップロードされます。レビューを有効にするには、画面右下の [レビュー] スライダをタップします。詳細については、後述の「レビュー」を参照してください。
ドキュメントのスキャン
- [スキャン] を選択して、ドキュメントスキャンモードに切り替えます。スキャンモードでは、カメラの視線に入っているドキュメントがBox Captureによって自動的に検出されます。ドキュメントがフレーム内に入っていることを確認します。ドキュメントが緑色の枠線で囲まれたら円を押してスキャンします。ドキュメントが傾いていても、Box Captureによって自動的にトリミングされたり、傾斜が直されたりします。

- ドキュメントがスキャンされたら、スキャンサンドボックス画面に移動します。ここで、スキャン内容をグレースケールにしたり、手動でのトリミング、回転、削除ができます。さらにスキャンを実行して複数ページのドキュメントを作成することもできます。ページの編集と追加が完了したら、[次へ] をタップします。
- ドキュメントのスキャンでは、レビューが常に有効になっています。スキャンしたページの編集が完了したら、レビュー画面に移動します。ここでドキュメント名の編集とコメントの追加ができます。レビュー画面の詳細については、後述の「レビュー」を参照してください。
注:
Boxでは、Box AndroidアプリおよびBox iOSアプリ向けのドキュメントスキャン機能も提供しています。
レビュー
レビューが有効になっている場合、キャプチャしたコンテンツをBoxにアップロードする前に確認できます。また、コメントの追加やコラボレータのタグ付けも可能です。
- レビューを有効にするには、右下の [レビュー] スライダをタップし、オンの位置まで動かします。

- これでコンテンツをキャプチャして、Boxにアップロードする前にレビューできるようになります。
- 画像名を編集し、コメントを追加するには、画面下部の [コメントを追加] をタップします。Boxと同様に、名前の前に「@」記号を追加することで、コメントに他のユーザーをタグ付けできます。完了したら、画面右上の [保存] をタップします。
- コンテンツの保存先を変更するには、画面上部の [保存先] をタップします。 コンテンツを保存するフォルダまで移動し、[このフォルダを使用] をタップして、現在のフォルダを選択します。Boxアカウント内の任意のフォルダを選択できます。
- レビューが完了したら、右上隅の [保存] をタップして画像またはビデオをBoxに保存します。
コンテンツの管理
左上隅の履歴アイコンをタップして、キャプチャしたすべてのコンテンツのギャラリーを表示できます。

- 項目を選択するには長押しします。 1つの項目を選択した後に、他の項目をタップしてさらに選択することもできます。選択した項目は移動または削除できます。
- 個別に表示する項目をタップします。 画面下部のボタンを使用して、コメントの追加、共有リンクの生成、項目の削除が可能です。
- 画像またはビデオの表示中に右上隅の省略記号をタップすると、次の操作を実行できます。
- ファイルをデバイスのカメラロールに保存する
- ファイル名を変更する
- ファイルをBox内の別のフォルダに移動する
- コンテンツが保存されているフォルダにコラボレータを招待する (後述の「コラボレータの追加」を参照)

コラボレータの追加
画像やビデオをキャプチャし、Boxにアップロードしたら、キャプチャしたコンテンツが含まれるフォルダにコラボレータを招待したり、フォルダからコラボレータを削除したりできます。
- [履歴] 画面で画像をタップして個別に表示します。選択した画像が、コラボレータを招待するフォルダに保存されていることを確認します。
- 右上隅の省略記号をタップして [その他のオプション] を開いてから、[フォルダアクセス権限] をタップします。
- ここには、このフォルダが現在共有されている全ユーザーのリストが表示されます。コラボレータの名前をタップして、そのアクセス権限を変更するか、フォルダから完全に削除することができます。

- フォルダにコラボレータを追加するには、右上隅の+をタップします。次の画面で、追加するコラボレータの名前またはメールを入力し、右上の [招待] をタップしてフォルダに追加します。
設定
Box Captureアプリケーションの設定にアクセスするには、[履歴] 画面に移動して、左上隅の [設定] アイコンをタップします。
各オプションの詳細については、次の表を参照してください。
アカウント情報
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セキュリティ
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- [パスコード] をタップすると、パスコード保護が有効になり、4桁のパスコードを設定できます。パスコードが設定されて有効になっている場合、Box Captureが起動するたびにパスコードの入力を求められます。
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カメラとアップロード
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- [ライブラリに保存する] を有効にすると、撮影する写真やビデオがBoxアカウントだけでなく電話のローカルストレージにも保存されます。
- [モバイルデータ通信を使用してアップロード] を有効にすると、写真やビデオが携帯電話のデータプランを介してアップロードされます。このオプションを無効にすると、Wifiに接続しているときにのみ写真やビデオがBoxと同期されます。
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メタデータ
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- 位置情報のメタデータのオンとオフを切り替えます。この設定を有効にした場合、写真またはビデオを撮影するたびにCaptureで位置情報のメタデータが取得されます。
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キャッシュ
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- [ローカルストレージをクリア] をタップすると、Box Captureによって電話に保存されたデータが削除されます。注: キャプチャした写真やビデオはBoxにアップロードされており、Boxアカウントからは削除されません。ローカルストレージの消去時には、ローカルコピーだけが削除されます。
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Capture for EMM
Box Capture for EMMは、ITチームがすべてのモバイルデバイスのセキュリティ、ポリシーおよびプロビジョニングを一元的に管理しながら、どこからでもチームとの共同作業をできるようにします。AirWatch、Citrix、Intune、MaaS360、MobileIron、Oktaなどの先進的なモバイルセキュリティソリューションとの統合により、お客様のデータや知的財産を安全かつ確実に管理します。
下表に、CaptureとCapture for EMMのセキュリティの違いをまとめています。

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