この記事では、多数のコンピュータにBox Driveを導入したい管理者向けの推奨事項と考慮事項を説明しています。
Box Driveとその他のエンタープライズ機能
- Box Driveはデバイストラストをサポートしていますが、デバイスの管理はサポートしていません。
- Box Driveのアクティビティは、他のアプリケーションのアクティビティと同様に、管理コンソール上の [レポート] に表示されます。 [ユーザーアクティビティ] レポートの [変更の詳細] 列に [サービス: Box Drive] が表示されます。管理コンソール上の [レポート] を生成する方法については、こちらの記事を参照してください。
- Box Driveでは、特定のコンテンツを指定して、オフラインで利用可能にすることもできます。 オフライン機能の有効化の詳細については、こちらを参照してください。
- Box Driveの更新動作の詳細については、こちらを参照してください。
Box SyncからBox Driveへの移行
Box SyncとBox Driveは2つの別々のデスクトップアプリケーションです。これらを使用すると、デスクトップ環境からBoxコンテンツにアクセスできます。
ただし、Box SyncとBox Driveの両方を1台のマシンにインストールした場合の既知の問題があります。 Box Driveには、オフラインでの作業も含めてSyncのほぼすべての機能が備わっています。自動のSyncアンインストーラも含まれているので、Box Driveへの移行は簡単にできます。 Box Driveのインストールプロセスが始まると、DriveはBox Syncを自動的にアンインストールしてから、同期したファイルをクリーンアップします。 Box Driveのインストールの詳細を参照してください。
インストール時には、Box Driveフォルダのデフォルトの場所を設定することもできます。 また、組織でBox Driveを使用できるようにする方法の詳細については、こちらをご覧ください。
Windows
Box Drive MSIをダウンロードして実行することでBox Driveをインストールできます。 MSIを実行する前に、下記の対応する前提条件をインストールしてください。Box Drive用の.exeインストーラはありません。
前提条件:
ブラウザとOSのサポートに関するBoxのポリシーについては、こちらを参照してください。
MSIのサイレントインストール実行の詳細については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/desktop/aa372024(v=vs.85).aspxを参照してください。
重要な考慮事項:
- サイレントMSIインストールを実行した場合でも、エンドユーザーは自分でBox Driveに手動でログインする必要があります。
Mac
前提条件:
ブラウザとOSのサポートに関するBoxのポリシーについては、こちらを参照してください。
管理者は、標準のアプリケーション展開ツールを使用して、Box Drive PKGファイルを組織内のMacユーザーに配布できます。 代わりに、IT部門が、マシン用のイメージを作成するときにPKGをインストールすることもできます。
重要な考慮事項:
- Box Driveを初めて起動する際には、手動でログインする必要があります。
- Box Driveをルートユーザーとしてインストールする場合、そのマシンのすべてのユーザーが、スタートアップ項目のリストにDriveを手動で追加する必要があります。
Box Driveの自動更新
VDI環境でのBox Drive
LocalAppData\Box\Box
を変更しないことをお勧めします。
Box Driveの技術情報
Box Driveのキャッシュ動作とローカルストレージ使用量に関する詳細な技術情報については、こちらのBox Drive管理者向け技術情報を参照してください。
BoxDriveの一般的な制限事項
詳細については、Box Driveを使用するときの一般的な制限事項を参照してください。