Box for Agentforceは、Salesforce内で自動化とインテリジェントなエージェントベースのワークフローを実現する、再利用可能なエージェントアクションを提供します。 これは、グローバルで呼び出し可能なApexメソッドを利用することで、Box for Salesforceのコア機能を基に作成されています。
前提条件
- Box for Salesforceがインストールおよび構成されていること (権限セットを含む)
- Agentforceが有効になっていること (権限セットを含む)
- Salesforce管理者アカウント
Box for Agentforce拡張パッケージのインストール
Salesforce管理者として、以下の手順を実行します。
- Salesforce AgentExchangeで [Get it Now (今すぐ入手)] をクリックして、Box for Agentforce拡張パッケージをダウンロードします。
- Salesforceアカウントでログインします。
- インストール環境を選択します (稼働環境に展開する前に、まず、サンドボックス環境、開発環境、またはスクラッチ組織にインストールしてテストすることをお勧めします)。
- 利用規約に同意するためのチェックボックスをオンにして、[Confirm and Install (確認してインストール)] をクリックします。
- [Install for Admins Only (管理者のみにインストール)] を選択し、[Install (インストール)] をクリックします。
- この拡張パッケージのインストールが完了するまで数分かかる場合があります。
Boxトピックの作成とAgentforceエージェントへの追加
Box for Agentforce拡張パッケージがインストールされたので、BoxエージェントアクションはAgentforceエージェントで利用できるようになりました。 ただし、最適なエクスペリエンスを実現するには、Box固有のユースケースに対処するためにカスタムトピックを作成することをお勧めします。
カスタムトピックを作成するには:
- Salesforceインスタンスの右上にある歯車アイコンをクリックして [Setup (設定)] に移動します。
- [Quick Find (クイック検索)] ボックスでエージェントを検索し、[Agentforce Agents (Agentforceエージェント)] を選択します。
- 変更するエージェントを見つけて、その右にあるドロップダウンをクリックし、[Open in Builder (ビルダーで開く)] をクリックします。
- 右上で、エージェントが有効かどうかを確認します。 エージェントが有効な場合、[Deactivate (無効化)] をクリックします。
- エージェントビルダーの左のタブから [Topics (トピック)] を選択します。
- 新しいトピックを作成するには、[New (新規)] ドロップダウンメニューをクリックし、[+ New Topic (+ 新規トピック)] を選択します。
- [Create a Topic (トピックを作成)] パネルの各フィールドで、生成されたコンテンツを確認して変更します。 トピックの各部分の詳細については、こちらを参照してください。
- 完了したら、[Next (次へ)] をクリックします。
-
トピックに追加する関連のあるエージェントアクションのチェックボックスをすべてオンにし、[Finish (完了)] をクリックします。
- トピックの作成が完了したら、[Activate (有効化)] をクリックしてエージェントを再度有効化します。
- エージェントビルダーから、エージェントをテストして、エージェントが正常に動作していることを確認します。
実行可能な操作
- Box AIに質問
- Box AIによるフィールドを使用した抽出
- Box AIによるメタデータテンプレートを使用した抽出
- Box AIによるテキスト生成
- ファイルIDでBoxメタデータを作成
- フォルダIDでBoxメタデータを作成
- コラボレーションを作成
- レコードにコラボレーションを作成
- フォルダを作成
- フォルダの関連付けを作成
- レコードID用のフォルダを作成
- テンプレートからレコードID用のフォルダを作成
- メタデータカスケードポリシーを作成
- レコードID用のオブジェクトフォルダを作成
- ファイルIDでBoxメタデータを削除
- フォルダIDでBoxメタデータを削除
- コラボレーションを削除
- メタデータカスケードポリシーを削除
- コラボレーションを編集
- フォルダIDでBoxフォルダのコンテンツを取得
- ファイルIDでBoxメタデータを取得
- フォルダIDでBoxメタデータを取得
- Doc Genのバッチステータスを取得
- SalesforceレコードIDでフォルダの関連付けを取得
- レコードIDでフォルダIDを取得
- フォルダURLを取得
- メタデータカスケードポリシーを取得
- IDでメタデータカスケードポリシーを取得
- レコードIDでオブジェクトフォルダを取得
- フォルダIDでレコードIDを取得
- フォルダ用URLを取得
- ファイルを移動
- フォルダを移動
- Box Signリクエストを送信
- フォルダIDでBoxメタデータを更新