概要
Box Utilitiesは、Lightningアプリのユーティリティバーから直接BoxにすばやくアクセスできるようにするSalesforce Lightningユーティリティです。今回のリリースから、Box UtilitiesはBox Notesをサポートしており、ユーザーはSalesforceから移動することなくBox Notesの作成、編集、整理、コラボレーションが可能になりました。
Box Utilitiesは、ユーザーが表示しているSalesforceレコードを自動的に検出し、メモが適切なBoxフォルダに関連付けられるようにします。 今後のリリースでBox Utilitiesの追加機能が利用可能になると、それらの機能は、Box Utilitiesが有効になっているLightningアプリで自動的に利用可能になります。
Box for Salesforceの管理パッケージでは、デフォルトでBox LightningアプリにBox Utilitiesが含まれています。 ユーザーがBoxアプリにアクセスする際、追加の設定は不要です。Box Utilitiesを別のLightningアプリ (Sales、Marketing、カスタムLightningアプリなど) でも利用可能にするには、以下の手順に従います。
LightningアプリでのBox Utilitiesの設定
- [Setup (設定)] から [Quick Find (クイック検索)] ボックスにApp Manager (アプリマネージャ) と入力し、[App Manager (アプリマネージャ)] を選択します。
- 更新したいLightningアプリを探します。
- アプリの横にあるドロップダウン矢印をクリックし、[Edit (編集)] を選択します。
- 標準的なSalesforceアプリを編集している場合、変更内容をカスタマイズしたコピーとして保存するようSalesforceから求められます。 これは想定されている挙動です。
- [App Manager (アプリマネージャ)] ウィザードで [Utility Items (Desktop only) (ユーティリティ項目 (デスクトップのみ))] を選択します。
- [Add Utility Item (ユーティリティ項目の追加)] をクリックします。
- [Custom (カスタム)] セクションで [Box Utilities] を選択します。
- 以下の推奨設定を使用してユーティリティを設定します。
設定 |
推奨値 |
|---|---|
| Label (ラベル) | Box Utility |
| Icon (アイコン) | Boxブランドのアイコンまたは標準的なSalesforceアイコン (任意) |
| Panel Width (パネルの幅) | 900ピクセル |
| Panel Height (パネルの高さ) | 900ピクセル |
| Start Automatically (自動的に開始) | 無効 |
- [Save (保存)] をクリックします。
設定の検証
- 設定したLightningアプリを開きます。
- Salesforceのユーティリティバーに [Box Utility] ボタンが表示されていることを確認します。
- Salesforceレコードに移動します。
- Box Utilitiesを開き、そのレコードのBox Notesが表示されることを確認します。
レコードにまだ関連付けられたBoxフォルダがない場合は、初めてレコードレベルのメモが作成されたときに、Box for Salesforceによって自動的にBoxフォルダが作成されます。
メモの関連付けの対象となるオブジェクトの設定
ユーザーは、[フォルダ名の構成] で設定されているオブジェクトのみを対象に、個人用のBox NotesをSalesforceレコードに関連付けることができます。
この設定では、Box for SalesforceがSalesforceレコード用のBoxフォルダを作成する際に使用するのと同じカスタム設定が使用されます。
サポートされているオブジェクトの追加
- [Setup (設定)] に移動します。
- [Custom Settings (カスタム設定)] を開きます。
- [フォルダ名の構成] を見つけて [Manage (管理)] をクリックします。
- [New (新規)] をクリックします。
- [Field API名] に、フォルダの命名や検索に使用するフィールドのAPI名を入力します。通常は
Name、Caseの場合はSubject、またはカスタムオブジェクトの名前フィールドを指定します。 - ここに追加されたオブジェクトの [Allow Search (検索を許可)] が有効になっていることを確認します。有効になっていない場合、ユーザーにはそのオブジェクトの検索結果が表示されません。
- [Save (保存)] をクリックします。 保存されると、そのオブジェクトは、ユーザーが次に [関連付ける] ダイアログを開いたときに利用可能になります。
レコードの関連付けの仕組み
ユーザーが個人用のBox NoteをSalesforceレコードに関連付ける際、Box Utilitiesは、[フォルダ名の構成] (上記参照) で定義されているオブジェクトのみを検索します。
この仕様により、以下が保証されます。
- メモは、Boxで意図的に有効化されたSalesforceオブジェクトのみに関連付けることができます。
- Boxフォルダは、サポートされているオブジェクトに対してのみ作成されます。
- 管理者は、個別の設定を管理するのではなく、単一の構成からサポートされているオブジェクトを管理します。
- カスタムオブジェクトは、レコードの参照に使用する適切なフィールドを指定することでサポートされます。
オブジェクトが1つも構成されていない場合、[関連付ける] ダイアログではレコードが返されません。 構成済みオブジェクトが存在していても、現在のユーザーがそのオブジェクトの表示権限を持っていない場合、そのオブジェクトは検索結果から除外されます。
注:
- Box Utilitiesは、現在表示中のSalesforceレコードを自動的に検出します。
- レコードレベルのBoxフォルダは、必要に応じて、自動的に作成されます。
- ユーザー個人の [My Salesforce Box Notes (私のSalesforce Box Notes)] フォルダは、レコード以外のページから初めてBox Utilitiesコンポーネントにアクセスしたときに自動的に作成されます。
- 今後BoxがリリースするBox Utilitiesの機能は、Box Utilitiesが有効になっているすべてのLightningアプリで利用可能になります。
Box Utilitiesの設定が完了すると、ユーザーはSalesforceから直接Box Notesを作成および管理できます。 メモの作成、個人用のメモの使用、メモとSalesforceレコードの関連付けについては、Using Box Utility in Salesforce (英語) を参照してください。