レポートには、日時データが含まれる場合があります。 レポート内の時刻にはタイムゾーンが反映されており、レポートのタイムゾーンは協定世界時 (UTC) または現地時間のいずれかになります。この場合の「現地時間」とは、レポートを実行した管理者またはレポートのスケジュールを設定した管理者のタイムゾーンを指します。
レポートに複数の日時フィールドが含まれている場合、これらはすべて、レポート全体でUTCまたは現地時間のいずれかになります。 同じレポート内に、UTCを使用した日時データと現地時間を使用した日時データが存在することはありません。 レポートで使用されるタイムゾーンの種類を確認するには、各レポートに関するトピックを参照してください。
レポートのデータを分析する際に、日付や時刻がイベントの発生場所の時刻に対応しない可能性があることを理解する必要があるため、タイムゾーンを把握しておくことは重要です。
この点を説明する極端な例として、 ロサンゼルス (太平洋標準時) で大晦日のイベントに従事しているイベント企画会社のケースを取り上げます。 出席者のリストは、現地のイベントコーディネータが確定し、イベントの主催者が承認して、現地時間午後8時16分にイベントのフォルダにアップロードされています。 翌営業日に、イベントの主催者から、なぜリストに記載されているのに承認されていない人がいるのかを問い合わせる電話がかかってきました。 [フォルダとファイル] レポートを実行したところ、最終的なリストは1月1日午前3時16分にアップロードされたことが判明しました。 この日時は、操作を実行したユーザーの現地時間 (太平洋標準時) に変換する必要があるため、この点を踏まえてイベントの主催者と共有することで問題を解決できます。